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NIOは、ドイツのミュンヘンで車両をデザインし、米国のシリコンバレーでソフトウエアのプログラミングを開発、中国で生産する事業モデルをとる。生産では、中国の自動車メーカー、安徽江淮汽車(JAC)と協力している。
『ウェルト』紙によると、ミュンヘンでは現在、従業員150人が車両デザインに従事している。李社長は同紙に対し、「ミュンヘンでは世界29カ国の従業員が勤務しており、平均年齢は34歳」と説明している。また、ドイツにデザイン拠点を置く理由については、「中国ではドイツ車の品質の高さやデザインの良さが高く評価されている」とコメントした。
李社長は米国のEV新興企業ファラデー・フューチャーが資金難に陥ったことに関しては、「ファラデー・フューチャーの投資家は少数に限られていたが、弊社は50を超える長期的視野と専門知識を持った投資家で構成されており、我々の資本構造はずっと安定している」と強調した。
NIOには、中国のインターネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)などが出資している。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]