- 週間ランキング
北海道と北海道リレーション(株)は2017年10月より、道内路線バスを活性化させることを目的とした協働プロジェクト「バスタビ北海道」を開始した。
「路線バスだけを使って北海道を旅しよう」を趣旨に企画された「バスタビ北海道」。
その第2弾として、道南バスを利用した晩秋~初冬の登別・室蘭を巡る1泊2日のバス旅を「北海道ファンマガジン」上で公開している。
以下に「北海道ファンマガジン」で公開されたモデルプランを抜粋して紹介する。
登別温泉街へは、札幌市内からの高速バス、新千歳空港からの高速バスと路線バス、苫小牧からの路線バスで行くことができる。
今回は登別温泉街に午前中に到着し、登別温泉に一泊。翌日、室蘭に移動し、市内観光を楽しんだ後一泊する行程のバスタビとなる。
まずは登別温泉バス停から足湯入り口に向かう。所要時間は約13分。
大湯沼川は、川が温泉になっている珍しい場所。その源は大湯沼だ。湯気の立つ川岸には、座って足を川につけることのできるデッキが整備されており、秋口には紅葉を見ながら天然の足湯を楽しめる。
足湯を楽しんだあとは、再度足湯入り口から登別温泉まで向かい、温泉街をぶらりと楽しむ。
おすすめランチは「登別閻魔やきそば」。
(1)北海道産の平めんを使うこと (2)指定のたれを使うこと(3)登別近海の食材を使うこと
この3つが決められた焼きそばだ。
スイーツもしっかり食べたい人にはミルキーハウスもおすすめ。のぼりべつ酪農館では牛乳を感じる濃厚なソフトクリームが味わえる。
観光名所として有名な地獄谷と間歇泉「鉄泉池(てっせんいけ)」も、登別温泉に来たら巡りたいスポット。自然の力を感じ、温泉地に来た実感できる場所だ。
宿泊したのは「花鐘亭はなや」。
登別温泉では珍しく源泉100%かけ流し硫黄温泉をうたっている。白濁色の温泉は、41~42度程度。お風呂を出てからも身体がポカポカと温まった状態が続く。
2日目は室蘭港行きの道南バスで、登別温泉を出発し室蘭へ向かう。
海を左に見ながら室蘭を目指し、室蘭駅近くまでの所要時間は1時間5分。バス乗車中はバス停の名前に注目するのも楽しい。
室蘭市内のバス移動なら「ONE DAY TICKET(一日乗車券)」がお得で便利だ。道南バスが発行する乗車券で、利用は室蘭市内線に限る。
室蘭名物の室蘭やきとりを食べるために、「やきとりの一平中島本店」へ向かう。室蘭駅周辺を散策したあと、室蘭駅前で乗り換えて、市内循環バスで中島町1丁目バス停を目指す。
やきとりと言えど、豚肉と玉ねぎを使い、洋がらしで味わうのが室蘭風だ。
登別、室蘭を路線バスだけで巡る旅。
有名観光地はもちろん、市街地から少し離れた場所までバスで回ることができるコースだ。
詳細は北海道ファンマガジンをチェック!