ざっくり、こんな移動



  • 関東自動車の2階建てバスは、大きくて目立つ!

  • 3列独立シートだから隣が気にならない

  • 休憩は1回のみ







1階の座席をご紹介



はじめに、車内の設備や座席の様子をご紹介していきたいと思います。前述したとおり車内の座席は3列独立シート。座席数は計36席あります。




バス車内1階の運転席側から見た様子。座席数は6席です


1階、乗車口から見た様子





21A席の様子


リクライニングを倒した状態




ドリンクホルダーは窓側にあります


壁側のポケットにはスリッパ、そして電源コンセントがあります




21A席を倒したときの22A席との幅


座席上にはエアコンがあります






2階の座席をご紹介



次に2階の座席をご紹介します。2階は全部で30席。階段はバスの真ん中部分に位置しています。



ただし、2階の無い3列独立シートのスタンダード車両になる場合もあります。



関東自動車の3列独立シート(スタンダード車両)

近鉄バスの3列独立シート車両





階段の様子


階段のところから前方の様子





バス前方から見た様子


バス最前列にはインターホンも設置されています





1階と同様、座席には枕とブランケットがあります。枕は少し固め


カーテンはマジックテープ式でしっかり留められます




階段真横の座席8Cの様子


リクライニングを倒した状態




1階の座席と同様、フットレストとレッグレストも完備






トイレなど、その他の車内の設備



その他、気になるトイレなどの車内設備をご紹介します。トイレは1階の階段横にあります。





トイレの様子


清潔感あり





アルコール剤なども完備しています


トイレの室内灯がつかない場合はトイレ横のスイッチを確認しましょう




また、トイレ横にはおしぼりがあるので利用したいときはここからゲットできます






栃木・宇都宮から京都・大阪への「とちの木号」乗車記



今回は、栃木・宇都宮に位置する柳田車庫からの乗車でした。宇都宮駅からはローカルバスで30分ほど離れた場所にあります。



車庫なので、高速バス以外にもさまざまなバスが停留していました。ちなみに車庫の隣にはガソリンスタンドがあって、その中にはドトールコーヒーショップがあったので、バス発車時刻までカフェでゆっくり休憩もできます。




ドトールを過ぎたあたりにローソンもあるので、そこでバス内で必要なものを調達できますよ


柳田車庫の様子




大きい看板が目印



ちなみに車庫の中をまっすぐ進んでいくと、高速バスユーザー専用の待合室があります。夜だと外灯に虫がかなり寄ってきていたので、外で待つことはできず待合室を利用しました。





バス停&待合室の様子。自販機もここにあります


待合室の中



待合室の中で扉を閉めて待っていても、ちゃんとバス到着の案内が聞こえてきましたので、安心して待合室の中で待機できます。



20:50、柳田車庫にとちの木号が到着。乗車して出発までは約5分ほどでした。



バス出発後、JR宇都宮駅西口(21:20)、鹿沼インター入口(21:45)、栃木駅(22:13)、久喜駅西口(23:02)を経由して、23:35に菖蒲パーキングエリアに到着しました。ここでは約10分間の休憩です。売店は閉まっていてコンビニが見当たらなかったので、このパーキングエリアで購入できるのは自販機に売っている飲み物だけ。トイレはとても大きくキレイでした。





菖蒲パーキングエリア


自販機の飲み物はかなり豊富





降車時に休憩カードがもらえるので、迷子になることがなくて安心です


乗車時におしぼりもゲット



約10分の休憩が終了し、バスが出発してまもなく車内の電気が消灯しました。その後はとくに休憩もないので、ぐっすりと休めました。実は今回、3列独立シートの真ん中の列に乗るのが初めてでちょっと不安だったのですが、意外とぐっすり。通路に挟まれ、左右どちら側もカーテンが閉まっているのでまったく隣が気になりませんでした。



朝方、京都駅八条口、名神大山崎、名神茨木を経由して、大阪駅前(東梅田駅)に7:00過ぎごろに到着しました。




バス停の様子



朝方雨が降っていたのですが、バス下車後、すぐ目の前に地下道に入る階段があったので、ちょっとしか濡れずにJR大阪駅まで移動できました。通勤ラッシュとかぶったため、地下の道はかなり混雑していましたが、雨に濡れずにしかも目印があってわかりやすかったです。JRや御堂筋線などをご利用の方は地下からアクセスが超簡単です。






まとめ



今回、とちの木号に乗車してみて感じたことは、ゆっくりと休めたことです。また到着地の天気や、バスが大きく揺れるときなど、丁寧な車内アナウンスが数回あったため、安心感もありました。



栃木から大阪はかなり長い道のりですが、トイレも付いていたので休憩が1回だけでも問題なかったです。とちの木号は、最終ユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで行ってくれるので、栃木方面からぐっすり休みながら向かって「到着したら速攻遊びたい!」という人にもピッタリかも。ぜひゆったり旅を楽しんでみてください。



とちの木号







(トキエス)


情報提供元: バスとりっぷ
記事名:「 2階建て高速バス「とちの木号」で栃木・宇都宮~大阪間を移動! トイレ完備&カーテン付き3列独立シートで快適