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ボクはこれまでランボルギーニと名のつくクルマを二台乗ってきた。
その過程おいては、様々な質問を受けることがあったが、中には誤解と思われるものも多い。
ここでは、そんな「世間に誤解されている」ランボルギーニの認識、そして事実との相違をお伝えしたい。
世間では、ランボルギーニはものすごくうるさいと認識されている。
この「うるさい」と認識される理由としては、昔のランボルギーニの「爆音」のイメージ、そして現行モデルにおいても改造されたランボルギーニの動画が広く知られており、むしろ「ノーマルのランボルギーニの音」を知る機会のほうが少ないことが起因しているのかもしれない。
そこで「ランボルギーニはうるさいのか」という問いに対する回答はこうだ。
いかにランボルギーニと言えども、法を守る必要がある。よって規制の範囲内に排気音量が収まっており、「うるさくはない」。
純正エキゾーストシステムで、通常の回転数の範囲内で走行する限りは、周囲を走行する他のクルマとは区別がつくほど大きな音量は出ない。
実際に、ボクのランボルギーニ・ウラカンを見た人のほとんどは、その静かさに驚いている。
ただし、エンジン始動時や高回転時においてはこの限りではない、と言っておく。
さらに比較するクルマによっても印象は異なると思われ、ここではあくまでも「バリバリとうるさいわけではない」と認識してもらえれば幸いである。
現代のランボルギーニに限ってはそんなことはない。
ボクが記録している範囲だと、ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4の燃費はリッター6.7キロ、ランボルギーニ・ウラカンの燃費はリッターあたり6.8キロくらいだ。
大きなエンジンを積むメルセデス・ベンツSクラスやBMW7シリーズ、さらにはAMGやMモデルと比較してもさほど劣るどころか、むしろ「良好な」数字だとボクは考えている。
スポーツカーやスーパーカーは「軽く」作られており、そのため同じ排気量のエンジンを積むセダンやSUVと比べると圧倒的に燃費はいい。