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JR四国バスが運行する「ドリーム高松号」は、四国の香川から東京都内まで移動するのに、便利なバス。車内は半個室空間なので、リーズナブルで快適な夜行バスをお探しの方におすすめです。乗り心地、車内でのサービスなど乗車にあたって気になるポイントを、本記事では徹底レポートします!
「ドリーム高松号」の出発は、JR高松駅バスターミナル。ターミナルには、トイレや自販機が設置されている待合室があり、バスが到着するまでのんびりと待つことができました。また駅にはお土産屋さんや「セブンイレブン」があるので、バス出発前に手軽に買い物ができるので安心です。
21:25、予定通りにバスが到着。今回乗車したのは1階建てのバスですが、2階建てのバスも運行しているようです。
乗車の際、「モバイル乗車証明書」を渡されます。こちらは降車の際に乗務員に返す必要があるので、大切に保管しておきましょう。
車内に入ると、トイレの前にクーラーボックスが設置されていました。
そこから冷たいおしぼりと、お茶を一つずつゲットして自分の席へと移動。蒸し暑い日だったので、ひんやりとしたおしぼりとお茶のサービスは嬉しかったです。
席は3列独立シート。座席前のポケットには、バスの停車時刻、Wi-Fiのパスワードなどが明記された「ドリーム号ご利用案内」とスリッパがありました。
ポケット横には、座席の取扱説明が書かれているので、どのレバーで座席のどこを動かせるのか迷うことなく使用できます。
フットレストの横にはドリンクホルダーが。前の人がリクライニングを倒していても、取りやすい場所に設置されていたので助かりました。
壁際にはAC100V用のコンセントが設置されています。携帯電話の充電はこれでバッチリ! また、窓側には洋服掛けがあったので、これからの秋冬の季節、ジャケットを掛けられるのでとても便利です。
座席の横にはカーテンがあり、半個室のようなイメージで、プライベートな空間を保つことができます。
車内にはトイレが設置されています。ただし、長距離バスで利用者も多いため、着替えや歯磨きなど時間がかかるようなことはサービスエリアで済ませてしまうほうが良いでしょう。
トイレ内の清潔感はバッチリ! シート用の除菌クリーナーも設置されているため、安心して利用できます。
トイレを出たところには乗務員連絡用インターホンと、鏡があります。鏡は身だしなみを整えるのにちょうどいい大きさです。
最初の休憩は淡路島南パーキングエリア。23:30頃に到着しました。
残念ながらお土産を購入できる売店は閉店していましたが、自販機などはあるので、飲み物はゲットできます。
休憩時間は約10分間。女性は化粧落としなどをする場合、少し急いだほうが良いかなと思います。バスに戻っても点呼があるため、出発まではカーテンを開けておくといいでしょう。その後、車内が点灯。ここからぐっすりと休むことができます。
2回目の休憩は、明朝5:40ごろ、足柄パーキングエリアでした。ここには24時間営業のコンビニや、フードコートがあるので、早朝でも賑わっていました。しかし休憩は10分程度だったので、フードコートで注文して食べるという時間はなさそうです。小腹が空いた人はコンビニでゲットしてバス周辺で食べるといいでしょう。
午前8:00過ぎ、東京・池尻大橋駅に到着しました。
今回は、道路上の工事や、渋滞が続いたことで予定時間よりも1時間半ほど遅れての到着でしたが、乗務員さんの対応はとても親切でした。11時間ほどの乗車でしたが、特に疲れることもなくゆっくりと過ごすことができたと思います。
3列シートで比較的リーズナブルな夜行バスをお探しの方はぜひ、試してみてくださいね。
(トキエス)