独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は、米国でVWブランドから、米電気自動車メーカーのテスラに対抗するモデルを市場投入する計画だ。VWグループのヘルベルト・ディース取締役(VWブランド担当)が独業界紙『オートモビルボッヘ』に明らかにした。



ディース取締役は同紙に対し、テスラは当初、高級車に限定した事業モデルを展開していたが、最近では量産モデルにも進出してきていると説明、将来の競争においては、トヨタや現代自動車よりも、テスラに強く焦点を当てている、と明らかにした。

『オートモビルボッヘ』紙によると、当該モデルはテスラの「モデル3」と「モデルS」の中間に位置し、2021年に発売するもよう。


また、VWの内部向けのプレゼン資料では、「I.D.」シリーズから発売する新しい電気自動車として「I.D.Lounge」と「I.D.AEROe」の2モデルが示されており、米国だけでなく、中国市場でも販売する計画があると報じている。


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情報提供元: CL
記事名:「 VW、テスラに対抗する電気自動車の開発を計画