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「ランボルギーニ・デイ」とは、文字通りその一日がランボルギーニで埋め尽くされた祭典だ。
日中はメディア向けのイベントやランボルギーニ・オーナーによるパレードランが行われ、クラシックランボルギーニの美しさを競うコンクール・デレガンスも開催された。
夕方からはオーナーを前にして、ランボルギーニ社CEO、ステファノ・ドメニカリ氏によるスピーチとパーティーも行われる、という豪華なイベントだ。
今回、ボクはメディア関係者としてではなく、いち「ランボルギーニ・オーナー」としての参加である。
会場となる東京プリンスホテルに到着したのは午後5時頃であったが、駐車場にはところ狭しとコンクール・デレガンスに参加する車両が並んでいた。
そして日が暮れるころになると、パレードに参加していたランボルギーニたちが続々と会場に戻ってきて華を添え、大いに盛り上がる。
そんなランボルギーニ・デイだが、開催されたのは昨年(2016年)が第一回目だ。
2016年はランボルギーニ創業者であるフェルッチョ・ランボルギーニ生誕100周年にあたり、ランボルギーニのアイコンともいえる「ミウラ」が発表された50周年という記念すべき年でもあった。
それらを祝うために世界中で記念イベントが開催されたのだが、日本における祝賀イベントという位置づけが「ランボルギーニ・デイ2016」だった。
ランボルギーニと双璧をなすフェラーリは、年次イベントをオフィシャルにて開催している。しかし現在ランボルギーニにおいてはそういったイベントはこの「ランボルギーニ・デイ」だけだ。
スクーデリア・フェラーリから移籍してきたランボルギーニの新CEO、ステファノ・ドメニカリ氏(2016年3月にCEOへ就任)は、フェラーリファンがフェラーリに対して持つのと同様の情熱や忠誠心を、昨年のランボルギーニ・デイで感じたのは間違いないだろう。