カーリースの審査とは？ローン審査との違いや審査基準と対策について徹底解説
カーリースは月々定額の料金を支払って新車に乗れることから、車のサブスクともいわれています。ローンで購入するよりも手軽に車を利用できますが、利用には審査があります。
車を借りるのになぜ審査が必要なのか、審査はカーローンと違いがあるのかなど、カーリースの審査について、審査で見られる項目や審査対策と併せて解説します。
- カーリースの審査では支払い能力や信用性がチェックされる傾向がある
- カーリースの審査に通らない場合は連帯保証人をつける、頭金を支払うなどの対策がある
- リース会社によって審査難度も変わるため、カーリース会社選びも審査対策として重要
カーリースの審査とは？カーローン審査との違い
カーリースは、毎月利用料金を支払って、一定期間車を借りるサービスなので、一般的なサブスクサービスと同様に審査は不要に思えます。しかし実際には、契約前に審査を受けなければなりません。
なぜ審査が必要なのか、カーローン審査と違いはあるのか、見ていきましょう。
カーリースに審査が必要な理由
カーリースはお金ではなく車を借りるサービスですが、契約者専用の車を用意するために、リース会社が契約者に代わって車を購入します。月額料金にはその代金が含まれ、また、契約年数も長期にわたるのが一般的です。
そのため、月々の料金を支払い続けられる安定した収入があるか、また、途中で返済が滞るようなことはないかといったことを見極めるために、契約前に審査を行います。
なお、車の購入資金を貸し付けるカーローンも、カーリースと同様に、申込者の支払い・返済能力や社会的信用性を審査で確認して、利用の可否を判断しています。
カーローン審査との違い
カーリースもカーローンも、審査では申込者の返済能力や社会的信用性を確認していることから、審査内容は大きく変わらないといわれています。
とはいえ、カーリースは残価設定などによりカーローンよりも審査対象の金額を抑えやすいことで、審査のハードルは下がる傾向があります。
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カーリースの審査で見られる項目5つ
カーリースの審査では、申込者の支払い能力や社会的信用性を見極めるために、おもに下記の項目がチェックされます。
- 年齢
- 年収
- 雇用形態
- 勤続年数
- 借入状況
など
一般的に、リース会社ごとに基準を設けて、こうした項目を総合的に見て利用の可否を判断しているといわれています。各項目の内容について、審査基準の目安とともに見ていきましょう。
年齢
支払い能力の有無に加え、運動能力におけるリスクから、カーリースの申込みには年齢制限が設けられていることがほとんどです。
一般的に「申込み時点で18歳以上、75歳以下」としているカーリースが多く、中には「契約満了時に75歳未満」など、契約満了時の年齢を制限対象としているカーリースもあります。万一、年齢が条件を満たさない場合は申込みができないので、事前によく確認しましょう。
なお、18歳から申し込めるカーリースでも、20歳未満の場合は、契約にあたり連帯保証人が必要なケースもあります。
年収
年収は、支払い能力を判断するための重要な項目です。一般的に「年収200万円以下だと審査に通らない」といわれますが、実際には、年収そのものよりも、収入と利用料金のバランスが重視される傾向があり、年収200万円以下でもカーリースを契約できたという事例は少なくありません。
なお、収支のバランスを判断するため指標となるのが、「返済負担率」です。これは、すでにあるローンやキャッシングなどの年間の返済額、さらに今回のカーリースの年間の利用料金を加えた金額が、年収に対してどのくらいの割合かを示したものです。
返済負担率が30～35％を大きく超えると、収支のバランスが悪く、遅延や延滞のリスクがあるとみなされ、審査に通りにくくなる傾向があります。
雇用形態
雇用形態は、支払い能力、特に収入の安定性の点で審査の際にチェックされるといわれています。一般的に、アルバイトや派遣社員など非雇用形態の方より、公務員や大企業の正社員のほうが審査に有利になる傾向があります。
勤続年数
勤続年数も収入の安定性の点で重要視されます。年収がいくら高くても、勤続年数が短すぎると審査に落ちてしまう場合があります。目安は1年以上、なお、3年以上だと望ましいとされています。
就職や転職したばかりの方は、少なくとも1年以上待ってから審査に臨むといいでしょう。
借入状況
カーリースでは、ローンやキャッシングなどの借入状況もチェックされます。返済負担率の点で考えても、すでに多額の借入れがあると審査に通りにくくなるといえます。
