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夜行バス・飛行機を利用するとき、足のむくみや痛みに悩む人は少なくありません。
座席周りのスペースを広く確保したゆったりシートも増えているとはいえ、長時間同じ姿勢で座っていると足に負担がかかってしまうものです。
そんな足のむくみ・痛みへの対策に有効なのが、フットレストを使うこと。豪華バスや3列独立シートなどには標準装備されていることも多いですよね。
地味に思えるかもしれませんが、フットレストを使うことで血の巡りが良くなり「足がむくまなくなった」と大きな効果を感じる人もいます。
例えば、西日本JRバスの「プレミアムドリーム11号」のシートは、レッグレストからフットレストまで充実の装備。
とはいえ、通常の4列シート車両などにはフットレストが付いていないことも多いです。
そんな時に使えるのが、携帯用のフットレスト。飛行機の中で利用している人を見たことがあるかもしれませんが、実はあれ、高速バスの中でも使えます。
そこで今回は、高速バス車内で使えるおすすめの携帯用フットレストをご紹介します。
せっかくコストの安い高速バスを利用するのにフットレストの費用が高くなっては意味がないので、安さにこだわり、999円以下で買えるリーズナブルなものを挙げてみました。
「Besthomelife フットレスト 携帯用」
座席の足元に置き、クッションとしてその上に足をゆったり乗せる足枕タイプのフットレスト。
足の位置を上げ血液の循環を良くすることで、むくみ対策になります。
空気を入れて膨らませるタイプのため、縮めればコンパクトで持ち運びやすいサイズに。
こちらはAmazonで339円という安さです。
※2018年3月22日現在
「Romote フットレスト」
前の座席のテーブルを出して、そこに引っ掛けて使うハンモックタイプのフットレスト。
足の位置を高く上げつつ、前にゆったり伸ばすこともできるのでかなり快適です。
コンパクトに畳んで持ち運びがしやすい専用の収納ケース付き。
こちらはAmazonで580円です。
※2018年3月29日現在
「OTraki フットレスト 二足分けスタイル」
ハンモックタイプのフットレストをさらに改良したもの。
通常のハンモックタイプでは両足がぶつかるため、そこで痛みを感じる人もいるようです。
足置き部分を二足に分けて片足ずつ乗せることによって、その問題を解消しています。
こちらはAmazonで899円(2018年3月22日現在)。
※2018年3月29日現在
「Can★Do(キャンドゥ) 折りたたみステップ」
コスト重視なら、100円ショップのグッズおすすめです。
例えば、Can★Do(キャンドゥ)で販売されている「折りたたみステップ」。
これは上でご紹介した足枕のような柔らかい素材ではありませんが、足の位置を高く上げることで最低限の対策にはなります。
折りたためばコンパクトになるのでバッグにしまうことも可能です。
とはいえ、携帯用フットレストを使うにはある程度のスペースが必要です。実際に4列シートで利用することはできるのでしょうか?
例えば下の写真、大阪バス「名古屋特急ニュースター号」の場合は、4列シートですが前後の間隔が広めに確保されたゆったりシートのため、フットレストを使う十分なスペースがあります。床置きタイプでも全く問題ありませんね。
この車両は座席の前後の間隔が「56cm」なので、フットレストを使う予定があるときにはこれをひとつの基準にして、バス便を選んでみてください。
足のむくみ・痛み対策にかなりおすすめの携帯用フットレストですが、注意点もあります。
ひとつは、ハンモックタイプの場合は前の座席のテーブルに引っ掛けて使うため、テーブルがない車両の場合は利用できないこと(実際は手すりに引っ掛けるなどして使うこともできるのですが、推奨はしません)。
そしてもうひとつは、通路側席で利用すると窓側席の人が出入りしづらくなること。お互い気を遣わなくて済むように、座席が選べる場合は窓側席を選ぶようにしましょう。
以上、高速バスでの携帯用フットレストについてでした。
「こんなの使ってる人、見たことない」「使ってるところ見られたら恥ずかしい」と思うかもしれませんが、大勢が乗車しているバス車内で、そのうちのひとりが足元でフットレストを使っていても気が付くのは隣の人ぐらいのものです。
到着後の疲れが大きく変わることもあるので、悩んでいる人はぜひ試してみてください。