高速バスでペットとの乗車が可能なバス会社・路線





以下は、ぺットと一緒に乗車できる高速バスの一例です。



対象路線
JR北海道バス 札幌~広尾「高速ひろおサンタ号」
JRバス東北 昼行便
小湊鉄道 全路線
JRバス関東 昼行便
東武バス 全路線
WILLER 成田シャトル
京浜急行バス 中距離
小田急バス 昼行便
しずてつジャストライン 昼行便
JR東海バス 昼行便
富士急シティバス 全路線
西日本JRバス 昼行便
大阪バス ●東大阪~関西空港
●近鉄八尾~大阪空港
●大阪~京都
●名古屋~中部国際空港
中国JRバス 昼行便
山陽バス 昼行便
四国高速バス 昼行便
いよてつ高速バス 昼行便
JR四国バス 昼行便
西鉄バス 九州各地を発着する全路線
大分バス 昼行便
宮崎交通 九州島内(一部山口を含む)の昼行便
JR九州バス 昼行便


ほとんどの会社で、長距離を運行する夜行バスではペットと一緒に乗車できません。運行時間が短い昼行便でのみ対応しています。



なぜ夜行バスでは一緒に乗れないかというと、万が一、ペットの鳴き声や匂いで周りの乗客に迷惑をかけた際に停留所の区間が長いと途中下車ができないためです。またペットの負担にもなるので、昼行便でのみ一緒に乗車できるようになっています。



また他社と共同運行している路線では、乗車日の運行会社によっては対応していない可能性があるので問い合わせて確認してください。






高速バスにペットと乗車する際の注意点





大型動物はNG



高速バスに一緒に乗車できるペットは、小型犬や猫、小鳥など小さな動物のみです。ケースに入らないような大きな動物、また猛獣類も乗車できません。



ペットは床下トランク内に乗せる? 車内に乗せる?



ペットを床下のトランクに乗せるか、車内に乗せるかは会社によって対応が違います。どちらにしてもペット用のケースに入れるのは必須です。



今回調べた会社の中では、床下のトランクに乗せるのは西鉄バス・大分バス・宮崎交通の3社。それ以外の会社では、車内にケースを持ち込んで膝上に乗せます。他の座席には乗せられないので注意してください。



ペット用ケースの制限



ペット用ケースのサイズは、膝上に乗るくらいの大きさであればOKです。3辺(縦・横・高さ)の合計が90cm以内のもの、としている会社もあります。また、しずてつジャストラインでは、大きさによっては別途料金が発生します。



以下のケースのサイズは合計86cmなので、このくらいの大きさが目安になります。ケースは蓋があり、動物の顔や体が出ないものに入れるようにしてください。



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他の乗客への配慮を



ペットと一緒に乗車する際、他の乗客に迷惑をかける恐れがあると乗務員が判断した場合は、途中下車しなければいけません。大きな声で鳴いたり、他の乗客の荷物を破損したり、収納ケースから出てしまったりなどのトラブルが起きないように注意してください。



乗り物に慣れていないペットは、落ちついて乗車できるようになってから利用するのが良いですね。






身体障がい者補助犬の場合は予約時に確認を





「身体障害者補助犬法」に基づき認定された補助犬は、使用者本人が同伴する場合、一緒に乗車できます。動物の持ち込みをNGとしている会社でも、身体障がい者補助犬の場合はほとんどが同伴可能です。ケースに入れる必要もありません。



夜行便でも一緒に乗車できるかは、会社によって異なりますので、事前にその旨を運行会社へ問い合わせをしておくと安心です。




まとめ



高速バスにペットを乗せられる路線は、運行時間が短い昼行便のみです。途中下車する可能性があることも考えて、予約するようにしましょう。



ペットの性格や体調も十分に考えてから利用してくださいね。





(バスとりっぷ編集部)


情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 夜行バスに動物は乗せられる? トランクに入れる? 車内に一緒に乗る? 乗車する際の注意点などを解説