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ざっくり、こんなバス
さっそく車内を見ていきましょう!
足元にライトが付いてありがたい階段を上ると、ずらりと並ぶ3列独立シート。華やかな赤いシートが特徴的ですね。
乗車するシートは「10C」。窓際席の最後列でした。
シート周りには、座席間を仕切るプライベートカーテンが備え付けられています。
カーテンを閉めてしまえば、ちょっとした個室状態に。同路線の乗車時間は約12時間。周りの目を気にせず思い切りくつろげるのがありがたいです!
シートの最大リクライニング角度は140度です。
ちなみに「10C」は最後例なのでリクライニングも気兼ねなく倒せました。さくら観光のバスはオプション料金で座席指定ができるので、空きがあれば最後列を指定するのもいいかもしれません。
横から見たシート。レザー調というのは高速バスのシートには珍しいタイプのような。どことなく高級感が漂っています。
安眠したい人には欠かせないミニピローには「さくら高速バス」の文字がプリントされています。
こちらは寒い時期にはありがたいブランケット。きちんとパッケージされているので、清潔感を感じますね。
肘掛けにはサイドデスクが収納されています。寝る前にメイクを落としたりコンタクトレンズを外したり、細々とした作業をするときに便利です。
前ポケットにはさくら高速バスの案内冊子が入っていました。Wi-Fiが完備されており、接続パスワードはこの冊子に記載されています。
足元もチェックしましょう! 靴を脱いで足をのびのび伸ばせるフットレストと、ペットボトルを収納できるドリンクホルダーが完備されています。
USB充電もあります。
バス車内の中央にはトイレも設置されています。途中、サービスエリアで休憩は取れますが、やはり車内にトイレがあるといざというときの安心感が違います!
また、トイレ近くにはお湯が出るポイントもありました。コップとティーバッグまで用意されているのは珍しいです。心遣いを感じますね!
今回は大阪(難波)のバス乗り場から郡山まで移動しました。
難波でさくら高速バスに乗車する際は、まず受付場所に向かいます。係の方に自分が乗車するバスを伝えると、案内時間が知らされるシステムになっています。
さて、受付場所内にあるスペースでバスを待っていると、いよいよバスが到着。
係の方がバスが停車している場所まで案内してくれるので、乗り場がどこかわからなくても安心。
バスは時間通り、19:20に出発しました。始発の難波を出発後、梅田と京都を経由してお客さんをピックアップ、目的地である郡山・仙台へと向かうルートになっています。
最後の乗車地である京都は、21:15に出発。お客さんが揃ったタイミングで、シートベルト着用についてや、各降り場の到着時刻などがアナウンスされます。
21:50頃には滋賀県の草津PAに到着し、1回目の休憩に。
1回目の休憩が終わると消灯。深夜帯や早朝にも休憩時間はあるのですが、その際にはアナウンスがないため、メイクを落としたり服を着替えたいという方はこのタイミングで済ませておくことをおすすめします。
草津PAにはトイレだけでなく、コンビニやお土産屋さんもあります。食べ物やトラベル用品を購入したい場合には便利です。
ちなみに、出発時間はバス前方に表示されているので、休憩前に確認しておきましょう。
休憩を終えたところで寝る体勢へ。リクライニングを倒し、足を伸ばして目を閉じると、あまりのリラックス空間のためすぐに寝てしまいました……!
目覚めると早朝5:15、新潟県の黒崎PAでの休憩時間の最中でした。
身体を痛めることもなくスッキリ目覚めることができたので、二度寝することなく郡山駅に到着。到着時間は7:30と時間通りでした。その後、バスは仙台駅へと向かいました。
仙台・郡山発の便でも乗降地は同じで、郡山駅東口・仙台駅東口→難波・ヨドバシ梅田タワーバスターミナル・京都駅八条口の順番で発着します。
今回乗車した「リラックス3」は、その名の通り身体を伸ばしてリラックスできる空間でした。
高速バスというと、なかなか寝付けなかったり深夜に目覚めてしまったりということがありがち。ですが、リクライニングやプライベートカーテンのおかげで熟睡できました!
大阪~郡山・仙台間という長距離を、リーズナブルかつ安眠しながら移動したいという方にはおすすめですよ!
(つちだ四郎)