ざっくり、こんなバス



  • ゆ~ったり3列独立シートでリラックス

  • 遮光カーテンで寝やすい環境をしっかり確保

  • 金沢と東京間を群馬県、埼玉県経由で向かうので、関東の人必見!







3列独立シートや、その他の車内設備をご紹介!



それでは、車内設備から紹介していきますね。



シートは横3列の27人乗りと、ゆったりとした座席配置になっています。カーテンは継ぎ目だけではなく、壁にマジックテープでしっかり留められるようになっており、光が漏れにくいのが嬉しい!





車内の様子


カーテンにはマジックテープが!


レッグレストとフットレストを引き出し、座席をリクライニングさせるとこの通り、ゆったりと休めそうです。座席に座ると、目の前には荷物をかけられるフック、網ポケット、足元にドリンクホルダーがあります。





リクライニング


ドリンクホルダーは足元に



前方座席には小さなライトがついていますので、消灯後に荷物を空けて何かを探したい時に便利! フットレストは土足厳禁なので、靴を脱いだらフットレストの下に収納してしまいましょう。




小さなライト


フットレスト



ヘッドレストはシンプルな形状ですので、首をしっかり固定して眠りたい人はネックピローを持参しましょう。フリース素材の、暖かいひざ掛け完備なのが嬉しいですね!





シンプルなヘッドレスト


ひざ掛け



頭上には洋服かけがありますが、こちらの設備は窓際席のみのようです。冬場にロングコートをかけたい時に重宝しそうですね。座席右後方には、トイレ完備です。




洋服かけ


トイレ



トイレの横にあるこちらの空間は、ドライバー専用の仮眠室とのこと。靴を脱いで上がれるようになっており、中にはライトもついているそうですよ。一般的には座席の最前列2席がドライバーの休憩場所になっているようですが、ドライバーが横になってしっかり仮眠を取れる設備があるのは、乗客の安全を考えたサービスではないかと思い紹介しちゃいます!




仮眠室



今回乗車した1012便になかった設備は、Wi-Fiと電源といったところですね。私は快適なシートですぐに爆睡してしまった為、なくても特に気になりませんでした。




日本中央バス「金沢・富山~群馬・さいたま・東京線」乗車体験記



今回、金沢を観光した後に夜行バスで帰京することにしました。ところが金沢の主要観光地は18:00に閉まり、夜行バスの出発時刻である23:00までかなり時間があります。夕食に、ゆっくりと料理が出てくるコース料理をいただいても、まだ21:00前…。



どうしたものかと考え、バスが発着する金沢駅東口2番のりば前で営業している「スターバックスコーヒー 金沢フォーラス店」で、まったりとコーヒーをいただきました。




スターバックスコーヒー 金沢フォーラス店




スターバックスコーヒー 金沢フォーラス店



石川県金沢市堀川新町3-1 金沢フォーラス1F Google Map

076-265-8101 7:00~23:00

Webサイト









また、金沢駅東口には全席完全個室の「快活CLUB 金沢駅東口店」があるので、金沢駅から夜行バスに乗る前にシャワーを浴びておきたい人や、時間を潰したいなと思った人は覚えておくと良いですよ!




快活CLUB 金沢駅東口店




快活CLUB 金沢駅東口店



石川県金沢市堀川町4-1 セントラルビル 6F Google Map

076-260-4388 24時間営業

Webサイト











22:50に、日本中央バス「金沢・富山~群馬・さいたま・東京線」が金沢駅東口2番のりばに入線しました。予約時には座席指定不可となっていましたが、着席してみるとカップルは隣同士に。1人客はスペースに余裕を持って、前後1席おきに配置されていたことに心遣いを感じました!



日本中央バスでは乗降バス停が多く設けられているため、乗り降りする際に隣席の乗客の邪魔にならないように事前に席割を決め配慮しているそうです。男女ともに1人で利用される方には、なるべく座席を分けて配置し、女性でも安心して利用できるようにしているとのことでした。




金沢・富山~群馬・さいたま・東京線



23:00きっかりに、バスは金沢駅を出発しました。同便は富山県、群馬県、埼玉県の主要駅をまわった後に、最終目的地の秋葉原に向かいます。降車する乗客がいないバス停(駅)は今回、スキップするとのこと。日本中央バスでは、国土交通省に認可された路線で運行管理者の許可を得て、変更を行なっているそうです。



休憩時にはアナウンスなし。前方のカーテンが開いたら休憩の合図との伝達があり、早々に消灯となりました。




前方のカーテンが開いたら休憩の合図



0:02に富山駅に到着、00:40には同県滑川市の有磯海(ありそうみ)SAで休憩を経て、バスは次の目的地に向かいます。




有磯海SAで休憩



3:04に、新潟県長岡市の越後川口SAで2回目の休憩となりました。休憩時間は約15分です。




休憩時間



SA内を覗いてみたところ、米どころの新潟らしいお土産がたくさんありましたよ!




お土産売場



5:00台に群馬県の前橋駅、新前橋駅でほとんどの乗客が降車し、5:30に同県の高崎駅を出発した際には、乗客は私ともう1名になっていました。群馬県に本社がある日本中央バス、さすが地元の人に人気があります!



5:55にバスは埼玉県の上里SAに到着しました。こちらで最後の休憩を終え、バスは最終目的地に向かいます。




上里SAに到着



8:20に前方カーテンが開き、間もなく秋葉原駅に到着するとアナウンスがありました。




間もなく秋葉原駅に到着



予定していた到着時刻から約20分早い、8:27に秋葉原駅に到着です。到着後はすぐに仕事であった為、早い分にはとてもありがたい! ドライバーにお礼を言い、バスを後にしました。




秋葉原駅に到着





やっぱり3列シートは快適に眠れる!



今回は約9時間半の移動中、ゆったりと足を伸ばして休むことができました。隣の乗客に気を使うことなく寝やすい体勢を取れる3列シート。到着後にすぐ出社という弾丸トラベラーやしっかり眠りたい、という人におすすめです!



平日は首都高速道路が混むので、都内到着が遅れることもあるのだそう。そのため、降車する人がいなかった川越駅、さいたま新都心、バスタ新宿をスキップしたのだとか。今回は早めに到着しましたが、都内が最終目的地で急いでいる人は、いざとなったらさいたま新都心やバスタ新宿で降車して目的地に向かうという方法もあるので、ぜひ検討してみてくださいね!




金沢・富山~群馬・さいたま・東京線のバス便







(為平千寿香)


情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 金沢~東京間を高速バス移動! トイレ付き&3列独立シートで快適、日本中央バス「金沢・富山~群馬・さいたま・東京線」乗車体験レポート!