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ざっくり、こんなバス
名古屋駅付近にある名鉄バスセンター。同所では、主要都市や人気観光スポットにアクセスできる名鉄バスの高速バスが毎日運行しています。今回は名鉄バスを利用し、美肌の湯として人気の観光地「昼神温泉」まで移動してきました!
気になる乗り心地や車内設備などをご紹介します。
さっそく乗り場へと向かいました。名鉄バスセンターは名鉄百貨店メンズ館に直結しているため、迷った場合は名鉄百貨店を目指すとわかりやすいです。名鉄名古屋駅からは徒歩3分ほどでアクセスできます。
バス乗り場は名鉄バスセンター3階です。3階待合室の中にはファミリーマートもあるので、バス乗車前のちょっとした空き時間も退屈しません。また4階にはコーヒーでほっと一息できるドトール・コーヒーや、観光インフォメーションなどがあります。
バスのきっぷ売り場は待合室横にあります。売り場前にはバスの運行情報が大きく表示されたモニターも設置されているので、ここで自分の乗車するバスの情報をチェックできます。
昼神温泉へのアクセスには「昼神温泉経由飯田行き」のバスを利用します。
さて、いよいよ「名古屋~飯田線」へと乗車します。バスのボディは白を基調としており、赤・青・緑の色鮮やかな模様が入っています。車内の席数は、縦9列、横4列シートで合計36席。
座席は、背もたれが高く、まくらも設置されているため、快適にくつろぐことが可能。また、各シートに専用コンセントが付いており、スマホの充電も可能です。
さらに車内には無料のWi-Fiまで完備! 面倒な事前登録なしで使用できるのが嬉しいですね。
また、車内にはバス専用に開発されたという「バス専用プラズマクラスターイオン発生機」が導入されています! そのため車内の空気は常に清潔。リラックスしてバスの旅を楽しめますね。
座席の後方に中央には、「パウダールーム」と書かれた扉が。
従来のバストイレのイメージを覆した名鉄バスの「パウダールーム」は、鉄道や飛行機のトイレと比べても広い!
トイレ・洗面台はもちろんのこと、着替え台も設置されているんです。「温泉に到着する前に楽な格好に着替えたい」という願いを叶えてくれた広々設計に感激しました。筆者一番のオススメ設備です。
いよいよ出発です。時刻通りに出発し、「桃花台」「馬篭」「園原」を経由し「昼神温泉」へと向かいます。車内前方には、常に現在地点を表示してくれているため、乗り過ごしの心配がありません。
ちなみに他の長距離バスとは違い、サービスエリアなどで途中下車はできません。しかし、窓からは都会で見ることのできないキレイな緑の絶景を堪能することができます。
昼神温泉バス停近くには、日帰り入浴施設や、昼神温泉ガイドツアー、朝市広場、足湯「ふれあいの湯」などがあります。日帰り旅行の行き先として気軽に足を運べる温泉地です。
名古屋から昼神温泉へアクセスする別の方法は、新幹線・電車を利用する方法があります。どちらで移動する場合でも、まず名古屋駅から飯田駅まで向かいます。
名古屋駅から飯田駅まで行くには、3時間30分~5時間程度の時間がかかります。料金は3,670円~7,000円前後。(時期により変動する可能性有り)。そこからタクシーやバスを利用して約30分〜40分で昼神温泉にアクセスすることが可能です。
このように新幹線・電車で向かうことは可能ではありますが、時間もコストもかなりかかってしまいます。やっぱり昼神温泉へは、高速バスを利用するのが時間的にも経済的にもおすすめです。
今回のバス乗車時間は約1時間46分。名古屋から昼神温泉へ向かうまでに様々な風景を楽しむことができるため、あっという間の旅だったような気がします。
トイレもかなりキレイで、後方にあるので、人の目を気にせず使えることもこのバスのポイントの一つだと思いました。
バスを降りた瞬間、まるで映画の世界に舞い降りたかのような、緑一面の世界に癒されること間違いなしです!
(トキエス)