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バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。
11月18日のオンエアでは、名鉄バスと富山地方鉄道が共同運行する高速路線バス「名古屋~富山線」で、富山の食を堪能します。
今週の目的地は、食の宝庫・富山です。寒くなってきて海の幸も美味しくなってくる頃。富山で味わえるあれもこれも、なんでも食べ尽くします。
さて、名古屋といえばモーニングが有名ですが朝7時10分発の便ではまだ食べられるお店があまりありません。そこでオススメは、名古屋駅から徒歩10分ほどにある柳橋中央市場。ここでは朝の5時からきしめんやマグロ丼が食べられます。
名鉄バスセンターに戻って、富山行きのバスに乗車します。3時間半ほどの旅で、途中休憩は岐阜県のひるがの高原サービスエリアです。ここでは名物のソフトクリームや飛騨牛の串焼きが楽しめます。
バスの終着は富山駅前ですが、今回は富山駅まで行かずにショートカット。富山ICを降りてすぐの西上袋というバス停で下車して、富山地方鉄道の路線バスに乗り換えます。
安養寺というバス停で降り、徒歩8分ほど歩くと、ます寿しの老舗、源が運営する「ますのすしミュージアム」が見えてきました。
富山のお土産にもよく選ばれ、今や全国区で有名となった、ます寿し。一般的にはます寿しと呼ばれていますが、こちらの源では「ますのすし」と呼んでいます。
このますのすしミュージアムは、ますのすしでは最大手の源がその伝統と技を伝えていくために作った施設だそうです。工場見学、歴史を伝える回廊、レストラン、そして手作り体験のできるキッチンなど、100余年にわたる歴史を持つますのすしのことをじっくり知ることができます。
ここで挑戦してみたいのが、予約制の手作り体験。小丸と言われる小さいサイズのますのすしを、自分で笹を敷いて、ご飯を詰めて、鱒の切り身を並べて、作っていきます。
最後は蓋をし、ゴムでぎゅっと止めれば出来上がりです!予約制なので、チャレンジしたい方はお出かけ前にミュージアムにお問い合わせください。
食べる。知る。体験する。ますのすしのことをじっくり味わったら、富山駅前行のバスに乗って市内中心部に戻りましょう。県内50軒以上のお寿司屋さんで食べられる「富山湾鮨」は、ネタもシャリも全て富山県産。
天然の生簀と言われる富山湾の海の幸がとことん味わえます。
(バスとりっぷ編集部)