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▼目次
天橋立は、京都府の北部に位置する宮津市にあります。
1)天橋立 2)天橋立駅
日本三景の1つである天橋立は、天に繋がる太古の聖地と言われ、全長3.6kmの砂浜には約8,000本もの松の木が茂っています。天橋立は、京都駅から行くと約2~3時間かかるので、京都観光に訪れる関西圏外の方にとってはなかなか立ち寄る機会が少ない場所ではないでしょうか?
そこで、京都駅からのアクセス方法を高速バスと列車で紹介します!
高速バスで行く場合、丹後海陸交通が運行する京都駅から天橋立までの直行便があります。運賃は天橋立駅まで2,800円です。1日に3往復しており、京都駅発の便は8:55発、12:40発、18:00発の3便。朝昼晩と1便ずつなので、スケジュールに組みやすいですね。所要時間は約2時間です。
全席指定席なので、事前に乗車券の購入が必要です。
乗り場は京都駅前烏丸口のC2乗り場。バスターミナルは京都駅中央口を出てすぐ目の前にあるので、とてもわかりやすいです。乗り場があるCゾーンは駅から一番奥の方にあります。
天橋立駅から乗車する際は、天橋立ホテルのすぐ隣にあるバス停から乗車しましょう。
高速バスはトイレ付ですが、サービスエリアでの休憩も10~15分程度ももうけられています。車内ではWi-Fiが利用でき、充電用のUSB電源もありました!
(※繁忙期などは車両が異なる可能性があります)
電車で行く場合は、特急列車と普通列車で行く方法があります。
運賃 | 所要時間 | 乗り換え | |
---|---|---|---|
特急列車(はしだて号) | 4,400円 | 約2時間10分 | 0回 |
普通列車 | 2,260円~ | 約3時間15分 | 3回 |
特急列車なら、京都駅から天橋立駅まで「はしだて号」1本で行くことができます。運賃は4,400円で、所要時間は約2時間10分です。
1日の運行本数は5本で、9:25、10:25、12:25、15:25、20:37に発車します。最終の20:37発のみ、宮津駅までしか行かないので、宮津駅から天橋立駅まで普通列車への乗り換えが必要です。
そのほか、西舞鶴駅まで「まいづる号」で移動し、西舞鶴駅からは普通列車に乗り換える方法もあります。所要時間は約2時間50分かかりますが、運賃は3,590円。
列車の旅を楽しみたい! という方には、WILLER TRAINSの京都丹後鉄道が運行する観光列車「丹後くろまつ号」や「丹後あかまつ号」で行く方法も。こちらは事前予約が必要です。
丹後くろまつ号では、車内で絶景を眺めながら食事を楽しめます。(運行日は金・土・日・祝日のみ)
車内は和モダンな雰囲気でのんびり過ごせる空間です。料金や乗車地はコースによって異なりますが、2019年4月のスイーツコースは約4,800円、福知山駅から発車します。
丹後あかまつ号は、西舞鶴駅と天橋立駅を結びます。(運行日は月・木・金・土・日・祝日のみ)
木目調の優しい色合いのインテリアが素敵な観光列車です。ソファ席やカウンター席などタイプの違う座席が用意されていて、車窓からのんびり景色を楽しめます。
料金は、通常運賃にプラス乗車整理券540円が必要です。
普通列車の場合は乗り換えが3回と多く、所要時間も約3時間15分とかかりますが、運賃は一番安い2,260円です。乗り換えがあっても、時間がかかっても問題なし! という方におすすめのアクセス方法です。
▼主なルート
京都駅から天橋立へ行く方法を比較すると、運賃・所要時間・乗換回数にばらつきが出ました。
運賃 | 所要時間 | 乗換回数 | |
---|---|---|---|
特急列車(はしだて号) | 4,400円 | 約2時間10分 | 0回 |
普通列車 | 2,260円 | 約3時間15分 | 3回 |
高速バス | 2,800円 | 約2時間 | 0回 |
行きは車窓を楽しみながら電車で移動して、帰りは早く安く移動できる高速バスで、というように往復別の交通手段を使うのも良さそうですね。旅行のスケジュールに合わせて、選んでみてはいかがでしょう?
天橋立は日帰りでも楽しめる場所ですが、せっかくなら温泉に入って、日本海のおいしい海の幸を食べて、のんびーり過ごしたいですよね。天橋立周辺には、たくさんの宿泊施設があります。
天橋立駅すぐ近くの場所にある「天橋立ホテル」は、隣にバス停もあるのでアクセス抜群。口コミで人気が高い「文殊荘」は、お部屋のインテリアにこだわっている上品なお宿。外国人からも評価が高く人気です。
ぜひ以下のサイトもチェックしてみてください。
電車も高速バスもそれぞれメリットとデメリットがあるので、好みの交通手段を選択してくださいね。日本三景の美しい景色を眺めて、楽しい旅行にしましょう!
ちなみに東京からなら、天橋立駅までの直行便も運行していますよ。
関東から行く方は、こういった高速バスも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
(バスとりっぷ編集部)