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ざっくり、こんな移動
はじめに、車内の設備や座席の様子をご紹介していきたいと思います。前述したとおり車内の座席は3列独立シート。座席数は計36席あります。
次に2階の座席をご紹介します。2階は全部で30席。階段はバスの真ん中部分に位置しています。
ただし、2階の無い3列独立シートのスタンダード車両になる場合もあります。
関東自動車の3列独立シート(スタンダード車両)
近鉄バスの3列独立シート車両
その他、気になるトイレなどの車内設備をご紹介します。トイレは1階の階段横にあります。
今回は、栃木・宇都宮に位置する柳田車庫からの乗車でした。宇都宮駅からはローカルバスで30分ほど離れた場所にあります。
車庫なので、高速バス以外にもさまざまなバスが停留していました。ちなみに車庫の隣にはガソリンスタンドがあって、その中にはドトールコーヒーショップがあったので、バス発車時刻までカフェでゆっくり休憩もできます。
ちなみに車庫の中をまっすぐ進んでいくと、高速バスユーザー専用の待合室があります。夜だと外灯に虫がかなり寄ってきていたので、外で待つことはできず待合室を利用しました。
待合室の中で扉を閉めて待っていても、ちゃんとバス到着の案内が聞こえてきましたので、安心して待合室の中で待機できます。
20:50、柳田車庫にとちの木号が到着。乗車して出発までは約5分ほどでした。
バス出発後、JR宇都宮駅西口(21:20)、鹿沼インター入口(21:45)、栃木駅(22:13)、久喜駅西口(23:02)を経由して、23:35に菖蒲パーキングエリアに到着しました。ここでは約10分間の休憩です。売店は閉まっていてコンビニが見当たらなかったので、このパーキングエリアで購入できるのは自販機に売っている飲み物だけ。トイレはとても大きくキレイでした。
約10分の休憩が終了し、バスが出発してまもなく車内の電気が消灯しました。その後はとくに休憩もないので、ぐっすりと休めました。実は今回、3列独立シートの真ん中の列に乗るのが初めてでちょっと不安だったのですが、意外とぐっすり。通路に挟まれ、左右どちら側もカーテンが閉まっているのでまったく隣が気になりませんでした。
朝方、京都駅八条口、名神大山崎、名神茨木を経由して、大阪駅前(東梅田駅)に7:00過ぎごろに到着しました。
朝方雨が降っていたのですが、バス下車後、すぐ目の前に地下道に入る階段があったので、ちょっとしか濡れずにJR大阪駅まで移動できました。通勤ラッシュとかぶったため、地下の道はかなり混雑していましたが、雨に濡れずにしかも目印があってわかりやすかったです。JRや御堂筋線などをご利用の方は地下からアクセスが超簡単です。
今回、とちの木号に乗車してみて感じたことは、ゆっくりと休めたことです。また到着地の天気や、バスが大きく揺れるときなど、丁寧な車内アナウンスが数回あったため、安心感もありました。
栃木から大阪はかなり長い道のりですが、トイレも付いていたので休憩が1回だけでも問題なかったです。とちの木号は、最終ユニバーサル・スタジオ・ジャパンまで行ってくれるので、栃木方面からぐっすり休みながら向かって「到着したら速攻遊びたい!」という人にもピッタリかも。ぜひゆったり旅を楽しんでみてください。
(トキエス)