全席大型カノピー付きの圧倒的個室感が魅力! WILLER EXPRESSの新3列シート「DOME(ドーム)」を徹底レポート
ざっくり、こんな車両
- ドームは2023年10月から運行開始の新車両
- ゆったりできる3列のシェル型シートが魅力
- 大型カノピーに加え新設備あり!
2023年10月から運行開始! 新3列シート「ドーム」とは?
2023年10月から東京~名古屋間で運行を開始するドームは、学生時代は高速バスを利用していたけれど社会人になり利用しなくなった女性や、バスは周囲の人が気になり安心して休息できないと思っている女性向けの車両です。
車内は、大人向けの高級感があるシャンパンゴールドやワインレッドのカラーが印象的!
4列シートから1列を撤去したような3列(2+1)シートの配置で、通路は後方に向かって左側に。2列席と独立席で料金が変わります。
座席の構造はWILLER EXPRESSのシェル型3列シート「リボーン」と似ていますが、大型のフード(カノピー)があるのが大きな違い。
ドームは、全席カノピー付きの4列シート「プライム」とリボーンのハイブリッドのような車両です。
座席は横3列×縦9列から、非常口前の席を除いて26席。
リクライニングをしても座席が後ろに倒れない「シェル型シート」を採用しています。後ろの人に気を遣うことなく座席を好きな位置まで倒せるのが嬉しいですね。
リクライニング最大傾斜度は約130度。シート幅は座面55cm、シェル内57.8cm、シート間隔は108cmです。リクライニングのボタンは肘掛けにあります。
前の座席が出っ張っているので、少し立ち上がりにくいのですが、このような取っ手も付いています。移動時にも掴めるので便利です。
ドームの車内設備を解説! 初搭載の可動式クッションが嬉しい…!
大型カノピー
ドームの特徴は何といっても大型のカノピー。「すっぴんや寝顔を見られたくない」というニーズから開発されました。女性におすすめの車両です。
またこのカノピー内ではスマホの利用も可能! 基本的に夜行バスでは消灯後のスマホ利用はNGですが、カノピーは光を漏らさない仕様になっているので、周りの目を気にせずネットサーフィンをしたり、動画を視聴できますよ。
腰当てクッション
今回初めて登場したのが可動式の腰当てクッション。このクッション、可動式なだけでなく取り外しも可能!
小さなクッションとはいえ侮ることなかれ。あるのとないのとでは、身体への負担が段違い…!
また、腰の部分だけでなく、背もたれと座面にもクッションがあり、3つのパーツでそれぞれ厚みや柔らかさの違うクッションを採用しています。
ヘッドレスト・レッグレスト・フットレスト
ヘッドレストも腰当てクッションと同様に可動式。ワインレッドのクッションで、高級感が漂います。カーブがあるので、首下を支えるように使うことも可能です。
レッグレストは横にある黒いレバーで上げ下げが可能。靴を脱いで足を入れられるフットレストで足も伸ばせます。
ドリンクホルダー・コンセント・物掛けフック
ドリンクホルダーやコンセントは座席横に。スマホのバッテリーがピンチな状態で乗車しても、移動中に充電できるので安心ですね。
小さな荷物を掛けられるフックは、前席の背面にあります。
その他設備
ドームはブランケットの貸出サービスもあり。手元に置いておきたい小さな物は網ポケットに収納しておきましょう。
ドームの運行路線
ドームは2023年10月6日(金)より、東京~名古屋間の夜行便にて運行開始予定。すでに予約はでき、2023年10月・11月出発便に限り「おためしプラン(※)」で通常価格よりも安く購入が可能です!
※席数限定
※2023年9月現在
(バスとりっぷ編集部)