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宮沢賢治が青春時代を過ごしたことで知られる岩手県盛岡市。明治時代に建てられた洋館などが立ち並び、レトロで歴史的な雰囲気が漂っています。そんな盛岡市発着の高速バスは、東京間をサクッと乗換なしの一本で結びます。
今回は3列独立シートが魅力的なドリーム盛岡(らくちん)号の車内設備や乗り心地をご紹介。
まずは、車内の様子と気になる乗り心地についてご紹介します。車内は一番後方の4列シート以外、3列独立シート。計29席です。
座席には、フットレスト・レッグレストがついており、リクライニングを倒すことでリラックスできる体勢を作れます。
また、座席にはスリッパ、おしぼり、ビニール袋、ブランケットが完備。肌寒く感じたときも安心ですね。
読書灯があるので、読書や簡単な作業に便利です。
カーテンを閉めると半個室状態になりますので、プライベートをしっかり守ることができます。
気になる乗り心地は、ブランケットの肌触りはよく、ヘッドレストを好きな位置で調節して固定できるので、かなり自分の楽な体勢で過ごせました。消灯後はぐっすり……。
さて、ここからは車内のトイレをご紹介します。車内のトイレは3C席の後ろ、階段を降りたところにあります。
トイレへと向かう階段の手前には、カーテンがありますので、ほかの乗客を気にすることなくトイレに行くことができます。
続いて、バス乗車記をご紹介していきます。まず、乗車地は渋谷マークシティ5階にある高速バス乗り場。乗り場へは、井の頭線渋谷駅のアベニュー口横にある階段からアクセスできます。
JR渋谷駅から来られる方は、マークシティ内にある「高速バスのりば」の案内板を目印にアクセスするとよいでしょう。
階段を上がったところには、コインロッカーと待合室、バスのりばがあります。
待合室には自販機が設置されていますが、マークシティにはファミリーマートがありますので乗車前の買い物には困りません。22:20、渋谷駅を出発しました。
渋谷を出発後、東京駅(23:10)、池袋駅(23:40)、王子駅(23:50)を経由し、盛岡へ向かいます。休憩は1回のみ。その他、バスが停車することもありますが、アナウンスがない場合は乗務員のみの休憩。そのため外に出ることができません。
朝方4:50ごろ、宮城県大崎市の長者原サービスエリアに到着しました。到着時は朝方のため、アナウンスがありました。約10分の休憩です。トイレのほか、24時間オープンのフードコート、お土産の販売所もありました。
長者原サービスエリアを出発し、6:35ごろに盛岡駅に到着しました。到着約10分前には鳥のさえずりの音とともにアナウンスが流れ、かなり快適な目覚めでした。
バスを降りた右側のエスカレーターを上がると、トイレがあります。またコインロッカーはエスカレーター奥と登ったところにたくさんあったので、荷物をすぐに預けたい人にはとても便利です。
2019年4月16日からは「東京ディズニーランド(R)」への乗り入れ便も運行開始したドリーム盛岡(らくちん)号。2018年12月からは、学生割引の販売もスタートしました。区間や乗車日にもよりますが、例えば渋谷〜盛岡間が8,800円から6,700円になるなど、かなりお得。学生割引を利用したい方は乗車時に学生証の提示が必須なので忘れないように注意してくださいね。
他にも、お得なサービスはたくさん。例えば、盛岡駅に到着した際、駅レンタカー盛岡営業所で利用できる10%割引券、池袋駅到着時にはタイムズ スパ・レスタの入浴割引券など、車内で割引優待券を配布してくれます。他にも様々な優待券がありますので、詳細は下記の公式HP、または乗車時にシート網ポケットに入っている資料をチェックしてみてください!
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今回の乗車時間は約8時間ほどでしたが、ぐっすりと休むことができました。3列独立でカーテン付きなので、周りの目が気にならなかったのが最大の理由かもしれません。盛岡駅はとっても広く、東京とはまた全然違った雰囲気を到着してすぐに楽しむこともできました。
盛岡へ観光の際は、ぜひドリーム盛岡(らくちん)号を利用してみてくださいね。
(トキエス)