名古屋から熱田神宮のアクセス方法は? どんな御利益がある? 関東・関西から行けるバスツアーも紹介
熱田神宮について
熱田神宮は古くから「熱田さん」と呼ばれて親しまれるお社です。三種の神器の一つである、草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)をお祀りしています。御祭神の熱田大神は、草薙神剣を御霊代(みたましろ)とする天照大神のことです。草薙神剣に天照大神が宿っているとされています。
本宮をはじめ、広大な境内に29社もの社があり、その他境外にも摂末社が16社。あわせて45社をお祀りしています。
熱田神宮では、初宮詣・七五三詣・厄祓い・車祓いなどのご祈祷も行われます。境内の施設には、結婚式やパーティー、セミナーが開催される熱田神宮会館、神道に関する資料が収蔵されている熱田文庫と宝物館、茶会が開催される茶席などもあり、2021年10月には新たに刀剣専門展示館「剣の宝庫 草薙館」も開館されました。
熱田神宮で頂ける御利益は?
熱田神宮の境内にあるお社では、どんな神様をお祀りしているのか、御利益なども含めて4社紹介します。
本宮
草薙神剣が祀られた本宮は、正門から真っ直ぐ進んだ奥に鎮まっています。三種の神器をお祀りするお社であることから、現在は伊勢神宮とほぼ同様の社殿配置と規模の「神明造り(しんめいづくり)」という建築様式です。
大幸田神社
大幸田神社は五穀豊穣の神様、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)をお祀りしています。「大幸田」というだけあって、田んぼに大きな幸せをもたらす、という願いが込められています。
上知我麻神社
正門近くにある上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)は、知恵の文殊様がお祀りされています。両脇には大国様をお祀りする大国主社(おおくにぬししゃ)と、恵比寿様をお祀りする事代主社(ことしろぬししゃ)があり、学問向上・商売繁盛・家内安全に御利益があるとされています。
清水社
清水社(しみずしゃ)は、水をつかどる神様の罔象女神(みずはのめのかみ)をお祀りしています。奥には「お清水様」という湧き水があり、その水で肌を洗うときれいになるといわれています。
名古屋から熱田神宮のアクセス方法
名古屋から熱田神宮の最寄駅である神宮前駅までは、名鉄名古屋本線で1本です。名鉄名古屋駅から2駅、乗車時間は6分ほどです。
料金:230円
乗車時間:約6分
神宮前駅から熱田神宮へは、徒歩でアクセスできます。神宮前駅の西出口を出ると、目の前に大津通があるので、その路を渡り、左へ進むと右手が熱田神宮の敷地になります。そのまま進むと東門があり、こちらから敷地内に入れます。
ちなみに正門(南門)は、東門を通り過ぎてさらに直進し、4つ目の角を曲がれば南門駐車場内にあります。
熱田神宮のバスツアー
関東・関西発の熱田神宮へ行くバスツアーは、宿泊ツアーがほとんどです。名古屋名物を食べられるツアーや、三重県の観光名所もあわせて巡れるツアーがあります。
東京発
『名物のひつまぶしなど4食付き!名古屋うみゃ~もんめぐりと三蔵温泉2日間』<30名様以下>
※2022年3月まで催行予定
アサリ釜まぶし御膳、ひつまぶし、味噌カツ御膳 or きしめん御膳、といった愛知のおいしい名物が食べられるグルメ好きには堪らないツアー。宿泊先は温泉付きのホテルです。熱田神宮に行くのは2日目で、参拝時間は50分取られています。
大阪発
『新春イチゴ狩りとなばなの里・熱田神宮・豊川稲荷初詣 2日間』<30名様以下>
※2021年12月まで催行予定
バスツアーで人気のいちご狩りや、なばなの里でイルミネーションの鑑賞、豊川稲荷・熱田神宮で参拝ができるツアーです。2日目に熱田神宮で自由散策の時間が取られているので、大晦日に出発すれば元旦に初詣ができます。
熱田神宮は愛知県で最も有名な神社です。名古屋からアクセスしやすく、バスツアーでも行けるので、名古屋観光やパワースポット巡りがしたい方は訪れてみてくださいね。
(バスとりっぷ編集部)