セレナのグレード別の特徴や違いを徹底解説！おすすめは？（2022年～現行モデル）
日産「セレナ」は、ファミリー層を中心に高い人気を誇るロングセラーモデルです。日産の車は全体的な傾向としてグレード数が多く、豊富な選択肢が用意されており、セレナも例外ではありません。グレードごとにそれぞれの特徴や装備が異なるため、違いを理解して選ぶことが大切です。ここでは、セレナのグレードについて詳しくご紹介します。
- セレナには多彩なグレードの選択肢がある
- 2022年11月のフルモデルチェンジ時に最上位グレード「e-POWER LUXION」が新設定された
- セレナのおすすめグレードは「ハイウェイスターV」「e-POWER ハイウェイスターV」
セレナのグレード構成
セレナのグレードは、大きく「X」「XV」に分けられます。また、5ナンバーサイズのノーマルタイプに加え、3ナンバーサイズのエアロ仕様の「ハイウェイスター」が先代から引き続き設定されました。
また、パワートレインは2.0Lガソリンエンジン搭載モデルと「e-POWER」と呼ばれるハイブリッド車があり、e-POWER搭載モデルはグレード名にe-POWERが付きます。
グレードはノーマル対応が「X」「XV」「e-POWER X」「e-POWER XV」、ハイウェイスター系が「ハイウェイスターV」「e-POWER ハイウェイスターV」があり、このほかに現行型で新設された最上位グレード「e-POWER LUXION」もあります。
さらに、カスタマイズカーの「AUTECH」「e-POWER AUTECH」、特別仕様車「ハイウェイスターV Vセレクション」「e-POWER ハイウェイスターV 90周年記念車」の設定があり選択肢はかなり豊富です。
なお、セレナの内装、安全性能については別記事で詳しくご紹介しています。
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セレナのグレードごとの特徴
ここからは、セレナのグレードごとの装備内容の違いを比較していきましょう。
「X」/「e-POWER X」
「XV」/「e-POWER XV」
「ハイウェイスターV」/「e-POWER ハイウェイスターV」
「e-POWER LUXION」
カスタマイズカー「AUTECH」/「e-POWER AUTECH」
特別仕様車「ハイウェイスターV Vセレクション」
特別仕様車「e-POWER ハイウェイスターV 90周年記念車」
〈グレード別比較表〉
| グレード | X/XV e-POWER X/e-POWER XV | ハイウェイスターV e-POWERハイウェイスターV | e-POWER LUXION | AUTECH e-POWER AUTECH |
|---|---|---|---|---|
| パワーユニット | X/XV：2.0Lガソリンエンジン e-POWER X/e-POWER XV：ハイブリッド | ハイウェイスターV：2.0Lガソリン e-POWERハイウェイスターV：ハイブリッド | ハイブリッド | AUTECH：2.0Lガソリンエンジン e-POWER AUTECH：ハイブリッド |
| 駆動方式 | ガソリン車：2WD・4WD ハイブリッド車：2WD | ガソリン車：2WD・4WD ハイブリッド車：2WD | 2WD | ガソリン車：2WD・4WD ハイブリッド車：2WD |
| 乗車定員 | 8名 | 7名 | AUTECH：8名 e-POWER AUTECH：7名 | |
| 燃費 （km/L、WLTCモード） | X 2WD：13.4 XV 2WD：13.0 e-POWER X 2WD：20.6 e-POWER XV 2WD：19.3 X/XV 4WD：11.6 | ハイウェイスターV 2WD：13.0 e-POWERハイウェイスターV 2WD：19.3 ハイウェイスターV 4WD：11.6 | 18.4 | - |
| 全長（mm） | 4,690 | 4,765 | 4,810 | |
| 全幅（mm） | 1,695 | 1,715 | 1,725 | |
| 全高（mm） | 2WD：1,870 4WD：1,895 | 1,885 | 2WD：1,870 4WD：1,895 | |
| 最小回転半径（m） | 5.7 | |||
※特別仕様車はそれぞれのベースグレードに準じる
「X」/「e-POWER X」
〈グレード「X」「e-POWER X」の車両本体価格〉
| グレード | X | e-POWER X | |
