去る10月28日より一般公開となった第45回東京モーターショー。CLでは10月25日および26日に開催されたプレスデーに参加し、その模様を取材してまいりました。現時点で、多くの媒体が東京モーターショー関連の記事を配信しており、すでに会場に足を運んだ方もいらっしゃると思います。筆者の友人や知人たちも、一般公開日初日(10月28日)朝イチから現地入りしていたようで、SNSなどにその模様をアップしていました。ある日、クルマ好きの友人や知人にいわれたことがあります。


「いいよな江上は。仕事でモーターショー行けるんだから。しかも、タダで。」



気持ちはよく分かります。この仕事を始めるまでは筆者もそうでした。事実、いち早くモーターショー会場に足を運ぶことができますし、取材が目的なので(ちょっと野暮な話しですが)入場料や駐車料金も掛かりません。しかし、かつて早朝に家を出て、モーターショー会場へ足を踏み入れ、どこかのブースで手に入れた紙袋が破けんばかりに各メーカーのパンフレットを集めていた筆者が、いつの間にか仕事として取材するようになってふと思ったことがあります。


今回「もしかしたら、一般日に観た方が楽しいかも…。」ということに改めて気づかされたように思います。



決して、取材が「ツマラナイ」とか「メンドクサイ」というわけではありません。筆者を含め、プレスデーの日にモーターショー会場を訪れている人の大半が取材目的です。つまり「仕事」です。このように、取材した内容を何らかの形にする必要があります。


限られた時間のなかで「撮れ高」を確保するために、モーターショー会場をくまなく動きまわる必要があります。「●●●のブースは遠いから行かなくてもいいや」では済まされません。それよりは、気のあう友人や知人たちと「あーでもないこーでもない」と話しながら会場を観てまわり、帰り道でどこかの飲食店に立ち寄り、反省会と称してクルマ談義した方がモーターショーを楽しめるように思います。


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情報提供元: CL
記事名:「 プレスデーは「静かなる戦場」だ!第45回東京モーターショー2017裏話レポート