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宿泊予定の街でホテルを見つけるとき、どのサイトを使っていますか?
各ホテルの公式サイトや、航空会社のサイトで飛行機などとセットで予約する方法もありますが、まずはたくさんあるホテルの中からそれぞれのホテルの特徴を見極めて選びたいものですよね。
今回は日本最大級の高速バスターミナル「バスタ新宿」がある東京・新宿エリアのホテル掲載数や、料金帯、特典、どんな人におすすめのサイトなのかなどを比較しました。
宿泊費を抑えるためにも、それぞれのホテル比較予約サイトの特徴をまずは押さえておきましょう。
格安ホテルを扱っている8つのサイトについて、それぞれの特徴や「こんな人におすすめ!」といったポイントをご紹介していきます。
比較は以下のポイントを中心に行いました。
・掲載数…東京・新宿エリアのホテルで検索したときの件数の多さ
・価格帯(安さ)…東京・新宿エリアで1名1室利用時の価格帯を調査
・特典…会員ランクによる特典や割引クーポンの扱いがあるかなど
もちろん他にもホテル比較予約サイトはありますが、これまでのリサーチ結果から、特に皆さんの注目度の高かった厳選8サイトのみを紹介します。
▼ご紹介する予約サイト一覧
ホテル掲載数 | 特典など | |
---|---|---|
agoda | ★★★★★ | ・会員限定料金あり ・他サービスとのポイント連携あり |
Trip.com | ★★★★★ | ・会員限定料金あり ・他サービスとのポイント連携あり |
楽天トラベル | ★★★☆☆ | ・会員限定プランあり ・楽天ポイントが貯まる |
エクスペディア | ★★★☆☆ | ・会員限定料金あり ・独自ポイントプログラムあり |
じゃらん | ★★☆☆☆ | ・Pontaポイントが貯まる(他サービスとの連携あり) |
ホテルズドットコム | ★★☆☆☆ | ・10泊すると1泊無料 |
るるぶトラベル | ★☆☆☆☆ | ・独自ポイントプログラムあり |
Yahoo! トラベル | ★☆☆☆☆ | ・Tポイントが貯まる |
紹介順はホテル掲載数の多い順です。相対評価で★を1つ~5つまで振り分けていますが、「るるぶトラベル」「Yahoo!トラベル」のいずれでも東京・新宿エリアのホテルで検索したときに60軒は表示されますので、いずれのホテル比較予約サイトでも十分にホテル比較は可能かと思います。
価格帯はYahoo!トラベル(2,000円台~)を除いては、いずれのサイトも1,000円台~の宿泊施設が表示されました。
アジアを中心としたオンラインホテル予約を扱う、ウェブサイトおよびアプリ。
本社はシンガポールにあり、日本にも東京や大阪など5か所に拠点があります。
日本語対応のカスタマーサポート(コールセンター)も設けられており、24時間オペレーター対応も行われています。
LCCを含む国内・海外の航空券予約や、送迎手配も可能です(ただし送迎はどんなに近距離でも1万円以上する…)。
メンバー限定料金が用意されているほか、agodaでの宿泊施設予約などにより、日本航空(JAL)でマイルを貯めることや、WAON POINTを獲得することも可能です。
掲載ホテル数は、最多レベル。
ドミトリールーム(相部屋)や、カプセルホテル、ビジネスホテル・ゲストハウスも多数掲載されており、とにかく安く泊まりたいときに、多くの宿泊施設の中から選ぶことができます。
「新宿」の検索結果には「ここも新宿?」と感じる場所も含まれていますが、、地図を見て絞り込むことが可能です。
親会社は「ブッキングドットコム」を運営しており、「ブッキングドットコム」に寄せられた口コミも見られるため、多くのホテルは3桁以上の口コミが投稿されており、参考にしやすいかと思います。
中国のオンライン旅行会社最大手。日本を含む世界各地で展開されており、ホテル・航空券のほか、中国・イギリス・韓国・ドイツの鉄道予約も可能。
国内航空券の検索対象にはLCCも含まれますが、2018年8月現在、まず「JAL」「ANA」が表示されてそのあとにLCCの検索結果が表示されるところに違和感を感じます…。
日本には東京、大阪など国内6カ所にオフィスを持ち、2015年には日本旅行業協会(JATA)正会員にも加入しています。
24時間対応・年中無休・日本語対応のカスタマーサポート(コールセンター)、サポートメールアドレスも用意されている。
他サービスとのポイント連携がありますが、日本でメジャーなポイントプログラム
Trip.comにもドミトリールーム(相部屋)や、カプセルホテル、ビジネスホテル・ゲストハウスが多数掲載されています。
