絶景を見て思わずフリーズ…露天風呂の温泉&富士山天然水サウナでととのう「ホテルマウント富士」に高速バスで行ってきた
目次
ホテルマウント富士で絶景と温泉とグルメを満喫!
富士山を見るために建てられた「ホテルマウント富士」。標高1,100メートルの大出山山頂に建つホテルのゲストルームは、すべて富士山ビュー。また、富士山だけじゃなく山中湖や南アルプス、雲海まで楽しめる、“絶景ホテル”です。
そんな絶景を見ながら入る温泉は至福の時間!
ホテルマウント富士では2年前に大浴場とサウナをリニューアル。ロウリュサウナ+富士山の伏流水かけ流しの水風呂+目の前に富士山が広がる外気浴スペースが、「最高にととのう」とサウナーの間で話題になり、人気急上昇中です。サウナイベントも行われるようになりました。
宿泊しなくても日帰りで立ち寄り湯の利用も可能。旅にグルメはつきもの! 和食か洋食から選べるランチプランもあります。
ホテルマウント富士の温泉&サウナ
ホテルマウント富士のそれぞれ趣の違う、2つの温泉を紹介しましょう。
富士山と山中湖が目の前!「はなれの湯」
はなれの湯は、完全開放可能な大窓のある半露天風呂。富士山と山中湖を同時に眺められます。
扉をあけて一歩中に入ると、まるで絵画のような絶景が広がっていて、思わずその場に立ち尽くしてしまいました。
先に入っていた女性から「こんなに凄い景色だとは思いませんでした」と唐突に話しかけられましたが、わかります! 誰かとわかちあいたくなる、そんな感動的な景色なんです。
お湯はアルカリ性単純泉。少しぬるぬるっとした、やさしく表面をすべるような肌触り。皮脂を溶かし角質層を軟化させ、肌をつるつるにしてくれる美肌の湯です。
ただし、角質が取れると肌の保湿成分が失われ、そのままではカサカサになってしまいます。湯上りは脱衣所に用意されている基礎化粧品で、しっかり保湿しましょう。
はなれの湯 営業時間
日帰り利用 12:00~16:00(毎週水曜日は14:00~16:00)
サウナも楽しめる「満天星の湯」
ホテルの地下1階の「満天星の湯」。内風呂と露天風呂、2つのサウナがある大浴場です。
大きなガラス窓から、外の景色が楽しめる開放的な内風呂。
露天風呂は外気浴スペースも兼ねています。デッキチェアやベンチに寝ころぶと、目の前に広がるのは雄大な富士山!
裸で寝転んで体全体に富士山パワーをチャージ! 明日からは良いことがバンバン起こりそうな、不思議な自信がわいてきます。夜には文字通り満天の星が頭上に広がるそうですよ。
サウナはロウリュサウナとミストサウナの2種類。
ロウリュサウナ(※)はMETOS製ikiストーブ。30分に一度オートロウリュが行われ、富士山の天然水がストーブに降り注ぎ、熱波がサウナ中に広がります。
※サウナ発祥の地フィンランド発のサウナ。ストーブで暖められたサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる
温度は男女ともに92℃~95℃。女性用のサウナは温度が低めに設定されているところが多いですが、ここは同じ温度なんです。熱いサウナに入りたかった女性は「これよこれ!」と大喜び。
熱いのが苦手、もしくはサウナに慣れていない人は、階段状になっている席の下の部分に座りましょう。サウナは上に行くほど高温になっています。
ミストサウナは男女ともに40℃。低温だけど高湿度なミストサウナは、息苦しさはなく、体全体を潤し、気持ちもリラックスできます。初心者はこちらからチャレンジしてみましょう。
サウナの後は水風呂へ。富士山の天然水をそのまま使用している水風呂は、温度が15℃~17℃。体が芯からじっくり温まっていると、水風呂ってそんなに冷たいと感じないんですよ。
天然水なので、蛇口から出ている水は飲むこともできます。冷たくて、おいしい~!
もうひとつの水風呂は、ホテルマウント富士から見られる雲海をイメージしたもの。バイブラとジェットの波が、まるで雲海のようです。こちらは天然水ではないので、温度は19℃~22℃ほど。水風呂が苦手な人はこちらをどうぞ。
サウナ→水風呂→外気浴で、しっかり整いましょう!
男性の外気浴スペースには、「天見浴ゾーン 裸王」が設けられています。ここから見る景色は富士山を独り占め! まさに王様のために用意された玉座です。この名前は公募で決まりました。
※サウナに入った後、皮膚表面に出る赤い斑点のこと
満天星の湯の脱衣所にも基礎化粧品や美容液、ヘアケア用品が用意されています。荷物が少なく済んで助かります。
満天星の湯 営業時間
宿泊者以外 14:00~18:00
ホテルマウント富士 日帰りモデルコース
高速バスを利用すると、気軽にホテルマウント富士の日帰り温泉が楽しめます。モデルコースを紹介しましょう。利用するのは「ホテル自慢のおすすめ昼食付日帰り温泉プラン」。
東京駅9時20分発の高速バスに乗って出発!
