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ざっくり、こんな高速バス乗車記
今回乗車したのは、昼の12:30出発のWEライナー8便。
WEライナーは、新潟~仙台間を8往復運行しています。仙台行きのバスは、始発が朝7:30発、最終バスは23:40発です。
今回は万代シテイバスセンターから乗車しました。
ターミナルの建物には、目を惹く黄色の壁に大きく「バスセンター」と書いてあります。とてもわかりやすいです。見知らぬ土地ですが、迷いなく来ることができました。
万代シテイバスセンターの近くには、ショッピングモールの「万代シテイ」や「伊勢丹」があるので、早く到着してしまったときでも時間を潰す場所には困りません。
また、バスターミナル内には、高速バス待合室があるので、なるべくバスターミナル内で待ちたい! という人にも安心です。
待合室の中に入ってみると、暖房がよく効いています。真冬の新潟はやはり凍てつくような寒さ。思わずほっとしてしまう暖かさでした。
待合室内にはコンセントがあるので、長旅に備えてスマートフォンなどを充電することができます。
さらにテレビも設置されていました。これはちょっと珍しいかもしれません。自宅から遠く離れた場所なのに、なんだか家でゆったり休んでいるような気持ちになれました。
また、女性に嬉しいパウダールームもあります。中には試着室のようなスペースも用意されていたので、バス到着前に楽な服装に着替えました。
バスターミナル内には、大判焼きやカレー、そばを食べられる店も。何やらかなり繁盛しているみたいです。
万代シテイバスセンターは、この日も多くのバスが乗り入れているようでした。
時間に余裕があるなら、きちんと自分が利用するバス乗り場を確認しておくことをおすすめします。この日の目的地、仙台行きのWEライナーは7番から発車します。
そして、辺りを探索しているうちにバスが到着。
さっそくバス車内に入ってみると、3列独立シートが。ゆったり休みたいタイプからすると、周りとの距離に余裕がある独立シートはうれしいです。
こちらは各座席に設置されているフットレスト。
フットレストがあるのと無いのとでは、リラックスできるかどうかが違ってきます。ちなみにフットレストは「土足禁止」とのこと。なので、靴を脱いでからゆったりと足を伸ばしました。
ドリンクホルダーはフットレストの真横に。
遠方への旅行には必須なコンセントもきちんと用意されています! 座席の真横、シートを倒すレバーの近くにありました。
この日利用したのは昼行便。夜行便だと外の景色を見られませんが、今回は窓から綺麗な雪景色を眺めることができました。
自分の座席は、すぐ後ろにトイレがあるところ。
なので、後ろのお客さんに気を使うことなく、フルでリクライニングすることができました。「トイレ近くは人の出入りが気になる」というタイプでなければ、意外と穴場な座席かもしれません。
そしてトイレはこちら。階段を降りてすぐの場所にあります。
今回は移動時間が約4時間なので比較的短い乗車でした。短時間とはいえ、車内にトイレが設置されているのは安心感があります。
扉を閉めると電気が点くシステムです。トイレの近くには、こんな給水スペースがあります。
こういう造りのバスは珍しいかも? 紙コップも用意されているので「飲み物を忘れてしまった」という時も安心です。
昼行便のせいか、自分も含めて車内で寝ている人は少ない印象でした。
ですが、車内にはこのようなカーテンも設置されています。
「ちょっと人目を気にせず一眠りしたいなあ」という人には便利な仕様です。
1回目の休憩地は「西会津パーキングエリア」。
トイレと自販機のみというシンプルなパーキングエリアでした。バスが走り始めて1時間程度での休憩だったので、気晴らしに外に出るだけに留めておきました。
2回目の休憩地は「福島松川パーキングエリア」。
こちらにはちょっとしたお土産や食べ物を買えるお店もあります。
パーキングエリアに到着したのは15時頃。少し小腹が減る時間だったので、ちょうどありがたいタイミングでした。短時間の移動で、2回の休憩というのは珍しいかもしれません。
また、どちらも15〜20分とゆったりめの休憩だったので、余裕をもって休むことができました!
車窓からの景色を見ているうちに、あっという間に到着。バスの降車地は、仙台駅のすぐ近くでした。
到着した途端、JR仙台駅の大きな建物が目に入り、俄然「仙台に来たんだ!」とテンションが上がりました。
ちなみに、バスの降車地はJR仙台駅だけでなく、地下鉄や路線バスロータリーからも近いです。到着次第、ホテルや観光地へと向かうことができるので助かりますね。
ちなみに、新潟~仙台間を新幹線で移動すると、運賃は18,690円。1回乗り換えがあり所要時間は約2時間半です。新幹線+在来線を乗り継いで行く場合でも8,000円以上かかります。高速バスのお得さがわかりますね。しかも乗り換えもありません。
今回の移動では出発地、降車地ともに、町の中心部にあったため、迷ったり煩わしい思いをしたりということは一切ありませんでした。
高速バスにしては比較的短めな移動時間のうち、15分~20分という少し長めの休憩があるというのも好ポイント。
余計なストレスなく、快適に移動したい! という人にはおすすめです!
(つちだ四郎)