端的に言うと、欲しいけれど、この景色を記録しておけば…という意味のほうが強いだろうか。そんな風に思うわけです。


最近は物騒ですね。なんだか高速道路で通せん坊され、絡まれて後ろからクルマが突っ込んできて死亡事故だなんて、とてもやりきれないニュースです。そういうことに対抗するため、ドライブレコーダーを装備しておくことは確かに大事かもしれません。



しかしながら、それだけのため、というよりは、さらに普段から車窓の風景を記録して置いたらいいだろうな、と前から思っていたところでした。初めて走る道。切通しを抜けたら突如眼前に青々とした海が広がるなどという道は、実は日本中のあちこちにあるものです。


しかし「こんなきれいな場所なら、またしばらく走ったらいい景色の場所出てくるかな」と思うと、なかなかそういうところに遭遇しなかったりするものです。そんな時もドライブレコーダーあったら車窓の風景も見逃さないのではないか?そんな風に思うのです。



また突然現れるのは風光明美な風景だけではありません。広島市に入るところですれ違った我が家が乗っていたのと同じ色のマツダ エチュード。もう3年も前のことですが今でも忘れられません。希少なクルマとすれ違ったのも、気づいた時には時すでに遅し、ということもあります。


あと、建物の看板、その土地土地ならではの特徴ある車窓の風景。地方国道に並走するローカル線の車両など撮影できないけれどアレを確認したいなあという瞬間は案外多いものです。そうしたものを見返すものとしてドライブレコーダーを利用したい、そんな風に思うわけです。



しかし少し落ち着いてこの考えをまとめ、また振り返ってみると、実は根は同じだということに気づかされます。というのも、クルマは急には止まれないということ。また危険も絶景も突如訪れるということ。


そんなに高いものではないし、真剣に購入しようか検討中であります。


[ライター/画像 中込健太郎]


あわせて読みたいオススメ記事

情報提供元: CL
記事名:「 果たしていま、愛車にドライブレコーダーは必要なのか?