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「東京~長岡・新潟線」は、西武バスと新潟交通と越後交通が共同運行しています。この路線は上下線あわせて1日32便が運行されていて、そのうち16便が西武バスの運行です。
西武バスが運行する夜行バスは、上り線の万代シティバスセンターを23:00、23:30に出発する2便があります(たまにもう1便、22:30発の便が増発されることも)。新潟~東京間は1名運行でもよい距離ですが、23:30発は運転士さんが2名乗車する贅沢な便なので、安全性を気にする方にとくに人気があるとのこと。確かに2名運行だと、安心感が違う気がいたします!
東京・大宮~長岡・新潟線の上り線(新潟発)は、新潟駅前から乗ることができるのですが、今回乗車したのは新潟駅から徒歩15分ほど歩いたところにある、始発のバス停「万代シテイバスセンター」です。
ここは昔ながらのバスセンターといったおもむきで、「バスセンターのカレー」で有名なお店「名物万代そば」があるなど、バス好き(そしてカレー好き)には、たまらない場所。夜行バスに乗る場合はお店が開いていませんが、どっしりとした建物の中にきれいな待合室があって、ゆったりバスを待つことができます。
快適な待合室でのんびり待っていると、真っ青なバスがやってきました~!
万代シティバスセンターから乗車したのは5名ほどで、定時出発です。ほどなく、新潟駅前に到着。そこで5名ほどが乗り込み、出発すると、丁寧なアナウンスがありました。
休憩は2回、新潟県の「越後川口SA」と埼玉県の「上里SA」(東京→新潟も同じ)です。各下車場所「川越的場」「練馬区役所」「下落合駅」「池袋」「新宿」(東京→新潟は乗車場所)の到着時間、今回は練馬区役所と下落合駅で下車する人がいないので通過するという説明もありました。
これから「鳥原BS」「巻潟東IC」「三条燕IC」「栄」「長岡北」「越路」「小千谷IC」「小出IC」「六日町IC」「湯沢IC」とバス停を通っていくのですが、車内の消灯は六日町ICを過ぎてからとのこと。
シートベルトの着用、リーフレットの説明、禁煙、携帯はマナーモードにするなどの注意事項もありました。できれば乗車して寝酒の1缶を呑みたくなるわたしは、毎度バスに乗るたびに気になっているのですが、飲食の注意はとくにありませんでした。
いくつかのバス停で、ひとりふたりと乗車。1:00少し前に休憩場所の「越後川口SA」に到着しました。休憩は10分ほどで、マイクでの放送はなく、気づいた人が降りる仕組みです。トイレ付きのバスですが、けっこうな人が降りていました。
そのあと消灯となって、2回目の休憩は「上里SA」で3:20頃、同じく10分ほどでした。
3列独立シートでクッションの座り心地がいいため、ひたすら快適に寝ているうちに、池袋には定刻の5時05分よりわずかに早い5時到着。バスタ新宿には予定の5時30分より同じく少し早い5時25分頃に到着しました。
3列独立シートで快適! 乗車時間が6時間ほどと短いので、正直もっと乗って寝ていたい気持ちになりました……。
今回はSAで降りてみましたが、トイレが付いているため、休憩時間を気にせず眠ることも可能です。また、中越地区と新潟市内の間はきめ細かく乗降地があるため、新潟方面への帰省やビジネスで利用したい方にとっては、とくに使い勝手がよさそう。
料金は乗車日によって異なりますが、3,200~7,900円で、夜行バスの4列シートとの差は1,000円~2,000円ほどでしょうか。快適度がかなり違うため、おすすめの路線でした!
(かとうちあき)