これまで、過去に所有していたクルマや、タッチの差で買い逃したクルマと街中、あるいはインターネット上で偶然見つけたことはありませんか?大切に乗られているならまだしも、これが解体屋にひっそりと佇んでいる場面に遭遇したら…。それはそれでツライものがあります。



▲小圷さんが溺愛する1968年式ダットサン ブルーバード 1600 SSS(P510型)

今回のオーナーさんは、若いときに手に入れたクルマをもう1度乗ろうと決意し、その想いを実現した方です。しかし、1度手放したクルマをふたたび手に入れるということは、そうたやすいことではないようです。


── オーナー紹介&どんな仕事をされているのですか?



▲オーナーの小圷 邦明さん

高校を卒業後、トヨタのディーラーにメカニックとして勤務していました。現在は、長距離トラックのドライバーとして、関東〜中京エリアおよび関西エリアまでお米を運んでいます。


── お仕事はどのような流れで行っているのですか?



▲ダットサンの純正ステアリングを残しつつ、シフトノブやスピーカーなど、小圷さん好みにモディファイされた内容

昼間は積み込みなどの仕事をしたあと、夕方くらいに関東を出発して、翌朝に現地に到着。そこで再び荷物を積み込んで、関東まで戻ってくるという流れです。


── オススメのSAがあるそうですね



▲この日はイベント参加を兼ねた取材ということで、クルマ好きが感じられるファッションで登場してくれた小圷さん

東名高速道路牧ノ原SA(上り)の焼肉や豚トロ定食が美味しくてお気に入りです。トラック用のフロアはご飯と豚汁がおかわり自由なんです。もちろん、一般の方も入れますよ。


── 現在の愛車を手に入れたきっかけを教えてください



21才のときに1台目のブルーバード(P510型)を手に入れたのですが、結婚を機に手放しました。でも、もう1度乗りたくなって、ずっと程度のよい個体を探していました。そんなある日、九州にある専門店で良さそうな個体を見つけ、すぐさまショップに連絡。しかし、そのときにはすでに売約済みとのことでした…。あとで分かったことなんですが、私が住んでいる隣の県の方が購入したそうなんです。近県のオーナーさんのところに嫁いだとはいえ、見掛けたことは1度もありませんでした。



▲リアの”Bluebird”と”1600SSS”のエンブレムが誇らしげです

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情報提供元: CL
記事名:「 若い頃の憧れを再び!「ダットサン ブルーバード 1600 SSS(P510型)」オーナー、小圷 邦明さんにインタビュー