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九州産交バスのバスは熊本を中心に運行。熊本県内バスから九州横断バス、熊本から関西への夜行バスなど、近距離から長距離まで様々なバスが走っています。
高速バス車両のシートの種類は、ざっくり分けて3種類! 4列シート、3列(2+1)シート、3列独立シートです。シート自体もシート周りの設備もかなり異なるこの3つの車両を写真つきでご紹介します。
4列シートの車両は、九州エリアの路線や夜行便の熊本~関西(京都、大阪、神戸)を結ぶ「あそ☆くま号」で運行。熊本~博多・天神・福岡空港を結ぶ高速バス「ひのくに号」は1日約100往復を走る人気の路線です。昼行便で乗車時間は2時間ほどですが、2時間しか乗らないのが勿体ないほどゆったりと落ち着けるシートです。
座席周りは男性が座ってもくつろげるゆとりがあり、更にフットレストつき。リクライニングも深めに倒れてくれますよ。コンセントの有無は車両によります。
また、座席後部にはトイレあり。「ひのくに号」であれば乗車時間は2時間程度ですが、トイレつきの安心感は大きいですね!(ただし、熊本~鹿児島を結ぶ「きりしま号」はなし)
その他、夜行便の「あそ☆くま号」ではWi-Fi、コンセントも利用できます。
リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と運賃を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※2019年10月時点で運行している路線です。
3列(2+1)シートは福岡~宮崎間を走る「フェニックス号」「スーパーフェニックス号」などで運行。フェニックス号は昼行のみで1日に28往復を運行しており、Wi-Fi・コンセントはありません。(一部車両にはコンセント付きのこともあり)座席は全席指定制で広々と座れるゆったりシートです。
座席の横幅はかなりゆったりめ、フットレストと収納式個別テーブルあり。背もたれの頭部分はカーブしており、頭を収まりよくホールドしてくれます。ヘッドレストは可動式で、自分好みに調節可能。リクライニングももちろんゆったり。
なお車両によってはラジオスイッチやモニターが設置されているものがありますが、これらは残念ながら現在では使用していないとのこと。
車内設備で大きく違うのは、運転席隣の両替機。基本的には座席は予約制なのですが、当日に空席がある場合に限り、現金決済で乗車することができるのです。また座席中央付近にはトイレあり。
リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と運賃を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※2019年10月時点で運行している路線です。
3列独立シートは夜行バスのみ、熊本~関西(京都、大阪、神戸)を約12時間で結ぶ「サンライズ号」で運行しています。
車内でくつろぎ、ゆったり静かに身体を休めて眠れる3列独立シートは、昼行とは異なる設備がぎっしり! 同じ横列でも全くの横並びにならずプライベートが確保できるよう、各列は少しずつ前後をずらして配置されています。
3列独立シートでは、フットレスト・レッグレストあり。しっかり足もふくらはぎも支えてくれるので、長い乗車時間を快適に過ごすことができますよ。更にはリクライニングもかなりゆったりめ!
各座席にはコンセントがつく他、使い捨てスリッパとブランケットつき。ブランケットがかなりの大判なのも嬉しいですね。(車両によってはコンセントがない場合があります)
また九州産交バス便ならではの特徴が、各座席にある非常用ボタン! 急に体調が悪くなった時や、万が一他の乗客から迷惑行為を受けてしまった時などはこちらを長押し。緊急事態があることがすぐに乗務員さんへ伝わります。夜の暗い車内もこれなら安心ですね!
バスの中央部分にあるトイレは表側に鏡つき。各座席には個別カーテンがあり、Wi-Fiは全車両で利用できます。またインフルエンザやウィルス対策の除菌システム(ハイクロミスト)を採用しており、車内の空気がクリーンなのも見えないながら嬉しいサービス。
リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と運賃を確認できます。リンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
※2019年10月時点で運行している路線です。
九州産交グループは、2019年で創立77周年。これを記念して2019年9月11日から、九州産交バスの回送車には九州産交グループからのメッセージが表示されていますよ。
「次の未来へ回送中」という見るとちょっと嬉しくなるメッセージは、今から1年間だけの特別仕様。偶然見かけたらラッキーかも!
熊本ではぜひ便利に活用したい九州産交バス、ぜひ利用してみてくださいね。
(陽月よつか)