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金沢駅と兼六園を13分で結ぶ「兼六園シャトル」をご紹介!
兼六園観光に特化したシャトルバスには、兼六園沿いに5つの停留所があります。どのバス停から降りるべき? 兼六園の他に行ける場所は?
シャトルを一番お得に便利に使う方法から兼六園の見どころまで、しっかりチェックしてくださいね。
兼六園シャトルは金沢駅東口から発着し、兼六園の周囲をぐるりと回る観光に便利なバス。毎日9:30〜17:50の間、20分間隔で運行しています。
金沢駅から兼六園の最初の入り口まで、乗車時間はわずか13分。また兼六園の周辺には人気の観光スポットが集まっているので、小回りの利く兼六園シャトルはそれらを巡るのにもとっても便利なのです。
兼六園シャトルの運賃は、平日と土日祝日とで変わります。平日はおとな200円・こども100円ですが、土日祝日はおとな100円・こども50円の一律運賃。なんと土日祝日は平日の半額で乗車できるのです!
運賃は後払い制。兼六園シャトルは、後部ドアから乗車し前方のドアから降車します。降車の際に、運転席横の運賃箱にお金を入れてください。
なお、兼六園シャトルは「北鉄バス1日フリー乗車券」で1日乗り放題に。この乗車券は、曜日に関係なくおとな500円・こども250円で購入できます。
ひがし茶屋街や忍者寺など、兼六園から少し離れた観光スポットにも訪れたいなら「北鉄バス1日フリー乗車券」が断然お得。兼六園シャトルのほか、「城下まち金沢周遊バス」や市街エリア内の北鉄路線バスへの乗車もフリーパスとなるうえに、観光スポットでの入場料割引もあります。
ただし1日フリー乗車券はバス車内では購入できません。乗車前に窓口でお求めくださいね。
兼六園シャトルの起点は金沢駅東口(兼六園口)のバスターミナル6番乗り場。地面にも柱にも「兼六園シャトル」の案内があるのですぐにわかります。
なお隣の7番乗り場からは、同じ「北鉄バス1日フリー乗車券」で自由に乗車できる「城下まち金沢周遊バス」に乗車できますよ。
兼六園シャトルはその名の通り、兼六園の周囲をぐるりと回るバス。兼六園に沿って5つのバス停があります。一方、兼六園の入り口は6つ。兼六園のどの入り口から入りたいかによって、降りるバス停を変えられるのです。
▼兼六園シャトルおすすめ停留所
兼六園と金沢城公園のどちらにも行く予定なら、こちらのバス停がおすすめ。兼六園「桂坂口」、金沢城公園「石川門口」の最寄り停留所となります。
また兼六園の蓮池門口や桜ヶ丘口から入りたいときもこのバス停からが便利。兼六園にある日本で最古の噴水から最も近いバス停です。
バス停「広坂・21世紀美術館」は兼六園の真弓坂口のほど近く。兼六園の作庭は瓢池(ひさごいけ)周辺から始まったと伝えられていますが、そこに一番近いのがこの真弓坂口です。
バス停から金沢城公園に入りたい場合は、玉泉院丸口からを利用しましょう。こちらはその名の通り玉泉院丸庭園に一番近い入口です。また金沢21世紀美術館や金沢能楽美術館もすぐ近くにあります。
金沢城公園から見て兼六園の一番奥側、坂の上にある小立野口から入るならバス停「県立美術館・成巽閣(せいそんかく)」へ。
小立野口は石川県立伝統産業工芸館の隣にあり、石川県立能楽堂や金澤神社にも歩いて行けます。バス停の名前にもなっている石川県立美術館や成巽閣もすぐ近くにあり、周辺は金沢の芸術に触れることのできるエリアになっています。
また他の停留所は「城下まち金沢周遊バス」と共通ですが、「県立美術館・成巽閣」だけは兼六園シャトル専用です。この辺りは他の場所より観光客の少ない、いわば兼六園の穴場エリア。兼六園を満喫するならぜひ訪れたい一画です。
日本を代表する特別名勝・兼六園。その周囲を巡る兼六園シャトルは、兼六園観光に特化した便利な路線です。小回りの利くシャトルバスは市街観光での使いやすさバツグン! ぜひあなたなりの兼六園巡りを楽しんでくださいね。
(陽月よつか)