縁結びのパワースポット「出雲大社」へ行ける関西・福岡・愛知発バスツアー! 神在祭とは? 拝礼作法や参拝時の服装なども解説
目次
出雲大社の縁結びとは?
縁結びの神、福の神として有名な大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)様をお祀りする出雲大社は、日本最古の歴史書といわれる「古事記」に記載があるほど歴史のある大社です。
縁結びとは、カップルのご縁を結ぶ以外に人と人との繋がりを結ぶご縁のこともいいます。大国主大神様は幸せのご縁を結ぶ神様です。
ちなみに「神社」と「大社」の違いは、神社は神様をお祀りする一般的な施設のことですが、「大社」とは全国にある同じ祭神をお祀りする神社をまとめる役割がある施設のことです。
出雲大社の拝礼方法は? 参拝時の服装は?
一般的な神社の拝礼作法は「2礼2拍手1礼」ですが、出雲大社では「2礼4拍手1礼」です。4拍手する理由は、出雲大社の大きな祭典「勅祭」で8拍手することにあります。「8」という数字は古来より無限を意味するので、神様に無限の拍手をお送りする意味で8拍手をします。なので、日常ではその半分の4拍手を神様にお送りするとされています。
参拝時の服装は、特に指定はありませんが、神様にお会いするのに失礼がない服装が良いとされています。カジュアル過ぎない服装が良いかと思います。
参拝者が多く訪れるのは「神在祭」の時期
出雲大社には、1年のうち1週間だけ全国の神々が集まる「神在祭(かみありさい)」があります。期間は旧暦10月10日~17日なので、毎年日程は変わりますが、2021年は11月14日~11月21日・30日です。
旧暦10月が「神無月」といわれるのは、八百万の神様が出雲へ集まり、それ以外の地域で神々が留守にするためです。そのため出雲地域では逆に「神在月」といわれます。
神在祭は、八百万の神様をお迎えする神迎神事・神迎祭から行われます。
神在祭では神々の会議が行われ、縁結びや五穀豊穣などについて話し合いをするそうです。会議が終わると、八百万の神様は出雲大社を発つため、全国にお見送りする神等去出祭が行われます。出雲大社では、旧暦26日(2021年は11月30日)にも第二神等去出祭を行い、神々が去られたことを大国主大神に報告します。
この期間にご利益を頂きたい方は多く、神在祭の時期に行けるバスツアーもあります。もちろん神事として行われているため観光イベントではありません。撮影する際などは十分配慮する必要があります。
出雲大社へ行く関西・福岡・愛知発のバスツアー
出雲大社へ行くバスツアーは全国各地で催行されています。中部地方や福岡から出発するツアーは日帰りもありますが、関西よりも東から出発するツアーは宿泊ツアーばかりです。
宿泊の場合、ホテルや旅館に宿泊後、翌日の午前中に参拝するスケジュールになっていることが多いので、混雑が少ない時間帯に参拝できます。
出雲大社へ行くバスツアー
以下は一部の出発地なので、他エリアから出発するバスツアーはリンク先から検索してみてください。
関西発
<女性限定>1名1室同旅行代金!出雲大社「神在祭」と4つのパワースポットめぐり 2日間』【梅田 出発】
39,900円〜44,900円
大阪発の宿泊バスツアーには、神在祭の期間に出発する1泊2日のツアーがあります。出雲大社以外に、八重垣神社・神魂神社・熊野大社・須佐神社の4つのパワースポット神社へも行ける充実プランです。
出雲大社での滞在時間は、たっぷり約3時間も取られているので自分のペースで参拝できます(神事には参加できません)。
山陰ぐるっとハイライト紀行 2日間
29,900円〜54,900円
関西の各地から出発する出雲大社へ行く1泊2日のバスツアーです。2日目の午前中に出雲大社で自由参拝の時間が取られています。
宿泊先は天然温泉のお宿で、夕食にはお寿司や天ぷらなどを含む約60種のバイキングを頂けます。出雲大社以外には、足立美術館や松江城下町にも行けて観光も楽しめます。
愛知発
朝一番にご案内!国宝・出雲大社 足立美術館と名湯 玉造温泉 2日間
34,900円
島根県の玉造温泉に宿泊し、出雲大社に参拝するバスツアーです。愛知から島根までは移動距離が長いですが、新幹線+特急で愛知から出雲大社へ訪れると、往復運賃が30,000円以上かかるので、宿泊費込みのバスツアーはとてもお得です。
出雲大社では約1時間半の自由参拝の時間があります。その他、足立美術館へも立ち寄り、車窓からは宍道湖も眺められます。
※どのバスツアーも2021年11月まで催行予定
出雲大社へ行くバスツアー
以下は一部の出発地なので、他エリアから出発するバスツアーはリンク先から検索してみてください。
何かのご縁を結びたい方は、バスツアーで出雲大社へ参拝しに行ってみましょう!
季節によって立ち寄る観光地やイベントが違うので、ぜひバスツアーをチェックしてみてくださいね。
(バスとりっぷ編集部)