なお、それぞれは少額でも、複数から借入れがある場合もお金に困った状況にあるとみなされやすく、審査に落ちてしまうケースもあります。
カーリースの審査は通りやすい？
カーリースはその特徴から、カーローンより審査に通りやすい傾向があるとされています。
カーリースでは、契約満了時の車の下取り価格である「残価」をあらかじめ設定し、車両本体価格から差し引いて利用料金を算出しています。そのため、カーローンに比べて「残価」のぶんだけ審査対象となる金額を抑えやすくなります。
また、カーリースもカーローンも、契約年数にわたって分割で支払い・返済をしていきますが、カーローンの契約年数は一般的に5～7年ほどであるのに対し、カーリースでは最長11年まで契約できることから、月々の支払いを抑えられるといった特徴があります。
月額料金が安いほど年間負担率を下げられるため、審査のハードルも下がる傾向があります。
実際に、カーローンの審査に落ちたものの、カーリースで新車に乗れた方は少なくありません。
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カーリースの審査に通るためにやれること
比較的、審査のハードルが低い傾向があるカーリースですが、必ず審査にパスできるわけではありません。特に、審査のポイントとなる支払い能力や社会的信用性について不安がある方は、下記のような対策をとっておくといいでしょう。
安いカーリース会社を選ぶ
カーリースの料金はサービス会社によって異なり、一般的に料金の安いカーリースほど審査に通りやすい傾向があります。各社の料金を比較したうえで、月額料金が安いカーリースを選ぶといいでしょう。
その際、注意したいのは、カーリースの中には「ボーナス払いあり」で月額料金を下げているサービスもあることです。「ボーナス払いあり」のプランは、年に2回のボーナス月に限っては支払いが高額になり、結果、「ボーナス払いなし」の場合より年間の支払い総額が大きくなってしまうこともあります。
料金については、年間の総額を算出して比較するといいでしょう。
希望する車種のグレードを下げる
返済負担率の点でいえば、年間の利用料金を抑えるほど、審査に通りやすくなると考えられます。その年間の利用料金を抑えるための方法のひとつが、車のグレードを下げることです。
例えば、人気の軽自動車ホンダ「N BOX」を定額カルモくんで11年契約する場合、一番高いグレードの「４WD・N-BOX CUSTOM ターボ（コーディネートスタイル）」の年間の利用料金は31万9,896円～（月々26,658円～）です。一番安いグレードの「２WD・N BOX」にすると年間23万3,040円～（月々19,420円～）になり、年間で80,000円以上抑えることができます。
長期の契約を結ぶ
カーリースの料金システムの特徴から、契約期間が長くなるほど、年間の利用料金が安くなる傾向があります。
なお、定額カルモくんでホンダ「N BOX」の一番安いグレード「２WD・N BOX」を契約する場合、５年契約では年間38万2,920円（月額31,910円）ですが、11年契約なら年間23万3,040円（月額19,420円）と、大きく料金を抑えられます。
ただし、カーリースでは中途解約が原則できず、やむを得ず解約した場合は違約金などが発生する可能性もあります。契約期間を設定する際は事前によく検討するようにしましょう。
信用情報を確認する
カーリースでは信用情報もチェックされます。信用情報とは、ローンやクレジットカードの支払い状況などを記録した個人情報で、カーリースに限らずさまざまな審査の際に参照されます。もし、信用情報に支払いの遅延や延滞の記録があったり、債務整理などをした履歴が残っている、いわゆる「ブラックリスト」に載っている状態だったりすると、審査に通るのが難しくなります。
なお、この信用情報は、信用情報機関に情報開示請求することでチェックできるため、心当たりのある方は確認しておくようにしましょう。信用情報にネガティブな記録がある場合は「情報がクリアになるまで一定期間待つ」「保証人を立てる」などの方法を検討しましょう。
すでにあるローンを完済する
カーリースの申込み時に返済中の借入れがある場合は、返済負担率の点などから審査に影響をおよぼす可能性が高いため、もし貯蓄に余裕があるようなら事前に完済しておくといいでしょう。
なお、完済が難しい場合は、繰上返済を検討してみましょう。利息負担ぶんを抑えられるケースもあります。
もしもカーリースの審査に落ちてしまったら
審査に落ちた場合は、なぜ落ちたのかを自分なりに分析し、対策をしたうえで再審査を受ける、もしくは別の契約方法をとるようにしましょう。
