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まず印象として、黒いボディは漆黒と言うのとは違う、輝かしく華やかさを放ちます。左ハンドルのドイツ仕様だという、内田さんのもとにこのジャガーが納車されたのは今年だということでした。
「このクルマが納車されたのは7月1日の事でした。なんといってもスタイリングは観る者を圧倒しますね。そして12気筒のしずしずとしたトルクフルなライド感はやはり何物にも代えがたい価値があると思います。また英国調の内装、飛ばしたときもスポーティなのが魅力的ですね。」
内田さんにお話を伺うと、矢継ぎ早に魅力が語られ始めます。いかにこのクルマを気に入っているかよくわかります。
インタビューの途中、気が付くと雨は上がっていました。コンバーティブルはもちろん屋根を開けてこそという意見もあるでしょう。しかし、このコンバーティブルはドロップヘッドクーペと言いたくなるほど均整の取れたクローズドでのアピアランスを誇ります。
その華のある屋根を閉じたままのコンバーティブルジャガー。雨だれの残るさまもなんとも絵になり、いつまでも佇んで眺めていたくなるようでした。
普段はIT関連のお仕事をされている内田さん。そのファッションにもとても気を遣う方です。
「もともとはファッションの仕事をしていました。ファッション、装うことは相手に対するギフトだと考えています。本当は何にも優先して気遣った方がいいと思うのです。」
そんなコメントをいただいて、いつもそのあたりにあるものを適当にはおって最近では無精ひげもそのまま、ということも少なくない小生。少し反省させられたほどでした。
ジャガーの前は、BMW335Ciカブリオレに乗っていたという内田さんにクルマに求める条件を伺いました。