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ただし、基本的に連続で最長7日間しか契約できないことから、1ヶ月加入する場合には複数回契約を行う必要があります。また、1ヶ月の保険料が15,000円となり、割高になりやすいといえます。本人や配偶者、法人が所有する車では利用できない点にも注意が必要です。
ドライバー保険は他人の車を借りて運転しているときに起こった事故について補償する自動車保険です。多くは自動車保険と同様に1年単位での契約ですが、中には1ヶ月だけ加入できるところもあります。
自分名義でない車を運転するケースで、車の所有者が運転者限定特約を付けていなかったり、家族や配偶者として運転者限定特約の補償範囲に入っていたりする場合に限り、車の所有者の自動車保険を利用することが可能です。
ただし、近年、家族限定特約は廃止される傾向にあり、利用できないことも多くなっています。
ここまでご紹介した3つの方法は、他人の車やレンタカーの場合に利用できる方法でしたが、自分の車では一般的な自動車保険を契約しなければならず、短期だけ契約したい場合はその後、解約することになります。
自動車保険の保険料は月払いか、年払いを選択できることが多く、どちらを選択するかによって節約できる金額が異なってきます。
自動車保険を短期間だけ利用し、その後解約をする場合、いくつか注意点があります。等級の引継ぎや費用に関わってくるので、チェックしておきましょう。
自動車保険を解約する際、中断証明書を発行しておくことで、等級を10年間保存することが可能になり、再契約する際に安い保険料で契約できます。
ただし、海外渡航することが決まっている、廃車や他人への譲渡などの手続きが完了している、車が盗難されて手元にない、など保険会社によってさまざまな条件が設けられています。自分が該当しているかどうかあらかじめ確認しておきましょう。
自動車保険を年払いにして中途解約をする場合、解約返戻金と呼ばれる未経過期間分の保険料が返還されます。解約返戻金は短期率と呼ばれる係数を用いて計算されるため、解約のタイミングがあらかじめわかっている場合にはどのくらいの金額が戻ってくるか、計算しておくといいでしょう。
なお、保険料を月払いにしておけば解約返戻金がないものの、解約後の保険料を支払う必要がありません。年払いで解約返戻金を受け取る場合、短期率によってはわずかな金額しか戻って来ない場合もあるため、基本的に解約することがわかっているなら、月払いにしておくことをおすすめします。
※この記事は、2024年6月時点の情報で制作しています