- 週間ランキング
会場は京成高砂駅近くに位置する京成ドライビングスクール。1階と野外会場ではバスの実演、試乗、展示会が開催され、2階と3階では機器&用品展示とセミナー、システム展示などが行われていました。
それでは、展示&試乗された車種をご紹介します! 最先端の技術のものや、高級なシート、バリアフリーに特化した車種など様々なバスがありました。
1999年に中国で設立されたALFAバス。都市型EVバスのパイオニアで、現在、中国国内では上海や常州など主要な大都市で導入されています。2016年に日本の電池メーカーと高性能リチウム電池の供給パートナーとして業務提携を行い、スペインやイタリアの路線バスにも導入されています。
クリーンなエネルギーと安心の保守サービスを提供してくれるバスです。特徴は静粛性。発車時や停車時はとってもスムーズで音も少なく快適でした。
2004年に「スカイバス東京」として、日本で初めての2階建てオープントップバスによるドライブ型周遊コースの運行を開始した日の丸自動車興業。2012年には、外国人観光客を主なターゲットとし、乗り降り自由の周遊型定期観光バス「スカイホップバス」の運行を開始しました。
2019年11月から導入されたこちらの2階建てオープントップバス(ハーフルーフタイプ)は、スペインの架装メーカー「UNVI」の製造車両。なんと日本では初めての導入になるそうです。
トヨタコースター・ロングボデーをベースに多機能に仕上げた二次架装車。シートの一部を取り出すことでシートピッチを拡大、あるいは荷物スペースにできるなど様々なアイデアが盛り込まれたマイクロバスです。さらに後部への車椅子用リフトの装着によりバリアフリー性も向上されています。
セレガハイデッカをベースに車椅子乗降用のリフトを備えた車両。リフトは従来のように車体側面に沿って上下するタイプではなく、本体を床下に格納しており、スペース効率が良く、車椅子利用者も安心して乗降できるのが特徴です。
いすゞの大型観光・高速車ガーラは、12mの大型観光バスガーラ、9mの大型観光バスガーラ9、同じく9mの中型観光バスガーラミオの3車型がラインナップ。今回展示された大型観光バスガーラは、9リットルエンジンと7速AMTを組み合わせたもので、2019年新採用された自動検知式EDSS(ドライバー異常時対応システム)が搭載されています。
中扉から後方の通路をフルフラットにすることにより、乗降性改善や立席客のスムーズな移動をねらったノンステップバス。東京都交通局の企画により、スウェーデンのスカニア製シャーシーとオーストラリアのボルグレン製ボデーの組み合わせで誕生したのだとか。
2018年に販売が開始されたユニバースの6速AT仕様バス。衝突被害軽減ブレーキを標準装備し、また静粛性がより進化しました。
日野自動車といすゞ自動車のボデーメーカーであるジェイ・バスが提案するVIP送迎用の中型車。ハイグレードミニバン用の電動リクライニングシートが8席配置されており、黒い外装が特徴的です。
ハイデッカー車「エアロエース」の新バリエーションとして設定された13列仕様。補助席の設置により、最大乗客定員は65人。大きな収容力を誇ります。
国産小型バスのネーミングでは最も古い歴史を持つローザ。2018年に大幅なフェイスリフトを行い、異型2灯式ヘッドランプを持つ印象的なものに進化。運転席周りの内装も一新され、安全性も向上されています。
自動車シートメーカーの丸菱工業と印刷機・プリンタメーカーが共同開発した専用インクを使用し、耐久性が高く高品質なプリントを可能にしたフリーデザイン・シートカバー。2020年5月に発売開始予定だそうです。
今回は、「バステクin首都圏」で展示された車両をご紹介しました。ユニークなものから、高級なもの、安全機能が高いものなど様々なバスが展示されていました。すでに運行しているものもあれば、これから登場するものもあり。これからの活躍に期待が高まりますね!
(バスとりっぷ編集部)