こちらもやはり「新宿」の検索結果には「ここも新宿?」と感じる場所も含まれていますが、やはりこちらも地図を見てホテルを絞り込むことは可能です。
口コミは「トリップアドバイザー」に投稿されたものの内、最大5件しか閲覧できず、「agoda」に比べるとかなり少なく感じます。
「楽天市場」など楽天のサービスを日常的に使っている人、楽天ポイントをためている人におすすめのホテル予約サイト。
楽天トラベルで予約宿泊すると楽天ポイントがたまるほか、楽天会員のランクに応じて限定プランなどの予約も可能になります。
取り扱い宿泊施設数も国内運営の予約サイトではトップレベルの掲載数。ビジネスホテルやゲストハウスの掲載も多いため、宿泊費用を抑えたい場合にも向いています。
国内での宿泊はもちろん、海外ホテルのほか、高速バス、レンタカー、航空券の予約も可能です。
世界中の宿泊施設を幅広く掲載しているホテル予約サイト。サイト内では航空券の予約もでき、国内外の旅行をサポートしてくれます。
サイトに登録して「Expedia+(エクスペディア会員)」になると、会員限定のお得なサービスが受けられるほか、予約時に「エクスペディア会員ポイント」が貯まります。このポイントは、ホテルの宿泊料などが割引になるクーポンと交換が可能。クーポンを使うことで、お得に旅行ができます。
なお、Expedia+にはブルー会員・シルバー会員・ゴールド会員という3つのステージがあり、ゴールドに近づくにつれ、付与されるボーナスポイントが上昇します。
世界中の計3万都市のホテルが予約できる海外旅行がお好きな方におすすめのサイトです。
リクルートが運営する宿泊予約サイト。
Pontaポイント(リクルートポイント)がたまるため、普段から「HOT PEPPER」などリクルートのサービスを利用している人や、LAWSONを使っていてPontaポイントを貯めている人におすすめです。
楽天トラベル同様、掲載件数は国内運営サイトの中ではトップクラス。特に観光ツアーとセットになったプランや温泉宿の掲載が多い傾向があります。
「女性限定」「学生限定」「直前割」など、お得な割引プランの扱いが多いのも特徴。当てはまるプランがあれば、通常よりもずっと安く予約することができます。
アメリカのオンライン旅行会社で、エクスペディア・グループ。
ホテル予約のほか、国内海外航空券(+ホテル)、現地ツアー予約も可能。
しかし国内航空路線では、例えば「東京→札幌」で検索したときに、羽田発のフライトは1件も表示されず、検索結果が表示されるまでの時間も長い。国内航空路線検索には全く向かないと言わざるを得ません。
24時間対応・年中無休・日本語対応の電話対応のほか、LINEチャットでの問合せも受け付けています。
会員限定価格はありますが、他サービスとのポイント連携は、ありません。その代わり、「10泊すると1泊無料」のサービスはあります。
ドミトリールーム(相部屋)や、カプセルホテル、ビジネスホテル・ゲストハウスも掲載されており、表示されるホテル軒数は若干劣ります。
「トリップアドバイザー」の口コミも見られますが英語表示。ホテルズドットコム独自の口コミも表示されますが、口コミ数はホテルによって1桁~3桁とまちまちです。
るるぶトラベルは、JTB系列の国内旅行予約サイト。
JTBの会員サービスである「JTBトラベルメンバー」になると、宿泊・ツアー予約代金の1%がポイント還元され、次の予約から1ポイント=1円として使えます。
ホテル掲載数は今回紹介するホテル比較予約サイトの中では最も少なく、安宿はあまり充実しているとは言えません。
ホテル予約のほか、国内外ツアー・航空券(+ホテル)、日帰りバスツアー、レンタカーも予約可能です。
実は「ホテル予約サイトごとの料金比較サイト」であり、以下のようにプランごとに予約サイトが異なります。
・「ヤフープラン」→一休.com
・「公式サイトプラン」→公式サイト
・「JTBプラン」「るるぶトラベルプラン」→たびゲーター(JTB、ヤフー、ソフトバンクグループのグループ会社)
・「ベストリザーブプラン」→ベストリザーブ
しかしご覧のとおり、大手ホテル予約サイトのプランが比較できるわけでは、ありません。
使いみちの多い「Tポイント」と連携しているため、貯める・使う場としては使い勝手が良いと思います。
ひと口にホテル予約サイトといっても、それぞれに特色があります。結局のところ、どのサイトを選ぶかはあなた次第です。下記に、今回ご紹介したサイトの中から厳選して重視するポイントごとにさらに分類してみました。ホテル予約サイト選びの参考にしてくださいね。
(バスとりっぷ編集部)