なお、審査に申し込んだ履歴も信用情報に残ります。そのため、一般的にローンでは１～３ヵ月のあいだに３社以上の申込みをすると、「申込みブラック」と呼ばれ、審査に通りにくくなるケースもあります。カーリースでも同じことが考えられますので、注意しましょう。
頭金を入れる
カーリースは一般的に頭金なしで利用できますが、中にはカーローンのように頭金を設定することができるカーリースもあります。頭金を入れると、そのぶん月額料金や年間の支払い総額を抑えることができ、審査のハードルを下げやすくなると考えられます。
連帯保証人・保証会社に頼る
収入が低かったり、不安定であったりした場合、連帯保証人をつけるようにカーリース会社より提案されることがあります。連帯保証人は、契約者が支払い不可能になった際に、契約者に代わって債務を負う人のことで、連帯保証人を付帯することで審査に通りやすくなります。
なお、連帯保証人ではなく、保証会社を利用することで契約が可能になるケースもあります。
連帯保証人や保証会社で審査に通る可能性がある場合は、カーリース会社がその旨を連絡してきてくれるのが一般的です。
家族に申し込んでもらう
親や配偶者など、審査に通りやすい方に、家族で共有する「ファミリーカー」として契約してもらい、自身は「使用者」としてその車を運転するという方法も可能です。
ただその場合、契約者がその車をメインで利用することが前提になります。契約者がまったく運転せず、形式上、契約しただけというケースは、「名義貸し」と呼ばれ、刑法上の罰則行為にあたります。絶対に行ってはいけません。
カーリースの審査を受ける方におすすめのサービス
審査に不安がある方には、年間の支払い料金を安く抑えやすいカーリース会社がおすすめです。たとえば業界最安水準*で人気の「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、ボーナス払いなしでも月々12,490円から新車に乗ることが可能です。
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審査が不安な方に定額カルモくんがおすすめの理由
定額カルモくんでは契約期間を1～11年のあいだから1年単位で柔軟に選ぶことができるので、予算や利用状況に合わせながら審査対象の金額を抑えられるのが特徴です。月額料金には、自動車税（種別割）や自賠責保険料などが含まれ、オプションプランをつければ、車検代などの維持費も定額化できるので、自己負担がかさむ心配もありません。
また、連帯保証人をつければ審査通過脳可能性がある場合は案内があり、その際、連帯保証人をお願いできる人がいない場合などは、保証会社を紹介してもらうこともできます。
なお、7年以上の契約では走行距離制限が無制限になり、契約満了時に車をもらうことも可能。安くても充実したカーライフが送れる独自サービスがそろっているのもポイントです。
実際に定額カルモくんを利用している方の口コミ
カーローンやほかのカーリースの審査に落ちてしまったものの、定額カルモくんならば利用できたという方も多くいらっしゃいます。実際の利用者の声を見ていきましょう。
カーリースを検討したのは、車のローンに通らなかったから。カーリースにもいろいろあって、調べていくと審査の難度も違うことがわかり、最終的に、審査に通るかもしれないといわれた定額カルモくんに申込みを決めました。不明点について問い合わせた際のスタッフの方の受け答えがクリアだったのも、定額カルモくんに決めた理由です。無事、審査に通り、「買うならばこれだ」と決めていた車種の新車に乗れて満足しています。
過去に車のローン審査に落ちたことがあり、自分にはローンは難しいのだろうと思っていました。そんなときに知り合いに相談したら、カーリースをすすめられ、定額カルモくんで審査を受けることに。無事に通ってホッとしました。以前は中古車を利用していましたが、今回は、新車！ また、カーリースにしたことで固定費が増えたという感じはなく、ずっと同じ金額を支払えばいいので無理なくカーライフを送れています。
過去、複数回、車のローン審査を受けても通らず、カーリースの審査も同じように難しいだろうと思っていました。でも、定額カルモくんに相談したら、担当者から「審査を受けてみましょうよ」と。結果は無事通過。還暦を過ぎ、好きな車に乗ることを思いっきり楽しみたいと思っていたので、とてもうれしかったです。維持費なども利用料金にコミコミにできて毎月定額なので、大きな出費の不安がないのもいいですね。
3人とも、おもに審査の通りやすさに魅力を感じて定額カルモくんに申し込み、無事に審査に通って乗りたかった車種の新車に乗ることができています。
