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雄大な四季折々の景色を楽しめる! わたらせ渓谷鐵道の紅葉の見頃は?

画像提供:「ググっとぐんま写真館

トロッコ列車で新鮮な空気を吸いながら四季折々の渓谷美を満喫できる、わたらせ渓谷鐵道。中でも特に人気なのが紅葉のシーズンです。赤や黄、橙色に色づく山々や渓谷の美しさは感動もの!

わたらせ渓谷鐵道では、始発の桐生駅から終点の間藤駅まで標高差が約500mあるため、全沿線同時には紅葉しません。そのため、10月下旬から11月下旬頃まで約1カ月もの間、駅や走る場所によってさまざまな錦のグラデーションを楽しめます。

また、秋以外でも四季折々の景色を楽しめますよ。


春・夏・冬のわたらせ渓谷鐵道沿線

春は、菜の花や桜、花桃といったたくさんの美しい花々が沿線を彩ります。中でも群馬県の神戸駅(ごうどえき)は花桃の名所。約300本もの花桃が列車に寄り添うように咲き誇ります。 そのほか、花輪駅近くの小夜戸・大畑花桃街道は、約1,500本の花桃が約2kmにわたり咲き誇る「花桃街道」として多くの人々に親しまれています。

画像提供:「ググっとぐんま写真館

夏は、美しい新緑や渡良瀬川の流れなどの景色にうっとり。さわやかな風を全身で感じながら渓谷の雄大な自然を満喫できます。

冬には、17あるすべての駅がイルミネーションで彩られ、ロマンティックな列車の旅を楽しめます。各駅の飾り付けは全て、地元のボランティアの方たちによるものだそう。今ではわたらせ渓谷鐵道の冬の風物詩となりました。

画像提供:「ググっとぐんま写真館



ノスタルジックな駅舎や沿線の観光スポットなども魅力

沢入駅

わたらせ渓谷鐵道では、開業当初に建設された鉄道施設が数多く現役で残っており、38の鉄道施設が登録有形文化財に指定されています。

ノスタルジックな駅舎や歴史を偲ばせる橋梁やトンネルなど、長い間沿線を見守ってきた鉄道施設を列車から見られます。

また、沿線には、駅にある温泉として知られる「水沼駅温泉センター」や渡良瀬川中流にあり新緑や紅葉といった四季折々の美しい景色を楽しめる「高津戸峡」、かつて“日本一の鉱都”とも言われた「足尾銅山」など、多くの観光スポットがあることも魅力です。



わたらせ渓谷鐵道の列車の種類

わたらせ渓谷鐵道は普通列車と2つのトロッコ列車が運行しています。列車により停車駅や運行スケジュールが異なります。

普通列車は観光以外に地域の人々の足として利用されており、桐生駅から間藤駅まですべての駅に停車しています。

トロッコ列車は、決められた運行日に1~3往復ほどしています。毎日運行しているわけではなく、季節によっては土日祝日のみの運行なので、事前に確認が必要です。10月後半から11月の紅葉シーズンは土日祝日に加え、平日も週に3日ほど運行していますよ。

ちなみに、桐生駅から間藤駅までの所要時間は、普通列車でもトロッコ列車でもおよそ1時間半(一部のトロッコ列車は約1時間40分)です。

トロッコわっしー号

わたらせ渓谷鐵道のキャラクター「わ鐵のわっしー」をモチーフにデザインされたトロッコ列車。窓ガラスのないオープンタイプのトロッコ車両と、窓ガラス付きの普通車両を連結した2両編成(冬期はトロッコ車両も窓にガラスを取り付けて運転) です。

運行区間:桐生~間藤間
停車駅:桐生・相老・大間々・水沼・神戸・沢入・通洞・足尾・間藤
運行スケジュール:わたらせ渓谷鐵道株式会社 トロッコわっしー号

トロッコわたらせ渓谷号

ディーゼル機関車が4両の客車を引っ張りながら走る、昔ながらのスタイルを楽しめる列車です。鉄道ファンにも人気。オープンタイプと窓ガラス付きの普通車両2両ずつで運行します。

運行区間:大間々~足尾間
停車駅:大間々・水沼・神戸・沢入・通洞・足尾
運行スケジュール:わたらせ渓谷鐵道株式会社 トロッコわたらせ渓谷号


わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車に乗るには?

普通列車は当日乗車券を購入すれば乗車できます。トロッコ列車に乗るには乗車券と別でトロッコ整理券(520円)が必要です。紅葉シーズンや連休など人気が集まるときは、当日分は満席となることが多いため、事前に入手しておくほうが安心です。

トロッコ整理券は以下の場所で購入できます。

・相老・大間々・通洞の各駅
・JTB各支店・東武トップツアーズ各支店・日本旅行各支店・近畿日本ツーリスト各支店、ローソン・ミニストップ各店・桐生市民活動推進センターゆい(桐生駅構内)
・東武日光駅・鬼怒川温泉駅のツーリストセンター
※ツーリストセンターはトロッコわっしー2号・4号・6号とトロッコわたらせ渓谷4号の整理券のみ発売

わたらせ渓谷鐵道

群馬県みどり市大間々町大間々1603-1 Google Map
0277-73-2110 
Webサイト



わたらせ渓谷鐵道へのアクセス方法は? バスツアーを利用するのもあり

東京からわたらせ渓谷鐵道の起点となる桐生駅へは、JRの上野東京ラインと両毛線を乗り継ぎ約2時間40分、運賃は2,310円です。日帰りも可能ですが、往復5時間以上はかかるでしょう。また、わたらせ渓谷鐵道の乗り継ぎの時間と往復する時間も必要なため、タイムスケジュールは事前にしっかり組んでおきましょう。

電車で行く他には、わたらせ渓谷鐵道に乗車できるバスツアーを利用するのもおすすめです。主に関東発の日帰り、宿泊ツアーが開催されています。トロッコ整理券の手配や、電車の乗り継ぎ時間などのスケジュールを組む必要がないのでラク!

秋は「床もみじ」で知られる名所・宝徳寺も一緒に行けるバスツアーが多く開催されています。電車では日帰りで宝徳寺とトロッコ列車の両方に行くのは時間的に難しいですが、バスツアーなら可能。紅葉を楽しみたい人には特におすすめです。

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こんな観光地も人気!

雄大な自然の美しさや紅葉の彩りをぜひ楽しみたいですね。
気になる方はバスツアーをチェックしてみてください。

(バスとりっぷ編集部)

情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 トロッコ列車で紅葉を見よう! 群馬「わたらせ渓谷鐵道」を紹介。乗り方、紅葉の見頃、バスツアー情報も