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夜行バスでリクライニングを倒すのは「気を使う」「勇気がいる!」と感じる人は多いのでは? 後ろの人に遠慮してしまい、ぐっすり眠れないという人もいるはず。
そんな"リクライニング問題"を解決する神対応をしているのがオリオンツアー。話題の対応策や導入したきっかけを聞いてみました。
オリオンバスでは「リクライニング倒しづらい問題」を解消する、ある画期的なサービスをしています。
それは乗客が乗車する前に、事前にリクライニングをMAXまで倒しておくということ。
最初からリクライニングが倒れていれば、後ろの人に声をかける必要もなく、自分でリクライニングを調整しやすいですよね。
その手があったか! という発想です!
リクライニングは本当に倒れているのか確認するべく、実際にライターが東京~博多線のオリオンバスに乗車してみました。
本当だ! 全座席のリクライニングがフルに倒されている! とてもありがたい心配りですね。
オリオンツアーでは、8年以上前からこれを実施しているのだとか。現在では、オリオンバスの全便でこの取り組みが採用されているそうです。
高速バス・夜行バスの比較サイト「夜行バス比較なび」がおこなったアンケートによると、およそ20%の人が声をかけずにリクライニングを倒してしまうのだとか。
最初から倒れていることで、乗客同士の不用意なトラブルも避けられそうです!
このサービスは、「シートを倒すときに気を使う」という乗客の声から生まれました。
オリオンツアーには、このような嬉しい声が寄せられているとのこと。
「気を使わなくてすんだ」「気楽に乗れた!」という意見が多いですね。
乗客へのアンケートには、ごくまれに「最初からリクライニングが倒れていると、席に座りにくい」という意見が記入されているそうですが、ほとんどの場合、好意的な意見が書かれているそうですよ!
乗車記でも紹介していますが、オリオンバスには東京〜博多のような片道約16時間の路線もあります。このくらいの運行時間になると、後ろの人に気を使ってリクライニングを倒さずに移動できる距離ではありませんよね?
長距離を移動する方は、このサービスがより嬉しく感じられるはずです。