※ボーテは2020年に運行を終了しました

ざっくり、こんなバス

  • カーテン付きで個室空間を演出
  • 3列独立シートで隣が気にならない
  • キレイになれちゃうこだわり機能満載

ピンクカラーでお馴染みの「WILLER EXPRESS(ウィラーエクスプレス)」。4列シートのオーソドックスなタイプから、モニター付きやシェル型の個室タイプまで、さまざまな種類の高速バスを運行し、予算や気分に合わせて選ぶことができるため人気を博していますね。

そんなウィラーエクスプレスには、乗ってるだけでキレイになれちゃう!? 素晴らしい夜行バスがあるそうなので、さっそく話題の「Beaute(ボーテ)」に乗車してきました。

もちろんボーテも見た目はピンク。WILLERのバスだとひと目でわかりますね


出発は便利な「バスタ新宿」から

バスの出発は、バスタ新宿の4階バスターミナルからです。22:00以降は、バス出発のラッシュ時間。そのため、コンビニはかなり混雑し、待合室の席に座れないなんてこともあります。バス乗車前になにかコンビニで購入したいという方は、早めにバスターミナルに行くか、JR新宿駅付近のコンビニへと足を運ぶことをオススメします。

私が乗車するボーテは23:05発。たくさん乗り場がありますが、バスタ新宿4階入口付近には、どの乗り場からの出発なのかわかりやすいようにモニターもあるため、安心です。


いよいよ乗車! 気になる車内は?

いよいよバスの乗車時間。車内には、バスタ新宿より前の乗車地から乗っていたお客さんがちらほら。そのため全体的な写真を撮影することはできませんでしたが、座席は3列独立シートとゆったりめ。隣を気にすることなくリラックスできます。

シート幅は座面44cmとゆったり
ブランケットや腰あて、首あてが嬉しいですね

足元にはレッグレストのほか、コロコロマッサージが設置されていて、足のむくみを軽減できたり、おまけにレッグレストには温熱ヒーターが内蔵! 足元の冷え対策ができちゃいます。
キレイになれちゃうバスと言われる意味が、座った瞬間わかりました。

そして座席横には、美肌効果がある高濃度イオンを発生させるシャープ製イオン発生機や、スマホを入れることができる網ポケット、そしてその中には鏡が入っていたりと、女性には嬉しい設備が満載!

シャープ製イオン発生機
鏡があるので座席でメイク落としシートを使えるのも嬉しい

また「寝顔を見られたくない」「化粧を落としているところを見られたくない」という女性ならではの悩みを解決してくれる、カーテンも設置。個室空間で安心できるのも、ボーテの魅力の一つです。

カーテン

右側の肘置きはパカっと開くようになっていて、そこには3つのボタンがありました。レッグレストを操作するボタンと、電動ゆりかごリクライニングのスイッチ、そしてリクライニングボタンです。電動ゆりかごリクライニングは最大140度まで傾くため、ぐっすりと寝られる環境を作ることができます。

肘置きのボタン
座席の前には操作方法と簡単な説明が記載されています
座席前ポケットの様子
安全のしおりもチェック

残念ながら、車内にWi-Fiはないものの、コンセントがあるため、携帯を充電しながら休むこともできます。

休憩は3回。最初は海老名サービスエリア

バスタ新宿から横浜を経由した後、バスの利用方法についてアナウンスが流れます。日本語だけでなく英語と中国語でも説明があったため、外国人の方でも安心して利用できますね。

00:35頃、1回目の休憩場所である海老名サービスエリアに到着しました。

海老名サービスエリアの様子

ボーテは、カーテンを使用している乗客がほとんど。休憩後の点呼が難しいため、代わりに休憩時にカードを手渡ししてくれます。カードには車のナンバーが記載されているため、迷子になる心配もありません!

休憩時に手渡しされるカード

休憩時間は1:00までの約20分ほどでした。深夜なのにフードコートエリアは大盛況。そのため、待ち時間を考えると、なにかオーダーして食べるほど時間はないかな? という感じでした。しかし売店も隣接されているため、小腹が空いた人はここでなにかゲットするといいでしょう。

食べ終わったらゴミの分別場所へ

2回目の休憩は3:00ごろ。遠州森町パーキングエリアで、15分ほどでした。3回目は5:30ごろ、土山サービスエリアで25分ほどの休憩がありました。私が乗車したときは大雨が降っていたため、バスから降りて休憩を取っている人は少なかったような気がします。

目的地・梅田に到着。緑に囲まれたバス停に癒やされる!

京都を経由し、大阪・梅田に8:20ごろに到着。バス停は、WILLERバスターミナル大阪梅田です。毎年季節の花を咲かせる大都会のオアシス「花野〜新梅田シティの里山〜」に隣接されてあるバス停で、WILLER EXPRESS CAFEもあります。降りた瞬間、自然を感じることができて、とても清々しい気分を味わえました!

降車場所の様子


まとめ

正直、私がこれまで乗った長距離バスの中で、一番爆睡できたと実感しました。その理由は、快適な座席と、ひと目を全く気にしなくてよかったところにあると思います。

また「バス利用後、すぐに仕事や遊びにでかけたい!」という人にピッタリ。鏡もカーテンもあるから、簡単な化粧もパパっと済ますことができました。バスを降りたら即行動派のアクティブな女性、バスの中でちょっぴり贅沢したいという女性、さまざまな女性に(もちろん男性にも!)おすすめです!

(トキエス)

情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 最も爆睡できた夜行バス! ライター感動のウィラー「ボーテ」の乗り心地とは? 【東京→大阪】