バス旅の魅力を“音”で感じるラジオ番組「バス旅スト」。

「バスもり!教授」と「なおこ助手」が、バス旅の楽しさや豆知識、おすすめスポット情報などを伝えます。



9月2日(日)の放送は、前回に引き続き、奈良在住の主人公2人が路線バス1日乗車券を使って、”女子力アップ”をテーマに観光周遊する旅です。



はたしてどんな旅になるのでしょうか?






老舗の墨屋「錦光園」で「にぎり墨体験」



今回の旅では、奈良観光に便利な「奈良公園・西の京 世界遺産 1-Day Pass」を使用。おとな500円で購入でき、奈良公園や西の京エリアの路線バスが1日乗り放題になるパスです。「東大寺」「春日大社」「薬師寺」「興福寺」「平城宮跡」などをはじめとした、文化財や名所をお得に巡ることができます。





このパスを片手に、奈良交通の市内循環バス外回りで、田中町(ならまち南口)から再びJR奈良駅東口へ移動。



訪れたのは、明治時代に創業以来、伝統工芸品の「奈良墨」を手作りし続けている老舗の墨屋「錦光園(きんこうえん)」です。





お店の前に立つと、黒い格子の奥からいい香りが漂ってきました。中では、墨職人が生墨の型入れ作業を実演しながら、墨の歴史や材料について教えてくれます。ここでは、生の墨を手で握って作る「にぎり墨体験」(要予約)に参加。





ぎゅっと握ると指紋がそのまま墨の模様となり、唯一無二の品ができあがります。生の墨を握った瞬間の「香り」や「やわらかさ」そして「温かさ」は、一度体感してみる価値ありです。






「奈良筆」を作っている「あかしや」へ



にぎり墨の体験の後は、JR奈良駅東口から奈良交通の路線バス 48系統・78系統・98系統で三条大路二丁目へ。バス停から徒歩10分、同じく、奈良の伝統工芸品「奈良筆」を作っている「あかしや」を訪問します。





ここでは、筆づくりの仕上げの工程「ノリ固め」を体験。ちなみに、奈良筆の製作は100工程ほど。しかも1人の職人さんがすべての工程を手がけているというから驚きです。

奈良筆についてのビデオを見た後に、国から認められた伝統工芸士の資格をもつ職人さんから直接指導をしてもらい、細い筆、太い筆、それぞれ1本ずつノリ固めを行います。完成品は持ち帰れます。





こちらも事前に予約が必要。 日曜は閉館日なので注意してください。






「薬師寺」で写経体験





最後は、三条大路二丁目から奈良交通路の路線バス78系統に乗り、世界遺産「薬師寺」へ。

ここでは8:30~17:00の間、写経道場で「お写経」を体験。 直筆の文字を書くことが少なくなったという人も、自分と向き合い、心のデトックスをしてみてはいかがでしょうか。お写経体験をした人は、薬師寺の諸堂を拝観できる参拝券がもらえる特典つきです。



詳しい旅の模様は、9月2日(日)の放送をお楽しみに!






「バス旅スト presented by ウェルネット」番組概要



放送時間:毎週日曜日 12:00-12:25

放送局:TOKYO FMをはじめとするJFN系列全国38局ネット

出演者: 日本大学芸術学部放送学科教授・森中慎也、奥沢菜穂子ほか

TOKYO FM バス旅スト




(バスとりっぷ編集部)


情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 9/2放送「バス旅スト」 路線バス1日乗車券で奈良の伝統工芸にふれる旅