独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車大手アウディは9日の年次総会で、純粋な電気自動車およびプラグインハイブリッド車のラインナップを拡大し、2025年の電気駆動車の販売台数で約80万台を目指す計画を発表した。



アウディは、同ブランド初の純粋な電気自動車の量産モデルとなる SUV「e トロン」を 8月30日にブリュッセルで世界初公開する予定。2019年には、2番目の純粋な電気自動車となる SUV クーペ「e トロン・スポーツバック」を発売する。続いて2020年には、アウディ・スポーツから、 グループブランドであるポルシェのプラットフォームをベースにしたスポーツカー「e トロン GT」のほか、コンパクトカーの電気自動車も発売する計画。


2018年は、20モデル以上を市場投入する。上級モデルでは、2017年末に市場投入した「A8」、2018年3月に発売した「A7」に続き、今年半ばには「A6」を発売する計画。年内に市場投入する SUV「Q8」と「e トロン」も上級モデルの販売強化を後押しする。

SUV モデルは、先行モデルのない新型車「Q4」も含め、2019年までに11モデルを新たに市場投入する計画。


アウディはこのほか、デジタルサービスで2025年までに、顧客ポータル「マイ・アウディ」の営業利益で年10億ユーロの確保を目指す方針も明らかにした。


[提供元/FBC Business Consulting GmbH]


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情報提供元: CL
記事名:「 独アウディ、電気駆動車の販売を25年に約80万台に