維持費を月額料金に含めて定額化できることなど、カーリースならではの仕組みもそれぞれの生活スタイルにマッチしており、安心してカーライフを満喫している様子が伺えます。
定額カルモくんなら月々10,000円台でこんな車種に乗れる
定額カルモくんは、月々10,000円台から乗れる新車が豊富にそろっています。具体的にどのような車種に月々いくらで乗れるのか、見ていきましょう。
ダイハツ「ミライース」 12,490 円～
とにかく月額料金を抑えたい方におすすめなのが、ダイハツ「ミライース」です。定額カルモくんの場合、最安で月額 12,490 円からミライースの新車に乗ることができます。
１Lあたり25kmと低燃費で走りも軽やか。軽自動車の中でも特に小回りが利き、デイリーに乗りやすい１台です。
スズキ「アルト」 13,700 円～
スズキ「アルト」は親しみやすいデザインのコンパクトカー。定額カルモくんでは最安で月額 13,700 円から乗ることができます。
低燃費なうえ、コンパクトだから運転もしやすく、また、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートや６エアバックを標準装備と、安全性能も充実。年齢を問わずおすすめの1台です。
ホンダ「N BOX」 19,200 円～
軽自動車販売台数でトップを誇ってきたホンダ「N BOX」も、定額カルモくんなら11年契約で月々10,000円台からの利用が可能です。
安定感のある走りで、運転席からの視認性も良く、ホンダの最新技術を駆使した予防・安全性能も完備。また、室内空間の広さもポイントで、快適なドライブを楽しめます。
なお、定額カルモくんでは、そのほか20車種以上の車に月額10,000円台から乗ることができます。さっそくラインナップを下記のバナーからチェックしてみましょう。
定額カルモくんなら「お試し審査」も受けられる
定額カルモくんでは、車種やプランが決まっていなくても、あらかじめ審査に通るか確認できる「お試し審査」を用意しています。
「お試し審査」では、まず、最安の仮の車種で審査に通るかを試し、結果に基づいて、車種やオプションなどを変更することが可能。申込みはオンラインから5分ほどで完了し、結果は最短翌営業日にわかります。
なお、定額カルモくんには車やカーリースの事情に詳しいマイカーコンシェルジュが在籍しており、お試し審査を基に、自分に合ったプランを無料で提案してもらうことも可能です。
本契約前ならば無料でキャンセルできるのも「お試し審査」の魅力。ほかのカーリースと比較検討しながら、とりあえず審査に通るか試しておくこともできます。下記のボタンより気軽に試してみましょう。
審査対策をしっかり行い、カーリースで憧れの新車に乗ろう！
カーリースの審査ではどのような項目が見られ、どのような点が審査に影響するかを知っておくと、審査対策がしやすくなります。また、審査に落ちてしまった場合もしっかりと対処することで、車に乗れる可能性は十分あるでしょう。
定額カルモくんは、業界最安水準*のカーリースで、審査に不安のある方にもおすすめのサービスです。「お試し審査」では、審査に通るかをあらかじめ知ることができるので、ぜひ活用してみましょう。
*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
よくある質問
Q1：カーリースの審査の基準や内容は？
A：カーリースの審査基準や審査内容はリース会社によって異なり、一般に公開されていません。ただし、カーリースは長期契約になるため、申込者の支払い能力や社会的信用性がチェックされると考えられます。具体的には、申請した年齢や現在の年収、職業、雇用形態、勤続年数などの情報、また、信用情報などを基に、総合的に審査されるといわれています。
Q2：カーリースの審査に通らないおもな理由は？
A：「年収に対して年間の利用料金が高すぎる」「収入が不安定安」「信用情報にネガティブな記録がある」などがよくある理由です。さらに、勤続年数が短い場合も、支払い能力の点から不安視されやすく、カーリースの審査に通りにくい要因になります。
Q3：カーリースの審査に通らない場合のおすすめの対処法は？
A：収入と利用料金のバランスが悪い場合は、車のグレードを下げる、頭金を入れるなどの方法で、利用料金を抑えましょう。収入が安定していない方、信用情報にネガティブな記録がある方の場合は、連帯保証人をつけることで審査に通過することがあります。さらに、利用料金の安いカーリース会社に変えてみるのもひとつの対処法です。
※この記事は2024年8月１日時点の情報で制作しています