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通常料金よりも格安で新幹線チケットをゲットできちゃう「ぷらっとこだま」。関東〜関西間をお得な料金で移動できるということもあり、名前を耳にしたことがある人も少なくないのではないでしょうか。
「ぷらっとこだま」は「格安新幹線」というイメージが定着していますが、一体どんなチケットなんでしょう? 本記事では、「ぷらっとこだま」に乗る際の条件や注意点をご紹介します!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
「ぷらっとこだま」とは、国内や海外旅行の企画販売を行なっている会社「JR東海ツアーズ」が提供する格安新幹線チケットのこと。数日前までに電話またはインターネット、取り扱い店舗で予約・購入が可能です。
停車駅は、東京駅、品川駅、新横浜駅、静岡、浜松、名古屋、京都、新大阪となります。
通常期(2018年度の場合:2018/4/1~4/26、5/7~8/10、8/21~12/27、2019/1/7~3/15)と繁忙期(2018年度の場合:2018/4/27~5/6、8/11~8/20、12/28~2019/1/6)で少し値段は異なりますが、通常の新幹線チケットよりも約1,500円〜5,000円ほど安い価格で購入できます。また、グリーン車に比較的お得に乗れることでも注目を浴びています。
そして、1ドリンク引換券が付いているため乗車前にキオスクで飲み物をゲットできます!
ここまで紹介してきた点だけをみると、とんでもなく魅力的なチケットにみえるかもしれません。しかし、購入する際にはいくつか注意点があります。さっそくチェックしていきましょう。
「ぷらっとこだま」は正確に言うと、「新幹線に乗車するための切符」ではなく「募集型企画旅行」です。そのため当日予約ができません。
利用したい日の前日までの予約が可能ですが、時期によっては入手困難になるため、できるだけ早く予約することをお勧めします。インターネット、電話、JR東海ツアーズ各支店、また一部の店舗を除くJTB総合提携店で予約・購入できます。
「ぷらっとこだま」は完全指定席制。利用可能なこだま号(ぷらっとこだまのチケットで乗車できる新幹線)の列車と区間は限定されています。そのため、もし乗り遅れたとしても別のこだま号に乗車することはできません。また、途中の駅から利用する乗客もいるため、席を自由に移動することもできません。
乗降できるのは、自分が購入したチケットに記載されている駅のみになります。もし止むをえずチケットに記載されている駅以外で乗降する場合は、別途出発地からの乗車券や特急券が必要になり、ぷらっとこだまチケットの払い戻しなどは一切できません。
前述した通り、ぷらっとこだまは「募集型企画旅行」であるため、予約後の変更は取り消し扱いとなってしまいます。このため、予約変更をする場合であっても、旅行開始日(ぷらっとこだま利用日)の前日から遡って10日目より手数料がかかります。
また、変更や取り消しの手続きは、自分がチケットを買った支店・営業所の営業時間内でしかできません。
ぷらっとこだまで乗車できる「こだま号」は各駅停車の新幹線であるため、「ひかり号」や「のぞみ号」に比べてかなり時間がかかってしまいます。
東京から新大阪区間だと、その他の新幹線は約2時間30分で移動できますが、こだま号の場合約4時間ほどかかってしまいます(便によって若干異なる可能性があります)。そのため「移動に時間をかけたくない」という方にはおすすめできないチケットです。
ぷらっとこだまは移動に長い時間がかかるにもかかわらず、車内での販売がありません。そのため、新幹線の中で必要な飲食物などは事前に購入する必要があります。もちろん1ドリンク引換券もこだま号の車内で引き換えることはできません。
いかがでしたか?注意する点は多いですが、うまく自分の予定に組み込むことができれば、かなりお得に移動できますね。またグリーン車に安く乗れるため、ぷらっとこだまを利用して快適な乗り心地を体験してみてはいかがでしょうか。それでは安全で楽しい旅を送ってくださいね。