4列シートは狭い…なんてもう古い? 高速バス「アミー号」で”ダブルシート”を体験【東京→大阪】
ざっくり、こんな旅
- ダブルシートは想像以上に便利で快適
- 消灯後はリラックスタイム
- 大阪から有馬温泉行きバスに乗り換え
今回は、東京から大阪を経由し、有馬温泉を目指す旅。4列ゆったりシート「アミー号」のダブルシートを利用します。ダブルシートとは、ひとりで2席利用できる便利なサービス。
そんなダブルシートの利便性や使い心地を紹介します!
かなり便利! 「ダブルシート」プランって?
アミー号に特別に設定された「ダブルシート」。これはその名のとおり「シート」を「ダブル」で利用するもので、並んでいる2席をひとりで利用しちゃえるというぜいたくなプランです。
2席を利用するのに価格がお安いのは、4列シートだからこそのお値打ち企画!
普段、もう少しゆったり座りたいなとお考えの、ボリューミーな私のような大柄な方。また、荷物を手元に置いておきたい、カバンがそばにないと不安な方。ふたつの席をリザーブすることで、その願いは叶います!
足元に置くには手荷物はちょっと大きいし、がさがさかばんの中を探るのも気が引けますよね。でも、ダブルシートなら中のものを出して探し物も気兼ねなくできます。今回それがすごく便利でした!
あと、隣に人が居ないことで、4列だけどひじ掛けが両方使える、これは結構よかったです。
横幅のある私は、隣に人が居ると申し訳ない気持ちになって小さくなってなきゃ、と肩がこるんですが、気楽でした〜! ひじ掛け両方使えると、ちょうどいい広さ! と思えました。
ひじ掛けは、上げてしまうこともできるので、もっとゆったり幅を使いたい方にももちろん対応できます。
車内には、アミー号の名前入りのひざ掛けが座席の上に用意されています。
※2022年11月現在、ブランケットの貸出は中止しています
あとはバス乗降口にアルコール消毒液が用意されています。コンセントはありませんが、各バスに充電器が用意されているので、必要な人は乗務員さんまで。
またトイレもありませんが、その分座席間のスペースが広く、本当に「ゆったり4列」です!
通路が広いのも、4列シートの恩恵と言えましょう。
座席のリクライニングは、ひじ掛けの下にスリムなレバーがありますので、それを引いて調整します。
倒れる角度はさほど大きくありませんが、十分くつろげる程度には倒れてくれますよ!
リラックス! 漆黒の消灯タイム
バスが到着し、乗り込んだら出発!
まもなくして消灯し、車内はしっかり暗くなって、それがくつろぎに輪をかけてくれました。時々は、カーテンの隙間から高速道路の明かりが漏れてきたりもしましたが、アイマスクを使うほどでもなく。
そして、23時48分に最初の停車地、港北にて休憩。
乗客にこの時間までに戻ってくださいねとお知らせする時計がかわいらしくて!
大人で渋い運転手さんが、この猫ちゃん時計を停車のたびに調整してるかと思うと、ちょっと萌えますね!
そして2時4分に、遠州森町で2回目の休憩。
さらに4時36分に、甲賀で3回目の休憩。
まめな停車でも、ぐっすり眠り込んでる人多し。それだけ快適ということかな?
そして、6時50分頃大阪に到着!
シートのリクライニングがどのくらいになるのか、みなさんが下車したあとの座席で試させてもらいました。全部倒し切ってこのくらい。
消灯後の真っ暗になった状態で、背もたれを倒しましたが、実感としてはもっと倒れていた印象です。実際はこのくらいだったんですね。
画像で見てわかる通り、人の出入りに影響はほとんど無いように思います。
「ゆったり4列」に偽り無しのアミー号でした!
下車後、次は大阪から有馬温泉へ向かうバスに乗り換えます。
アミー号のバス便情報
※ダブルシートプランは予約サイトにて選択できます
有馬温泉に行くバスは・・・
これは私のポカミスですが…、実は有馬温泉に行くバスは、JRと阪急の2つの路線がありました!
※2022年11月現在はJRバスの便は全便運休中
私が乗るのはJRとわかっていたのですが、JRバスのそばにいた警備の方に「有馬温泉に行くバスの乗り場はどの辺ですか?」と聞いたら「えっ、有馬温泉? 遠いよ?」と説明してもらって行ったところ、そこは阪急のバス乗り場でした!
時間に余裕をもって行って良かった! というかバス乗り場を見つけて確認してから朝ごはんだ! と決めていた私、正しかったね。いや、間違えたからぐるぐる歩き回ったんですけどね!
賢明な皆さんは私のようなミスはしないと思いますが、有馬に行くバスはJRだけじゃないですよ〜とお伝えして終わります!
有馬温泉への乗車記はこちら
大阪⇒神戸「有馬温泉」まで直行! 高速バス「有馬エクスプレス」で日本三古湯へ
※取材協力/アミイファクト
(海野やよい)