- 週間ランキング
歩行者や自転車などを検知し、対象と衝突する危険があるとシステムが判断すると警告を発してブレーキアシストを行います。それでも事故が回避できない場合は強力なブレーキを作動させて、衝突事故の回避または被害軽減をサポートする機能です。
現行型では検知対象が車両と歩行者、自転車、自動二輪車にまで広がったことに加え、交差点での衝突回避支援機能も追加されました。交差点右左折時に対向方向からの横断歩行者や自転車を検知すると、警報やブレーキ制御によって支援を行うほか、交差点での出合い頭の事故の回避を支援する機能も搭載しています。
車両に設置された超音波センサーで、進行方向の障害物を検知して音や表示で接近を知らせます。対象との距離が縮まるなど事故の危険があるとシステムが判断する衝突被害軽減ブレーキを作動させ、事故回避や被害の軽減に貢献します。
機能をONにして走行すると、システムが車線やアスファルトと草や土などとの境界を認識し、車線から車が逸脱する危険があると判断すると警告を発します。さらにステアリング操作をアシストしてドライバーに注意喚起することで車線からの逸脱防止をサポートします。
道路標識を認識し、それぞれの標識に応じた適切なタイミングで表示することでドライバーの標識見落とし防止に貢献する機能です。
フレアワゴンでは赤信号の検知機能も搭載しており、赤信号を検知している状態で交差点に進入しようとした場合に警告します。
このほか、先行車の発進、または赤信号が青信号に変わっても停止し続けた際に注意喚起する「発進お知らせ機能」や、蛇行するなどふらつきを検知すると警告する「ふらつき警報機能」、ペダル踏み間違い急発進抑制装置に相当する「誤発進抑制制御(前進時/後退時)」、ハイビームで走行中、必要に応じてロービームに自動で切り替える「ハイビームアシスト機能」などの先進安全技術が全車標準装備です。
上位グレードの「XS」では、パッケージオプションの「セーフティプラスパッケージ」と、「全方位モニター用メモリーナビゲーションパッケージ」の追加が可能です。
セーフティプラスパッケージには、以下の運転支援技術が含まれます。
単眼カメラとミリ波レーダーで先行車を検知し、設定した車間距離を維持しながら加速、減速をシステムがアシストし、停止まで追従します。さらに、カーブの手前で減速する機能やウィンカーと連動して加減速をサポートしスムーズな車線変更をサポートする機能、渋滞時にブレーキペダルから足を離してもブレーキを保持(最長3分間)する機能なども搭載しています。
システムが車線を検知し、車線中央付近から外れて走行しそうな場合はステアリングに力を与えて車線中央付近の走行を維持するようにサポートします。先行車の走行軌跡情報を活用して制御することも可能です。
全方位モニターは、車両の前後にカメラを設置し、対応ナビゲーション画面に車を真上から見下ろしたような映像などさまざまなアングルの映像を映し出して、周囲の安全確認をサポートする機能です。左右から接近する歩行者や車両を検知する機能も搭載しています。
フレアワゴンは普通車にも引けを取らない、充実した先進安全技術を搭載したモデルです。特に上位グレードの「XS」では駐車時などの安全確認をサポートしてくれる機能や、高速道路での運転をサポートしてくれる機能の設定があるので、オプションの追加も積極的に検討することをおすすめします。
A:現行型では、ミリ波レーダーと単眼カメラを検知システムに使用する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」をマツダの軽自動車で初採用し、全車に標準装備しています。デュアルセンサーブレーキサポートIIは、車両や歩行者に加え自転車や自動二輪車の検知に対応していることに加え、交差点での衝突回避支援機能も搭載しています。
A:先述したデュアルセンサーブレーキサポートIIのほか、標識や赤信号を検知する「標識認識機能」、車線から逸脱する危険があると警告しステアリング操作の支援を行う「車線逸脱抑制機能/車線逸脱警報機能」など、多彩な先進安全技術が搭載されています。
A:上位グレードの「XS」は、高速道路での運転をサポートしてくれる機能を含む「セーフティプラスパッケージ」、安全確認を支援する「全方位モニター用メモリーナビゲーションパッケージ」の追加が可能です。
※この記事は2024年1月時点の情報で制作しています