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愛媛県の今治駅から兵庫県の三宮駅まで、阪神バスの夜行バス「サラダエクスプレス」に乗車しました!
四国を横断し、淡路島を経由して本州に渡るルートです。
「サラダエクスプレス」の神戸・大阪行きのバスは1日8便あり、そのうち夜行は1便だけ。同便は、瀬戸内運輸との共同運行で、瀬戸内運輸の便は「いしづちライナー」の名前で運行しています。夜行便は「サラダエクスプレス」と「いしづちライナー」が日毎に交代で運行しています。
バス乗り場は、今治駅の出口正面の目の前に見えるのでわかりやすいです。
今治駅を22:00発です。
今治駅には、発車時刻の10分前にバスが到着しました。
バスは、1号車と2号車の2台あるので、自分がどちらのバスなのかはチケットで確認しておきましょう。
大きい荷物はトランクに入れてもらえるので運転士さんに預けます。
神戸三宮着の予定時刻は翌朝5:00。約7時間の乗車です。途中、一度だけトイレ休憩があります。
バスの中にもトイレはありますが、不安な方はバスに乗る前にトイレを済ませておいた方がいいかもしれません。
夜行バスの車内は3列独立シート。最後列だけ4列になっています。席数は29席。
最後列以外の窓側席には仕切りの座席カーテンがついており、プライバシーをしっかり確保できるのはうれしいですね。
窓側席と中央席との通路にも余裕があり、移動の際も不便ではありません。
ちなみに、昼行便は4列シートで座席カーテンはありません。
各座席にはひざ掛け、枕、スリッパがついています。枕の位置は動かすことができます。
背もたれを最大に倒すと、下の写真のような感じになります。
乗客同士、気持ちよく利用するためにも背もたれを倒す際には後ろの人に確認しましょう。
横向きで寝ても余裕があります。足元はフットレストとレッグレストがありゆったりしているので、窮屈さを感じません。
また、バス内ではフリーWi-Fiが利用可能。
到着後のスケジュールや目的地の確認、ゲームなど、バスの中でスマホはけっこう使うもの。Wi-Fiが使えるのは本当に助かります。
座席のポケットに利用手順の紙が入っているので、乗車時に設定しておくといいでしょう。
さらに、座席の左肘側下にあるコンセントも利用可能。
バスの中で充電できるので、旅先では電池残量の心配なしです!
ドリンクホルダーもついています。
定刻通り22:00に今治駅を出発。
0:40ごろに徳島県の吉野川SAで10分間のトイレ休憩がありました。
自動販売機もあるので、飲み物はここで購入できます。
0:50、運転手さんが乗客確認をしたあと再出発。車内は完全消灯となります。
消灯後も何か作業をしたい方は、座席についている小さい読書灯を利用できます。
私は翌朝に向けてすぐに就寝しました。途中で一度も起きることなく、4:30ごろの「まもなく神戸三宮に到着です」という車内アナウンスで目覚めました。
5:00着の予定時刻よりも少し早く、4:45に三宮に到着しました。
降車して、道路を挟んだ向かい側がJR三ノ宮駅です。
今回、この夜行バスを利用する前に不安だったことは寝られるか、ということだったのですが、思ったよりもバスの揺れは気にならずにぐっすり眠れました!
また、Wi-Fiや充電器が利用可能なのは最大のポイント。データ通信量や電池残量を気にすることなく使えるのでとても快適でした。
新幹線や飛行機と比較すると時間はかかりますが、料金の安さや設備の充実さを考えると、夜行バスもとても魅力的です。みなさんもぜひ、夜行バスで快適な旅を!
(渡来かなた)