- 週間ランキング
ハイエースワゴンの基本となるのが「DX」で、ゆったりと座席スペースを取り、10人が乗車しても狭さを感じることなく移動できます。
シート素材はジャージで、ドアトリムがなくボードそのままであるなど、内装はかなり簡素です。
「GL」は最後列に4人、1から3列目シートは2人とすることで通路を広く取り、移動がしやすいのが特徴です。なお、最後列の後ろにスペースがないのは「DX」と変わりありませんが、「GL」では「最後列スペースアップシート」を採用しているのが「DX」との大きな違いといえます。
「最後列スペースアップシート」は、それぞれのサイド部分へ跳ね上げて格納することが可能。荷物が多い場合にかなり役立ってくれるでしょう。
また、「GL」からシート素材がトリコットになり、フロントドアトリムが表皮巻きに、スライドドアやクォーターもフルトリムになるのでより乗用車らしい上質感が加わります。
「グランドキャビン」のシート配列そのものは「DX」と変わりありませんが、ボディサイズが大きいため4列目シートの後ろに荷物を置くスペースが確保されているという違いがあります。
シート素材は「GL」と変わりありません。
ドライブの快適さを大きく左右する座席周りの収納は、きちんと確認しておきましょう。
ハイエースワゴンのセンターコンソールは、深さのある収納ボックスやスマートフォン、リップなどの小物を保管できる浅めのトレー、長財布や手帳が収納できるポケットが装備されている多機能タイプです。さらに、後方にはリアシート用のカップホルダーが2個付属します。
このほかにもリアシートバックポケット&カップホルダー&アシストグリップがあるほか、「GL」にはカップホルダーとテーブルが付属したリアクォーターコンソール、「DX」を除くグレードにはリアトリムポケットなども用意されています。
ハイエースワゴンは10人乗りということもあり、一般的なミニバンのような荷室は用意されていません。ボディ長がロングの「DX」と「GL」は最後列の後ろに全く荷物が積めないわけではないものの、ほとんどスペースはないと考えていいでしょう。
しかし、「GL」には前述の「最後列スペースアップシート」が装備されています。そのため「GL」では4列目シートを跳ね上げて格納することができ、荷物の量や乗車人数に合わせてアレンジすることが可能で、スーツケース4個が余裕をもって積み込める空間が登場します。
また、唯一ボディ長がスーパーロングの「グランドキャビン」は、定員10人が乗っても荷物が積めるスペースが用意されています。
ハイエースワゴンは座席周りの収納やインテリアデザインはグレードによる差はそれほど大きくないものの、シート配列や「最後列スペースアップシート」の有無などの違いがあるので、選ぶ際には自分にとって使いやすいシート配列なのかどうか、荷物を置くスペースがどの程度必要になるのかなどを確認しておくことが重要といえるでしょう。
A:ハイエースワゴンは、普通免許で運転できる車の最大定員である10人の乗車が可能なモデルです。そのため一般的なファミリー向けのミニバンよりもボディサイズが大きく、室内空間にも余裕があります。特にスーパーロング、ハイルーフの「グランドキャビン」は室内高が1,500mmを超えており、小柄な方であれば大人でも立って移動できます。
A:ハイエースワゴンは商用バンがベースのモデルということもあり、加飾類はほとんどなく非常にシンプルです。シート素材はエントリーグレードの「DX」がジャージで、「GL」と「グランドキャビン」はトリコットになります。
A:「DX」「グランドキャビン」では1、2列目が2人、3、4列目が3人乗りです。シート配列は同じですが、上位グレードの「グランドキャビン」はボディ長がスーパーロングでありボディサイズが大きいので4列目シートの後ろに荷物が置けるスペースがあります。「GL」は1~3列目は2人、4列目シートが4人ですが、「最後列スペースアップシート」を採用しており、4列目シートを左右に跳ね上げて格納できる機能があります。
※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています