1970年代のラリー界を席巻したランチア ストラトスHF。このHFは、「High Fidelity」の頭文字を取ったものと言われています。


あのフェラーリ ディーノと同じエンジンを心臓に持つランチア ストラトスHFは、1972年末からラリー世界選手権に実戦投入されました。ミッドシップ・横置きにエンジンを搭載し、前後のホイールベースが極端に短く設計されたストラトスは、その特性を活かして1974年〜76にかけてワールド・ラリー・チャンピオンシップを獲得しました。


しかし、高額な車両本体価格の影響なのか、1972年から75年までの生産台数は492台のみ。現存する個体はさらに数がしぼられることが容易に推測できます。


そんな希少車であるランチア ストラトスHFにはレプリカモデルが造られました。今回のオーナーは、そのレプリカモデル「ホークHF2000」を所有し、Anyca(以下、エニカ)に登録されていらっしゃるそうです。


ランチア ストラトスHFのレプリカモデルといえども、貴重なクルマであることに変わりはありません。それほど貴重なクルマをなぜエニカに登録してみようと思ったのか?実際に登録してみたメリット/デメリットはどのような点なのか、取材を試みました。


・オーナープロフィール

お名前:tommyさん

年齢:40代

性別:男性

職業: 自営業

居住地:東京都

愛車:ホークHF2000(ランチア ストラトスHFのキットカー)

URL:https://anyca.net/car/13461


エニカに登録しようと思ったきっかけを教えていただけますか?



登録させていただいたのは確かサービスが開始された年(2015年)だったと思います。


エニカ自体、まだどんなものなのかもわからない頃ではありましたけれど、面白い取り組みだなと思ったのがきっかけですね。


それと、このホークは2台目なんですが、やはり普通のクルマではないんですよ。ちょっと乗って近場ドライブしても、それが冒険になるような…、日常とは違うところに行ってくれる体験ができるので、この種のクルマが好きな方と同じ思いを共有できたら面白いかな、と考えたんです。


これまで乗り継いでこられた愛車遍歴を教えていただけますか?



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情報提供元: CL
記事名:「 逃して後悔するなら、手に入れて後悔したい。ランチア ストラトスHFのキットカー、ホークHF2000をカーシェアしてしまうオーナーとは?