徳島から高松までの乗車記はこちらをチェック!


JR四国バスの車両外観&車内設備

バスの外観はこちら。白をベースにターコイズとイエローのラインが入っており、側面には「ジェイアール四国バス」の文字。瀬戸内の美しい海と温暖な気候をイメージさせるカラーリングで、旅行気分も上がりますね。

バスの外観
ターコイズとイエローの爽やかな色味

車内は4列シートながら嬉しい配慮あり

車内は通常の4列シート。ですが、ほかのバスにはあまりない、シート間の仕切りカーテンがついています! 満席時にとなりの人から顔や手元が見えないようになります。

車内のようす
仕切りカーテン

シートピッチは広め

コンセントやトイレもあって安心

黒潮エクスプレスは全席コンセント完備。窓側席は窓の下あたりにコンセントがあります。通路側はひじかけの下です。

窓側席は壁にコンセント

ほか、読書灯やドリンクホルダーといったものも備え付けられています。

読書灯は頭上にあり
前シート背面にドリンクホルダーや荷物掛け

行き先や次の停留所を知らせるモニター

トイレは車両の最後部に。

車両後方のトイレ


黒潮エクスプレスにいざ乗車!

今回は高松駅18:10発の黒潮エクスプレスに乗車します。

高松駅ののりばは高速バスターミナル1番。このターミナルからはほかにも四国内・関西方面などたくさんの高速バスが出ていますが、ナビゲーションが多いので迷う心配はなさそうです。

高松駅高速バスターミナル
1番のりば

高松駅のバスのりばガイドはこちら

美しい車窓を見ながらのんびり

発車時間少し前にバスが到着。30%ほどの乗車率で高松駅を発車。その後市内と高速上のバス停を経由して、最終的には半分くらいの席が埋まりました。

黒潮エクスプレスの特徴の仕切りカーテン、最初は「狭く感じないかな?」と思ったのですが、そんなことはありませんでした! カーテンがほどよくプライベートスペースを作ってくれて、とても快適でしたよ。

また、同行者と座るときなど、仕切りカーテンが不要な場合は、荷物棚にあげておくこともできます。

シートから見た仕切りカーテン

香川の山はまるっこい
高速道路を飛ばします

県境を越えてからは日が暮れて景色を見られませんでしたが、昼間に乗ると山間部ののどかな風景を見下ろせます。川が青く透き通っていて感動しました。

昼間の風景
途中何回も川を渡ります

休憩なしで高知駅に到着

黒潮エクスプレスには休憩はありません。高松駅から2時間15分ほどで、あっという間に高知駅前に到着です。

高知駅に到着した黒潮エクスプレス
夜の高知駅

高知駅はアンパンマン推し

もう20時半なので、今日はここで切り上げて駅近くのホテルに一泊です。おやすみなさい~。

宿泊する「JRクレメントイン高知」
部屋が立派!

高知駅から高速バスに乗る場合は…

高知駅前発の黒潮エクスプレスは、高知駅北口のバスターミナルから出発します。観光案内所や路面電車のりばとは逆方向の出口ですのでご注意を。

高知駅前バスターミナル
高知駅前バスターミナルの案内

本数も多い

高知駅のバスのりばガイドはこちらから


電車と比較して所要時間や料金は?

所要時間料金乗り換え回数
JR(特急列車)約2時間30分5,580円1回(乗り換えなしの場合も)
JR(普通列車)約5時間3,190円2~3回
黒潮エクスプレス約2時間15分3,900円なし

※特急列車は通常期・指定席
※2024年6月調べ

特急しまんとの場合、乗り換えなしで行けますが本数が少ないので、基本的には特急南風で1回乗り換えて行く必要があります。普通列車に関しては、途中すごいローカル線区間を通るので所要時間がとても長く、本数も少ないです。

<特急列車ルート>
高松~(サンポート南風リレー号)~多度津~(特急南風)~高知

<普通列車ルート>
高松~(サンポート南風リレー号)~多度津~(土讃線)~阿波池田~(土讃線)~高知

<高速バスルート>
高松~(黒潮エクスプレス)~高知

というわけで、特急と所要時間が変わらず料金的にも安い「黒潮エクスプレス」は、高松~高知間を移動するにあたってかなり便利な移動手段となります。


さいごに

黒潮エクスプレス、いかがだったでしょうか? 自分もいままで「高知は遠いなあ…」と思っていたので、高松から2時間少しで行けるのにちょっとビックリしてしまいました。

途中の景色もよく旅情もあるので、四国周遊旅行にも使えそうですね。

「黒潮エクスプレス」のバス便

※取材協力:JR四国バス

(Goomba)

情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 四国を縦断する高松〜高知間の高速バス「黒潮エクスプレス」乗車レポ! JR四国バスのシートや車内の設備を徹底ガイド