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航空会社の株主に発行される株主優待券。株主やその家族などに利用者が限られているわけではなく、誰でも利用可能です。といっても、株主でない限り手元に株主優待券はないですよね。
どのように利用するのかというと、株主優待券を金券ショップなどで購入すれば、株主優待の航空券を予約購入できます。もしくは、旅行会社が自社で手配した株主優待券を使い「株主優待割引」で販売している航空券を購入するのもお得です。
航空会社の株主優待券は、一言で言えば、割引チケットのようなものです。株主優待券のみでは航空券として利用できません。株主優待券それぞれに「優待番号」があり、これを使えば普通運賃が半額になるという仕組みです。
ただし、各社利用できるのは国内線のみ。利用したい便や区間などを選べますが、座席は数に限りがあります。また、有効期限もあります。
株主優待券を発行している日本国内の航空会社は、ANA、JAL、スターフライヤーです。株主優待を利用すると、ANA、JALは普通運賃の半額、スターフライヤーもほぼ半額になります。
ただし、株主でない場合は金券ショップなどで株主優待券の購入が必要で、販売価格は有効期間などによりおよそ3,000~数千円前後。購入代金を合わせると、早期割引などと同程度の運賃になることもあるでしょう。ただ、早期割引などは予約内容の変更やキャンセルができなかったり、手数料が高額になったりすることがほとんど。一方、株主優待券は、出発前であれば予約変更やキャンセルも手数料不要でできます。
株主優待券の利用は、Webサイト、航空会社のカウンター、各社の窓口で利用が可能です。
Webでの手続きも簡単です。金券ショップなどで株主優待券購入し、購入した株主優待券に記載されている「優待番号」を、航空券の購入時に登録(後日登録が可能な航空会社もあり)します。優待番号を登録する以外は、予約や購入方法は通常の航空券と変わりません。
ただし、株主優待券購入前に、航空会社の予約サイトで希望の区間や便で株主優待運賃があるか事前に確認しておくのがおすすめです。株主優待券は利用できない特定日などはありませんが、席数に限りがあるため、連休や長期休みの期間は特に注意しましょう。
旅行会社によっては、株主優待割引のプランを扱っています。オンライン旅行会社のエアトリやさくらトラベルなどでも、取り扱いがある場合は航空券の予約購入ページに「株主優待割引」などと表示されます。その場合は、「株主優待割引」を選び通常通りに航空券を予約するだけで、割引を受けられられます。ただし、運賃にプラスで株主優待券代金が加算されます(表示金額に含まれている場合もあり)。
一見わかりづらい航空券の株主優待。割引率も大きく、内容変更やキャンセルに対してもフレキシブルなので、航空券の予約・購入の選択肢の1つとして覚えておきたいですね。
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(バスとりっぷ編集部)