ざっくり、こんな宿泊施設

  • 夜はライトアップされたお寺をたっぷり楽しめる!
  • 静かな夜を過ごしたい方に◎
  • TDRや観光地までのアクセスが超便利!

東京の人気観光地の一つ、築地。その中でも、400年以上もの歴史をもつ築地本願寺には、多くの参拝者が訪れています。そんな築地本願寺に宿泊施設があることをご存知でしたか?

今回は、実際に宿泊した体験記をお届けします。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

実は東京ディズニーリゾートまでのアクセスが超簡単な穴場スポット!

築地本願寺は、築地駅の目の前。東京観光にはとても便利な立地。銀座はすぐお隣ですし、東京スカイツリーへも、東銀座駅から一本でアクセスできちゃいます!

東京駅からも15~20分(乗車時間は5分ほど)なので、東京駅周辺のバスターミナルからのアクセスも簡単です!

日比谷線築地駅

また、東京ディズニーリゾートに行きたい方にも、同宿泊施設はとってもおすすめ。

築地駅から舞浜駅までは、所要時間は30分かかりません。アクセスは日比谷線の築地駅から八丁堀駅へ行き、京葉線に乗り換えて舞浜まで約25分。運賃は片道390円です。

もしくは、築地本願寺から徒歩5分の有楽町線新富町駅から新木場駅まで移動し、そこから同じくJR京葉線に乗り換え、舞浜へ行くこともできます。 こちらのアクセス方法も移動時間は20分ほどで、運賃は片道330円(片道料金)です。


築地本願寺とは?

築地駅前に位置する築地本願寺は、浄土真宗本願寺派の直轄寺院で、創建は1617年です。

築地本願寺

首都圏における開教活動を担う関東最大の念仏道場で、2014年に本堂・石塀・三門門柱(正門・北門・南門)が国の重要文化財に指定されました。

正面階段下には、迫力のある獅子像が

また、築地本願寺は英語の法座の開講や、結婚式の利用などでも人気を博しています。

さっそく宿泊施設へ!

宿泊できるのは、境内にある第一伝道会館。和室12室・洋室3室の合計15室あり、こぢんまりとしていますが、1名1室5,000円~、2名1室9,000円~と宿泊料金が比較的安いのがポイント。

チェックインは15時からで、受付で名前などの必要事項を記入した後、部屋の鍵をもらいます。
宿泊施設は3階なので、エレベーターで上にあがります。

エレベーター前には、和風テイストのインテリアが。

さっそく室内へ。今回は和室で、一人用の部屋です。室内にはすでに布団が敷かれており、セルフサービスのお茶やコーヒーなどが置かれていました。部屋ではWi-Fiを使用できます。

布団はふかふか
小さなテレビもあります

テーブルの上

築地本願寺煎餅が食べられます! この煎餅は1階のフロントでも購入できます


部屋がある3階のフロアは?

部屋には洗面所、トイレ、お風呂がありません。そのため、トイレは廊下にあるものを使用しましょう。

トイレの他に洗面所などが廊下沿いに設置されています

洗面台はトイレとは違う場所

中にはドライヤーが一台

3階フロアには自動販売機があり、その奥に小さいスペースではありますが、喫煙コーナーがあります。

自販機と喫煙コーナー


夕食や朝食は?

夕食は前日までに予約すれば、1階の「日本料理紫水」で頂くことができます。17:00から19:00までの提供です。朝食は前日の19:00までに予約が必要。提供時間は8:00から9:00まで。

予約を忘れてしまったけど朝ごはんを食べたい! という方は、モーニングセットや軽食メニューがある1階のティーラウンジを利用できます。しかし、せっかく築地に来たのだから、外に出て築地ならではの朝ごはんを楽しむのもいいですね。


浴室はどこにある?

浴室は1階にあります。お風呂場にはシャワーと座席がそれぞれ4人分。湯船はコンパクトサイズです。湯加減は自分で継ぎ足しをして調節する感じでした。シャンプー、リンス、ボディーソープは備え付けのものを利用できます。

着替え場所の洗面台にはドライヤーが1つしかないので、できるだけ混む時間帯を避けて入浴するといいかもしれません。ちなみに、私は21:30頃に浴室に行きましたが、他に利用者はいませんでした。

こぢんまりとした浴室

バスタオル、フェイスタオル、浴衣は、客室のアメニティについていますが、歯ブラシやカミソリなどは1階フロントで販売しているそうです。お風呂の利用時間は16:00から23:00まで。

部屋に置かれていたアメニティ


日没後はライトアップで幻想的な景色に

きれいな夜景

築地本願寺は、日没以降ライトアップされるので、幻想的なお寺の夜景を楽しむことができるのが魅力的。この時間に境内をお散歩してみるのもいいですね。

ちなみに、同施設に宿泊する際の注意点ですが、深夜0:00から朝5:30までは築地本願寺の門と建物の出入口が閉まってしまいます。そのため、この時間帯は入退室ができません。夜に外出される方は、0:00までに戻るようにしましょう。


夜は静かでぐっすり! 朝は心地よい日差しでお目覚め

上記で説明した注意事項があるからか、夜はかなり静か。そのためふかふかの布団でぐっすりと休めました。

ぐっすり寝たい人のためのタグ

カーテンを少し開けて寝ていたため、朝は心地の良い日差しで目を覚ますことができました。

時間帯によっては心地いい日差しが入る寝室


チェックアウト後も敷地内でエンジョイ!

朝、チェックアウトは10:00です。チェックアウトの手続きをする受付前には小さな売店もあるので、お土産などもここでチェックできますよ。

築地本願寺のオリジナルグッズが購入できます

第一伝道会館を出て築地本願寺の向かって左側へ行くと、インフォメーションセンターがあります。

ここには、お寺ならではの朝食が楽しめる築地本願寺カフェ Tsumugiのほか、ブックセンターやオフィシャルショップもあります。

築地本願寺カフェ Tsumugi
18品の朝ごはん

ブックセンターは朝の10:00からオープンしており、仏教に関する本をはじめ精進料理の本や、絵本など読み物が充実しています。仏教のことをよく知らない人にも、気軽におすすめの本を教えてくれるのがこのブックセンターのポイント。

おすすめの本もチェックしてみよう


まとめ

東京観光しやすいスポットにあり、お寺の敷地内に泊まるという貴重な体験ができる築地本願寺。東京に遊びに来るときはぜひ宿泊してみてはいかがでしょう?

築地本願寺第一伝道会館

東京都中央区築地3-15-1 Google Map
03‐3544‐0551 休館日:12月30日~1月4日
Webサイト




※取材協力/築地本願寺

(トキエス)

情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 築地本願寺内に泊まってみた。アクセスは? 宿泊料金は? 気になるポイントをレポート