欧州自動車工業会(ACEA)は14日、欧州連合(EU)(マルタを除く27カ国)の2017年11月の新車販売(登録)台数が121万6,702台となり、前年同月に比べ5.9%増加したと発表した。11月は前年同月に比べ営業日が1日多かったことが増加の主因。1~11月の累計は、前年同期比4.1%増の1,404万7,460台となった。



主要国の11月の登録台数は、スペイン(12.4%増)、フランス(10.3%増)が2ケタ増、ドイツ(9.4%増)、イタリア(6.8%増)も前年同月を上回った。英国は11.2%減と、8月連続の減少となった。



11月のメーカー別登録台数は、最大手のフォルクスワーゲン(VW)グループが前年同月比5.5%増の29万9,009台を確保した。2位のPSAグループは、GMから買収したオペル・ボクソールが加わった影響で83.3%の増加となった。3位のルノー・グループも10.1%増と好調だった。



日本勢では、トヨタ・グループ(12.3%増)、スズキ(25.5%増)、マツダ(15.9%増)が2ケタ増となった一方、三菱自(6.5%減)、日産(4.8%減)、ホンダ(3.0%減)は前年同月を下回っている。


[提供元/FBC Business Consulting GmbH]


あわせて読みたいオススメ記事

情報提供元: CL
記事名:「 EU新車販売、2017年11月は5.9%増加