|---|---|---|---|
| 駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD |
| 乗車定員 | 8名 | ||
| 価格 | 276万8,700円 | 303万4,900円 | 319万8,800円 |
ベースとなるこのグレードでは、スライドドアのパワースライド機能がなく、手動でドアを開閉するタイプです。オプションで助手席側にはハンズフリーオートスライドドアが追加できます。
プッシュエンジンスターターやプッシュパワースターター、インテリジェントキーといった一般的な快適装備は搭載されているので、パワースライドドアにこだわりがなければお買い得といえるグレードです。
電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドも備わっています。
「XV」/「e-POWER XV」
〈グレード「XV」「e-POWER XV」の車両本体価格〉
| グレード | XV | e-POWER XV | |
|---|---|---|---|
| 駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD |
| 乗車定員 | 8名 | ||
| 価格 | 308万8,800円 防水シート車：313万2,800円 | 335万5,000円 防水シート車：339万9,000円 | 349万9,100円 防水シート車：354万3,100円 |
「XV」「e-POWER XV」には、スライドドアの下で足先を抜き差しするだけでスライドドアの開閉が可能な「ハンズフリーオートスライドドア」が両側に標準装備になり、利便性が大幅に向上します。また、「X」「e-POWER X」では設定のない「プロパイロット（ナビリンク機能付き）」や「アダプティブLEDヘッドライトシステム」といったさまざまな機能がオプションで追加可能です。
「ハイウェイスターV」/「e-POWER ハイウェイスターV」
〈グレード「ハイウェイスターV」「e-POWER ハイウェイスターV」車両本体価格〉
| グレード | ハイウェイスターV | e-POWER ハイウェイスターV | |
|---|---|---|---|
| 駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD |
| 乗車定員 | 8名 | ||
| 価格 | 326万9,200円 防水シート車： 331万3,200円 | 353万5,400円 防水シート車：357万9,400円 | 368万6,100円 防水シート車：373万100円 |
ハイウェイスターには、共通して前後エアロバンパーやサイドシルスポイラーといったエアロパーツが備わります。アルミホイールも専用デザインになり、精悍さを際立たせます。
快適装備や追加できるオプションについては、「XV」「e-POWER XV」と大きな差はありません。
「e-POWER LUXION」
〈グレード「e-POWER LUXION」の車両本体価格〉
| グレード | e-POWER LUXION |
|---|---|
| 駆動方式 | 2WD |
| 乗車定員 | 7名 |
| 価格 | 479万8,200円 |
「e-POWER LUXION」は、高速道路での同一車線走行時に一定の条件を満たすとハンズオフが可能になる「プロパイロット2.0」を日産として初めて標準装備した最上位グレードです。
また、周囲の安全確認をサポートする「インテリジェント アラウンドビューモニター」や高度駐車支援機能「プロパイロットパーキング」「プロパイロット リモート パーキング」などの先進安全技術が充実するのが大きな特徴といえるでしょう。
ワイヤレス充電器、NissanConnectナビゲーションシステムやドライブレコーダー（前後セット）など、ほかのグレードではオプション設定のものも標準装備され、最上位グレードらしい充実した装備になっています。
カスタマイズカー「AUTECH」/「e-POWER AUTECH」
〈カスタマイズカー「AUTECH」「e-POWER AUTECH」の車両本体価格〉
| グレード | AUTECH | e-POWER AUTECH | |
|---|---|---|---|
| 駆動方式 | 2WD | 4WD | 2WD |
| 乗車定員 | 8名 | 7名 | |
