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高速バス会社では様々な安全対策がとられていますが、万が一の事故の可能性を考えたとき、気になるのは保険制度のこと。高速バスの乗客向けの「保険」はどうなっているのでしょうか?
一般的にバス会社では、以下の自動車向け任意保険に加入しています。
自身が予約するバスが保険に入っているかどうかは、予約サイトや旅行条件書で確認することができます。
予約サイトの「保険:対人無制限」といった記載や、旅行条件書の「当社の責任」欄をチェックしてみましょう。
しかし、バス事業者が加入している任意保険で補償されるのは、バスに乗車中に起きた事故のみということ。
例えば、サービスエリアに到着して降車後すぐに事故に遭った場合や、車外で怪我をした場合、持ち歩いていたカメラが地面に落ちて壊れてしまった場合などは補償されません。
また、シートベルトをしなかったための怪我など、乗客に過失がある場合や、天災による事故にも適応外です。
そのため、長距離バスを利用して旅行をする人は、自身で国内旅行保険に入っておくと安心です。
保険に加入するときは、どこまで補償されているかを考えた上で選ぶのがポイントです。傷害保険のみで良いのか、携行品損害も補償される方が良いのか、自身の旅行先や旅のスタイルに合わせて選択してみると良いでしょう。
【au損保の国内旅行保険】
旅行傷害保険は、日帰り・1泊2日262円から。
【エイチ・エス損保の国内旅行総合保険】
旅行傷害保険(携行品損害も含めたプラン)は、日帰り670円から。
旅行代金を抑えるために高速バスを選んでいる方もいると思いますが、もしもの時に備え、保険に加入しておくと安心です。
次の旅行の際には、ぜひ乗車するバスの保険制度や、各自で加入する旅行保険についてチェックしてみてください!