仕事柄「愛車を取材して欲しいです。基準とか条件みたいなものはあるんですか?」と聞かれることがあります。


確かに、何らかの基準や条件はあると思います。実際にこの仕事をしていて感じることは、取材する媒体や企画などで変わるので「これだ!」といい切れるものはないように思います。



ただ、そのなかでも少しでも確率を上げる方法はあります。自分の愛車を取材して欲しい、何らかの記念にしたい…等々、そんな思いを持っている方の参考になればと思います。


1.必ずしも、限定車や希少車が鉄板というわけではない



確かに、限定車や貴重なクルマが記事になりやすいのことは確かです。しかし、意外に思われるかもしれませんが、取材対象車が必ずしも限定車や希少車である必要はありません。例えば「人気のあるクルマだけど、選ぶ人がほとんどいなかった希少色」も充分に取材対象となります。あとは(あまりよい表現ではありませんが)不人気車にも需要があります。「不人気車=あまり売れなかった」わけです。発売が10年早かったクルマを取材したいとき、思わぬ形でスポットライトを浴びる可能性もあります。


2.イベント会場やオフ会などで取材依頼が掛かりやすくなるには?



各自動車媒体や記事を寄稿するライターさんがクルマのイベント会場に足を運び、取材活動を行っているケースがよくあります(もちろん、筆者も行っています)。そこで、実体験を基に、どうすれば取材される確率があがるのか?その方法をまとめてみました。


●あらかじめナンバーを隠しておく

撮影したクルマを記事にする場合、ほとんどのケースでナンバープレートを隠す処理を行っています。「ナンバーを隠さずそのまま公開してもいいのでは?」といったコメントが寄せられることもありますが、オーナーさんへの配慮(多くの方が心情的に自分の愛車のナンバーを公開してほしくないであろうという前提で)もあり、隠すことが暗黙のルールになっている現状があります。



しかし、取材日から公開日まであまり時間がないケースも少なくありません。何十台も取材した場合、1台ずつナンバーを隠す作業だけでも結構な時間が掛かります。そこで、オーナーさんが自ら作成したナンバープレートカバーがあるだけで本当にありがたい…というのが、(怒られそうですが)実は本音だったりします。


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情報提供元: CL
記事名:「 愛車を取材して欲しい方に知って欲しい5つのこと