| 価格 | 373万3,400円 | 393万3,600円 | 415万300円 |
「AUTECH」は、「ハイウェイスターV」をベースとしたカスタムカーで、エクステリアには、ブルーに発光するシグネチャーLEDや、専用のフロントグリルなどが採用されています。
また、ベースグレードではオプション設定である「インテリジェント アラウンドビューモニター（移動物 検知機能付き）」や「インテリジェント ルームミラー」、日産オリジナルナビ取付けパッケージなどが特別装備として搭載されます。
特別仕様車「ハイウェイスターV Vセレクション」
〈特別仕様車「ハイウェイスターV Vセレクション」車両本体価格〉
| ハイウェイスターV Vセレクション | ||
|---|---|---|
| 駆動方式 | 2WD | 4WD |
| 乗車定員 | 8名 | |
| 価格 | 325万3,800円 防水シート車：329万7,800円 | 352万円 防水シート車：356万4,000円 |
「ハイウェイスターV Vセレクション」は、「ハイウェイスターV」をベースに人気の安全装備を追加しつつお買い得な価格を実現した特別仕様車です。
駐車時などの安全確認をサポートする「インテリジェント アラウンドビューモニター（移動物 検知機能付き）」と「インテリジェント ルームミラー」が特別装備として搭載されます。
特別仕様車「e-POWER ハイウェイスターV 90周年記念車」
〈特別仕様車「e-POWER ハイウェイスターV 90周年記念車」の車両本体価格〉
| e-POWER ハイウェイスターV 90周年記念車 | |
|---|---|
| 駆動方式 | 2WD |
| 乗車定員 | 8名 |
| 価格 | 377万9,600円 |
日産の創立90周年を記念して設定された特別仕様車「e-POWER ハイウェイスターV 90周年記念車」は、「日産の新しいはじまり」を象徴するカラーであるカッパーカラーをラジエーターグリル上部のフィニッシャーやドアミラーにあしらい、さらにスモーククリアの16インチアルミホイールを組み合わせ、洗練された装いが魅力です。
また、専用の「90th Anniversary」のエンブレム入りのタグが付いたステッチ入りフロアカーペット、エンブレム付きプラスチックバイザーなどのオプションの設定もあります。
セレナの燃費やカラー、安全装備などについて、わかりやすくご紹介しています。また、買うよりお得な定額制の乗り方で、グレードやカラーを選んで料金シミュレーションもできるので下のバナーからお気軽にどうぞ。
セレナのおすすめグレードは「ハイウェイスターV」「e-POWER ハイウェイスターV」
スタイリッシュなエクステリアと、使い勝手の良さを両立した「ハイウェイスターV」「e-POWER ハイウェイスターV」がセレナのおすすめグレードといえるでしょう。
セレナは多彩なグレードをそろえ、選択肢が多いのも魅力のひとつです。グレードを選ぶ際は燃費性能やエクステリアデザインなどで何を優先するか、また、譲れないポイントは何かなどをはっきりさせておくと、それほど迷うことなく自分に合ったグレードが選べるようになります。
しかし、どうしても譲れないポイントがあるものの、条件を満たした上級グレードだと高額になってしまうということもあるでしょう。そのような場合におすすめなのが、月々の定額料金だけで新車に乗れるカーリースです。
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カーリースでセレナに乗るメリット・デメリットについて詳しくはこちら
*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照。以下「業界最安水準」については同様
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よくある質問
Q1：セレナのグレードはどう選ぶ？
A：セレナには5ナンバーのノーマルタイプと3ナンバーのエアロタイプ、複数の特別仕様車、カスタマイズカーなど多彩な選択肢があります。そのためまずパワーユニットとノーマルタイプかエアロタイプかを決め、そのうえで必要な快適装備などを搭載したものを選んでいくといいでしょう。
Q2：セレナのおすすめグレードは？
A：エクステリアのデザイン性の高さと使い勝手の良さに配慮した「ハイウェイスターV」「e-POWER ハイウェイスターV」がおすすめです。
※この記事は2024年3月4日時点の情報で制作しています