11時50分、「富士山・山中湖入口(ホテルマウント富士入口)」バス停で下車。
ホテルに電話をして、シャトルバスで迎えに来てもらいます。バス停からホテルまでは車で10分ほど。
12時過ぎ、ホテルへチェックイン。
フロントでバスタオルとフェイスタオルを受け取ります。
まずは、ランチ!
フレンチレストラン「ザ・メインダイニング」か、和食レストラン「和彩 旬華」でいただきます。
ザ・メインダイニングのメニューは、お魚料理またはお肉料理、オードブル、スープパン又はライス、デザート、コーヒー。和彩 旬華のメニューは、八寸、お造り、煮物、揚げ物、溶岩焼き、ご飯、味噌椀、甘味の御膳です。
お天気が良ければ、是非散歩に出かけましょう。展望テラスからは富士山がきれいに見えます。富士山って不思議といつまでも眺めていられますよね。
ホテルの遊歩道は、マイナスイオンたっぷりの森の中にあります。野うさぎの原っぱ、フクロウの林、スミレの咲く斜面など、名前を聞くだけでワクワクしてしまうエリアがたくさん。温泉に入る前のちょっとした運動になりますよ。
いよいよ温泉に!
はなれの湯は12時から、満天星の湯は14時から入浴可能です。
2つの温泉を心ゆくまで楽しみましょう。
お土産選びはホテルの売店で。
職場や家族へのお土産にちょうどいいお菓子や、自分へのお土産に選びたいグッズが揃っています。
人気はオリジナルサウナグッズ! ホテルでサウナグッズなんて、ビックリですよね。ホテルマウント富士では、サウナ大好き芸人・マグ万平さんによるサウナイベント「万平蒸祭 in ホテルマウント富士」なども開催される、サウナ好きが集まるホテルなんです。他のサウナでも、こちらのグッズを持っていると一目置かれるかもしれませんよ。
18時、チェックアウト。18時30分に富士山山中湖バス停発の高速バスを利用すると、バスタ新宿には20時55分頃に到着します。
ちょうどよい時間のシャトルバスがないときは、フロントで相談してください。バスの時間にあわせて送迎してくれます。
日帰り温泉プラン料金
日帰り温泉プランはWEB予約ができます。
「ホテル自慢のおすすめ昼食付日帰り温泉プラン」は予約必須です。
・オロポ付きプラン 大人2,500円、小人1,400円
オロポ:サウナーに人気のオロナミンCでポカリスエットを割ったドリンク
・ホテル自慢のおすすめ昼食付日帰り温泉プラン(※要予約)
昼食+温泉入浴4,660円、昼食+温泉入浴+個室休憩室 8,500円
※価格はすべて税込
※2023年4月調べ
ホテルマウント富士へのアクセス方法
公共交通機関を利用して出かける場合は、新宿からJR・富士急行直通の特急利用かJR中央本線の大月駅で乗り換えるなどして富士急行線の富士山駅へ。富士山駅からはタクシーで約20分です。
もしくはJR御殿場線の御殿場駅から富士急路線バスで約45分、「ホテルマウント富士入口」バス停下車後、無料シャトルバスでホテルまで。
バスタ新宿や東京駅から発車する、富士急行バスの高速バスも利用できます。電車利用と比べて乗り換えが少なく、所要時間は同程度かやや短く、料金は電車より安価なのでおすすめ。「富士山山中湖(ホテルマウント富士入口)」バス停を降りたら、ホテルまでは無料シャトルバスで。
車の場合は、山中湖ICを降りて約15分です。
ホテルマウント富士はこんな人におすすめ!
富士山を見るために建てられたホテルマウント富士は、お風呂からの景色も絶景でした。
ホテルマウント富士は、特にこんな人におすすめです。
・美肌の湯で美しさに磨きをかけたい人
・サウナ大好き! 大自然の中で”ととのい体験”をしたい人
・温泉で癒されたい人
・グルメと温泉でプチトリップを楽しみたい人
今回は日帰りプランを紹介しましたが、宿泊すると日に照らされて赤く染まる富士山、春と秋の朝には眼下に広がる雲海、夜には満開の星空など、さらに多くの絶景が楽しめます。周辺には山中湖や河口湖、忍野八海など観光スポットもたくさん。
家族や友達、カップル、もちろんひとりでも、充実した休日が過ごせます。
ホテルマウント富士
(さとちん)