満開のしだれ桜で春爛漫! 15種類もの桜が咲き乱れる三嶋大社へ【バスツアーで桜スポット巡り】
目次
三嶋大社とは
鎌倉幕府の初代征夷大将軍である源頼朝が、若かりし頃に源氏再興を祈願した三嶋大社。伊豆地方の玄関口に位置する最も格式の高い神社として、その名を轟かせました。本殿は重要文化財に指定され、商売繁盛・家内安全・厄除けなどの御利益があると言われています。
また三嶋大社は東海道に面し、下田街道の起点に位置していることから交通安全・旅行安全の祈願も盛んです。余談ですが、前回私が三嶋大社を訪れたのは、2017年。海外でバイクツーリングを計画していたタイミングでした。当時は三嶋大社のことをあまり知らずに立ち寄ったのですが、交通安全の御利益もあると聞いてお参りしたことがあります。
その御利益があってか、慣れない旅先で迷ったり、事故に遭ったりすることもなく無事に帰国できました。しだれ桜を見るのがバスツアー参加の目的ですが、せっかくですのでお礼参りと行きましょう!
三嶋大社のしだれ桜って?
三嶋大社の境内には15種類、200本もの桜が植えられています。歴史ある神社でありながら、春は有名な桜の名所でもあるのです。例年の見頃は3月下旬~4月上旬頃。
2023年の三嶋大社でお花見ができるバスツアーは終了しましたが、三嶋大社を訪れるバスツアーは通年で催行されています。
気になった方は、以下のリンクを要チェック!
三嶋大社の桜鑑賞おすすめルート
実際に三嶋大社で桜を見学する様子を紹介していきますね。私が参加したバスツアーでの見学時間は、50分でした。
桜が植わっているのは三嶋大社正面から総門まで拡がる神池(しんち)周辺と、総門から本殿に向かう参道付近です。まず、三嶋大社の東側にある大型バス駐車場から鳥居まで歩いて入場し、時計回りに神池を歩きましょう。入場する際には一礼を忘れずに。
お花見の最盛期であることから神池周辺には屋台が拡がり、見物客で賑わっていました。
神池を時計回りに移動すると、神池と総門、桜が組み合わさった素敵な風景が!
水面に大きく張り出した大木に、生命力の強さを感じます。
神池を半周して総門まで辿り着いたら、神池を左右に二分する通路を、少し鳥居方面に戻りましょう。
先ほどの大木を、対岸から眺められます。
ここからまた総門の方に歩いていくと、左手に北条政子が熱心に信仰した厳島神社があります。ここのしだれ桜と厳島神社の組み合わせは、日本人の心に訴えかけてくる美しさでしたよ。
次に、総門をくぐって本殿に向かいましょう。参道の両脇に、満開の桜が!
ここの桜はしだれてはいませんが、まさに満開で大変見応えがありましたよ。
本殿に参拝して前回の旅を無事に終えたことを報告し、感謝の念をお伝えしました。
ここから鳥居方面に戻る最中、結婚式の写真撮影を行うカップルが。桜に和装が良くお似合いでした。
最後に1カ所、寄り道をしましょう。本殿を背にして総門の左手に、神鹿園があります。こちらの鹿は大正時代に奈良からやって来て、現在でも大切に育てられているのだとか。じっくり眺めていたいところですが、バスツアーですので集合時間を守らなければいけません。ここからまっすぐ鳥居方面に戻り、バスに乗車しました。
以上、「三嶋大社」のしだれ桜を紹介しました。私が訪れた3月末は、一部のしだれ桜は散り始めでしたが、他の桜はほぼ満開。ちなみに桜の開花期間中は午後6時から9時までライトアップもありますよ。
三嶋大社へ行くバスツアー
今回利用したバスツアーでは、しだれ桜の古木でも有名な山梨県の身延山久遠寺も一緒に巡り、花見を満喫できました!
2023年の三嶋大社でお花見ができるバスツアーは終了しましたが、三嶋大社を訪れるバスツアーは通年で催行されています。気になった方は是非、バスツアーを検索してみてください。
三嶋大社
(為平千寿香)